『家電芸人』は、人気のトーク番組『アメトーーク!』の面白企画の1つです。
シャープスティック掃除機は、2018年3月放送のアメトーーク!『家電芸人』で徳井義実さんからRACTIVE Air(ラクティブ エア) EC-AR2SXが紹介されました。
本記事では、最新後継機の2022年モデル『EC-AR8』は、2021年モデルの『EC-AR7』からどう変わったのか?
2023年に買える後継モデルの進化を比較して纏めてみました。
•『ラクティブ エア EC-AR8』 の商品特徴。
•『ラクティブ エア EC-AR8』と『EC-AR7』の違い
家電芸人で紹介の2018年『EC-AR2SX』と2022年モデル『EC-AR8』の概要
RACTIVE Air EC-AR2SX 2018年モデル

徳井義実さんが紹介した掃除機は、『RACTIVE Air EC-AR2SX 』というモデルでした。
2018年8月発売の約1.5kgという軽さで、発売当時の業界最軽量モデルでした。
軽量化追求のために、パイプにドライカーボンを使う程の徹底ぶりです。
付属品のアタッチメントの数も5種類と多く、現在も継承されている装備の、立ったままで吸い込み口を着脱出来てブラシノズルに変換のできる「スグトルブラシ」も装備していました。
2022年モデル EC-AR8

この2022年モデル『EC-AR8』は、2022年 9月 8日発売の後継最新モデルで、重量は1.2kgと徳井さん紹介モデルから0.3kg軽量化されたシャープの最軽量上位モデルです。
2023年2月時点では、2021年発売の『EC-AR7』の在庫はほぼ終了しており、一部店舗で購入可能です。
最新後継機2022年『EC-AR8』と、2021年『EC-AR7』のスペックの違い
それでは現在購入可能な、後継最新モデルのスペックを比較してみます。
モデル型番 | EC-AR8 | EC-AR7 | |
発売 | 2022年 9月 8日 | 2021年 8月26日 | |
市場価格 2023年5月中時点 | 約37,000円~48,000円 | 販売終了 | |
カラー | ホワイト系 ブラック系 | ピンク系 ゴールド系 | |
集じん方式 | 遠心分離サイクロン | 遠心分離サイクロン | |
モーター | 軽量モーター | 軽量モーター | |
吸込口 | パワーヘッド (自走パワーアシスト) | パワーヘッド (自走パワーアシスト) | |
コンパクトスリムヘッド | コンパクトスリムヘッド | ||
ペタッとヘッド | ペタッとヘッド | ||
から拭きパワーブラシ | から拭きパワーブラシ | ||
からみにく~いブラシ | からみにく~いブラシ | ||
端までブラシ | スグトルブラシ | ||
排気クリーン | 抗菌・消臭高性能プリーツ フィルター(水洗い可能) | 抗菌・消臭高性能プリーツ フィルター(水洗い可能) | |
ダストカップ | ワンタッチ着脱カップ | ワンタッチ着脱カップ | |
ハンドル | ー | 抗菌ハンドル | |
使い やすさ | ごみ捨て | スルッとポイ | カンタンごみ捨て、 スルッとポイ |
水洗い | 回転ブラシ・カップ・ フィルター | 回転ブラシ・カップ・ フィルター | |
エコ 掃除機能 | 床面検知(自動モード) | 床面検知(自動モード)、 グリップセンサー | |
便利機能 | 新スグトル構造、 ちょいかけフック | ちょいかけフック | |
電源方式 | 充電式 (リチウムイオン電池、 18V、2500mAh) | 充電式 (リチウムイオン電池、 18V、2500mAh) | |
最長連続 運転時間* | 標準モード:約60分 / 約40分 自動モード:約28分 強モード:約11分 | 弱モード:約60分 / 約40分 自動モード:約28分 強モード:約11分 | |
消費電力 | 充電中:約40W/ 充電完了後:約0.5W | 充電中:約40W/ 充電完了後:約0.5W | |
充電時間* | 約100分 | 約100分(バッテリー1個) | |
集じん容積 | 0.13L | 0.13L | |
本体寸法 (幅×奥行 ×高さ) | スティ ック時 | 209×227×957mm | 209×227×982 mm |
ハンディ時 | 99×151×386mm | 99×151×386 mm | |
本体質量 (標準質量)* | 0.84kg(1.2)kg | 0.85(1.2)kg |
見た目での違い

2022年モデル『EC-AR8』は、2021年モデル『EC-AR7』と型番が連番で見た目の形はほぼ同じなので、2021年モデルからは年式変更のモデルチェンジだとわかります。
ボディーカラーは、2018年の家電芸人紹介モデルから継承されてきたピンク系とゴールド系の2色から、ホワイト系とブラック系(グレー系?)に切り替わっており、延長パイプの色がブラックからシルバーに変わっています。
2022年モデル『EC-AR8』と2021年モデル『EC-AR7』のスペックの違い
寸法と重量
製品本体の寸法は、幅と奥行きは変わらないものの、2022年『EC-AR8』は高さが957mmと(25mm)小さくなっています。
本体重量については、2022年『EC-AR8』は0.84kgと『EC-AR7』から0.1kg軽量化されていますが、ヘッドや延長パイプなどを含めた標準質量は1.2kgと変わり有りません。
延長パイプの色が、ブラックからシルバーに変わったのは、素材がドライカーボンからアルミに変更になった為です。
重量維持の為に延長パイプが少し短くなったものと思われますが、957mmの高さであれば、他社のスティック掃除機と大きな差は無いので、実用上の問題は無いものと思われます。
本体が100gでも軽くなったのは、ハンディ掃除の際に楽になって助かる改良です。
吸引・集じんスペック
スペック面を比較してみると、電源・運転時間・消費電力に、2021年モデルからの変化は有りません。
集じん容積も変わりないので、本体の吸引・集じん性能は、2022年モデル『EC-AR8』と2021年モデル『EC-AR7』は変わりないものと判断できます。
2022年モデル『EC-AR8』と2021年モデル『EC-AR7』の機能面での比較
2022年『EC-AR8』で変わった機能
ヘッドの更新『端までブラシ』の採用
2022年モデルで2021年モデルと機能面で大きく異なるのは、ヘッドの端までブラシです。
2022年モデル『EC-AR8』のヘッドは、左側が横幅いっぱいまでブラシになっています。

2021年モデル『EC-AR7』のヘッドと比べるとその違いは一目瞭然です。

ヘッドの大きさは変わらずブラシ範囲が増えているので、お掃除の効率も高まり、壁際の掃除もし易くなっています。
新スグトル構造

2022年モデル『EC-AR8』では、しゃがまずに掃除機を立てたまま簡単にヘッドを付け替えのできる、『新スグトル構造』が進化しています。
2021年『EC-AR7』以前からこの機能は採用されていましたが、延長パイプと本体をセットでヘッドから取り外した際の便利機能でした。(画像左のみ)
2022年『EC-AR8』では、延長パイプとヘッドを残した、ハンディ掃除への切り替えの際も、ヘッドと延長パイプが自立して、立ったままハンディへの切り替えが出来る様に進化しています。(画像右)
抗菌ハンドルとグリップセンサーのドロップ
2021年モデル『EC-AR7』では、グリップを握ると運転を開始するグリップセンサーが装備されていました。またグリップ素材は抗菌素材となっていましたが、2022年モデルではこれらが無くなっています。
抗菌ハンドルのドロップは、ご時世的に微妙ではありますが・・・
グリップセンサーは、意図せず運転が始まってしまう事も有る為、他メーカーの掃除機でも無い機能なので、実用上の大きな影響は無いと思われます。

継続機能
ペタっとヘッド
シャープのヘッドは取り回しが良く、『ペタっとヘッド』は本体をねじる事で、ヘッドと本体をほぼ水平に寝かして、ソファー下などのすき間も掃除出来ます。

からみにく~いブラシ
ブラシのすき間を減らし、髪の毛の入り込みを抑制する『からみにく~いブラシ』は、2021年モデル『EC-AR7』から継承されています。

付属部品
吸引口を簡単に着脱出来て、ブラシノズルとして使える『スグトルブラシ』など、付属品は『EC-AR8』と『EC-AR7』で変わりは有りません。

まとめ
シャープの『ラクティブエア 』は、1.2kgの取りまわしの良い軽さとスタミナのある大容量バッテリー、立ったままでヘッドやノズルの切り替えが出来る『新スグトル構造』など、魅力のたっぷり詰まったスティック掃除機です。
2022年モデル『EC-AR8』はマイナーチェンジであるものの、機能の進化も盛り込まれ、『EC-AR7』からの魅力もアップしています。
『EC-AR8』は、価格もこなれてきてお手頃感を感じられるようになっています。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、スティック掃除機選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。