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キャノンインクジェットプリンターPIXUS『TS8630』は前モデル『TS8530』から何が変わった?違いを比較レビュー!

家電・生活機器

2022年も年末に活躍するプリンターの最新モデルが発表されました。

キャノンのPIXUSのハイスペックモデルの型番は『TS8630』です。

2022年『TS8630』は、2021年『TS8530』から、何がどう変わったのか、進化や変更点をまとめてみました。

キャノンインクジェットプリンターPIXUSの購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。

この記事で分かる事

•『TS8630』 の商品特徴。
•『TS8630』と 『TS8530』の違い

※本ページはプロモーションが含まれています

CANON(キヤノン) PIXUS(ピクサス) TS8630BK ブラック インクジェット複合機 2022年11月発売

キャノン PIXUS『TS86』シリーズとは?

PIXUS『TS86』シリーズは、キャノンインクジェットプリンターのハイスペックモデルです。

コンパクトなサイズや、印刷スピードの速さ、文字と写真でインクを使い分けて鮮明に印刷する6色インクタンクなどが特徴的なプリンターです。

PIXUS『TS8630』と『TS8530』の商品スペック比較

まず、スペックから比較してみます。

  PIXUS TS8630
2022年モデル
PIXUS TS8530
2021年モデル
インク 6色(独立インクタンク) 6色(独立インクタンク)
最高解像度(dpi) 4800※1(横)×1200(縦) 4800※1(横)×1200(縦)
使用可能
用紙サイズ
後トレイ A4、A5、B5、レター、
リーガル、洋形封筒4号/6号、
長形封筒3号/4号、
商用10号封筒DL封筒
はがき、郵便往復はがき、名刺、
スクエア(127mm×127mm)
、スクエア(89mm×89mm)、
六切、2L判、L判、KG、
ユーザー定義サイズ
(幅 55mm~215.9mm、
長さ 89mm~676mm)
A4、A5、B5、レター、
リーガル、洋形封筒4号/6号、
長形封筒3号/4号、はがき、
郵便往復はがき、名刺、
スクエア(127mm×127mm)、
スクエア(89mm×89mm)、
六切※4、2L判、L判、KG、
ユーザー定義サイズ
(幅 55mm~215.9mm、
長さ 89mm~676mm)
カセット A4、A5、B5、
ユーザー定義サイズ
(幅 148mm~215.9mm、
長さ 210mm~297mm)
A4、A5、B5、
ユーザー定義サイズ
(幅 148mm~215.9mm、
長さ 210mm~297mm)
給紙方式 後トレイ/カセット 後トレイ/カセット
給紙可能
枚数
(最大積載
枚数)
普通紙
(後トレイ/
カセット)
100枚/100枚 100枚/100枚
郵便はがき
(後トレイ)
40枚 40枚
印刷
スピード
L版フチなし
写真
約10秒/1枚カラー 約16秒/1枚カラー
A4普通紙 カラー:約10.0ipm
モノクロ:約15.0ipm
カラー:約10.0ipm
モノクロ:約15.0ipm
印刷コスト L版キャノン
光沢ゴールド
大容量:約22.1円
標準容量:約24.8円
大容量:約22.1円
標準容量:約24.8円
普通紙 大容量:約12.2円
標準容量:約12.4円
大容量:約12.2円
標準容量:約12.4円
カラー液晶モニター 4.3型TFT(タッチパネル) 4.3型TFT(タッチパネル)
対応インクタンク 【大容量】
BCI-331XLC/331XLM/
331XLY/331XLBK/
331XLGY/330XLPGBK
【標準容量】
BCI-331C/331M/331Y/
331BK/331GY/330PGBK
【大容量】
BCI-331XLC/331XLM/
331XLY/331XLBK/
331XLGY/330XLPGBK
【標準容量】
BCI-331C/331M/331Y/
331BK/331GY/330PGBK
インク残量検知機能 ドットカウント方式 ドットカウント方式
稼働音※9 約44.5dB(A) 約44.5dB(A)
消費電力
コピー時※10
(USB接続時)
約27W 約15W
待機時
(USB接続時)
約1.0W 約0.9W
電源 AC100〜240V 50/60Hz AC100〜240V 50/60Hz
外形寸法
(横幅×奥行き×高さ)
※カセット収納時 トレイ類/
突起部を含まず
約372×345×142(mm) 約372×345×142(mm)
質量
(プリントヘッド、
インクタンクを含む)
約6.6kg 約6.6kg
主な付属品
インクタンク/
カートリッジ
※12
セットアップ用インクタンク
(BCI-331C/331M/331Y/
331BK/331GY/330PGBK)
セットアップ用インクタンク
(BCI-331C/331M/331Y/
331BK/331GY/330PGBK)
USBケーブル
その他 セットアップCD-ROM※13/
設置・基本操作マニュアル
(紙)※14/マルチトレイ
セットアップCD-ROM※13/
設置・基本操作マニュアル
(紙)※14/マルチトレイ
Wi-Fi 準拠規格 IEEE802.11n/IEEE802.11g/
IEEE802.11b/IEEE802.11a/
IEEE802.11ac
IEEE802.11n/IEEE802.11g/
IEEE802.11b/IEEE802.11a
セキュリティー WPA-PSK、WPA2-PSK、
WPA3-SAE
パスワードによるアクセス制御
WPA-PSK、WPA2-PSK、
パスワードによるアクセス制御
簡単設定 WPS AOSS、WPS
市場価格 40,150円 約33,000円~37,500円

外形寸法と質量に変更はなく、『TS8530』の特徴でもあったコンパクトでスタイリッシュな見た目が『TS8630』にも継承されています。

カラーは、ブラック、ホワイト、レッドの3色展開で、こちらも旧モデルと同じです。

天面はキズや指紋が目立ちにくいシボ仕上げです。

シンプルなデザインなのでリビングにも違和感なく置くことができそうです。

旧モデルからの変更点として、使用可能用紙サイズに商用10号封筒とDL封筒が追加されています。

消費電力は、コピー時が約15Wから約27W、待機時が約0.9Wから約1.0Wに変わっています。

PIXUS『TS8630』と『TS8530』の機能比較

L判フチなし写真の印刷速度がアップ (NEW)

印刷の画質を落とすことなく、さらに早く写真プリントができるようになっています。

L判写真の印刷スピードで比較すると、前モデル『TS8530』は約16秒でしたが、新モデルの『TS8630』は約10秒で写真プリントができます。

写真はまとめて印刷をすることが多いため、印刷スピードが早いのは嬉しいポイントです。

印刷速度は変わっていますが、印刷コストに変化はありません。

また、A4プリント時の印刷スピードや、コストにも変化はありません。

Wi-Fi 5に対応、WPS3準拠(NEW)

TS8630から、高速通信規格のWi-Fi 5に対応しています。

WPS3準拠でセキュリティー面も強化され、安全安心でスムーズな接続が可能となりました。

写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクの6色インクタンク(継続)

旧モデルに引き続き、写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクの6色インクタンクを搭載しています。

顔料インクは濃度の濃い黒でコントラストが高く、細かな文字や罫線までくっきりシャープに仕上げます。

はがきや封筒の宛名印刷はもちろん、筆文字などのハネ部分の再現性にも優れています。

年賀状の宛名印刷も綺麗に仕上げることができそうです。

一方で染料インクは、鮮明な色を再現することができるので写真を美しく印刷できます。

 

独立インクタンクで経済的(継続)

インクタンクを1色ずつ交換できる『独立インクタンク』がTS8630にも継承されています。

なくなった色だけを交換すれば良いので経済的です。

またパソコン画面でインク残量が表示されるので、急なインク切れで焦る心配もありません。

インクカートリッジのBCI-331には、サードパーティ製の互換インクも販売されており、廉価なインクを使用する事も可能です。(正規保証の対象外)

タッチパネルのホーム画面に設定を簡素化した『かんたんモード』を採用 (継続)

TS8530からの機能で『かんたんモード』が継続採用されています。

細かい設定をすることなく、基本的な機能をかんたんに使いたい場合に切り替えができます。

かんたんモードに切り替えると、『コピー』、『はがきコピー』、『SDカード印刷』のシンプルで分かりやすい3つのボタンがでてきます。

使用したいモードのボタンを押すと、用紙のセット方法などの手順が表示されるため、迷いなく使用することができます。

せっかく多機能なプリンターでも操作が難しく使いこなせないということはよくありますので、かんたんに使えるプリンターを探している方にはおすすめです。

用紙サイズを自動検知する「自動紙幅検知」と「BD/DVD/CDレーベルプリント」(継続)

こちらも旧モデルからの継承機能で、『自動紙幅検知』の機能があります。

用紙をセットするとセンサーがサイズを検知し、それに応じた用紙サイズが設定画面に表示されます。

手動で用紙サイズを選択する手間がないためスピーディーにプリントができます。

また、CDなどのレーベル面に直接プリントが可能です。

ディスクをトレイに載せ、トレイガイドに挿入するだけで、自動的にプリント位置を調整して正確にプリントしてくれます。

まとめ

キャノンインクジェットプリンターPIXUS『TS8630』は、コンパクトなサイズ感と印刷スピードが魅力的な、プリンターの1つです。

2022年モデルの『TS8630』は、2021年モデルの『TS8530』に、『かんたんモード』が加わり、更に印刷スピードを向上させたモデルです。

2021年モデルの基本性能は、2022年モデルと大きな違いは無い為、2022年モデルの登場で2021年モデルの価格が底値圏に入った場合は、購入のチャンスかもしれません。

本記事が、プリンター選びのお役に立てば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

CANON(キヤノン) PIXUS(ピクサス) TS8630BK ブラック インクジェット複合機 2022年11月発売