2023年5月21日に三菱電機の高級ジャー炊飯器『NJ-BW10F』が発売されました。
2023年型『NJ-BW10F』は、2017年12月にアメトーーク!『家電芸人』で紹介された、本炭釜 KAMADO『NJ-AW108』の後継機で、三菱電機のフラッグシップモデルになります。
2023年型NJ-BW10Fは、前年2022年型NJ-BWD10からが何がどの様に変わったのでしょうか?
プロも唸るという、三菱電機の本炭釜炊飯器!
三菱電機ジャー炊飯器の購入を検討されている方の、参考になれば幸いです。
三菱電機炊飯器
- 2023年『NJ-BW10F』と 前年『NJ-BWD10』の共通点とスペックの違い。
- 2023年『NJ-BW10F』と 前年『NJ-BWD10』の共通点と機能の違い。
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2023年モデル、NJ-BW10Fとは
2023年モデルの『NJ-BW10F』は、三菱電機の2023年本炭釜炊飯器シリーズ3機種の最上級機種で、2023年5月21日に発売されました。
前年モデル『NJ-BWD10』でフルチェンジをしていたので、2023年モデルは形に変化のない年式変更モデルです。
三菱電機の炊飯器は、圧力を加えない炊き方が特徴です。
かまどの様に圧力をかけない炊き方でお米の表面を「保水膜」でキレイに覆うという炊き方、ツヤのある美味しい食感を実現する炊飯方式です。
5つ星お米マイスターも太鼓判を押されています。
2023年『NJ-BW10F』と 2022年『NJ-BWD10』のスペックの違い
2023年モデルになって何が変わったのか?スペック(5.5合炊き)を表で比較してみます。
(引用 三菱電機機種HP)
2023年モデル NJ-BW10F |
2022年モデル NJ-BWD10 |
|
発売 | 2023年 5月21日 | 2022年 7月8日 |
市場価格 | 約120,000~165,000円 | 約64,000~110,000円 |
デザイン | ||
カラー | 炭漆黒(すみしっこく)/ 白真珠(しろしんじゅ) |
黒曜(こくよう)/ 月白(げっぱく) |
炊飯容量 | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) |
最大消費電力 | 1400W | 1400W |
消費電力量 | 炊飯時:163.5Wh/回 保温時:17.5Wh/h |
炊飯時:163.5Wh/回 保温時:17.5Wh/h |
質量(約) | 約5.7kg | 約5.8kg |
ふた開き時の高さ(約) | 48.4cm | 48.4cm |
外形寸法(約) | 幅26.1cm×奥行31.5cm×高さ25.7cm | 幅26.1cm×奥行31.5cm×高さ25.7cm |
加熱方式 | ・連続沸騰 ・8重ヒーター(全面加熱) ・本・熱密封かまど構造 (上部空間+熱密封リング) |
・連続沸騰 ・8重ヒーター(全面加熱) ・本・熱密封かまど構造 (上部空間+熱密封リング) |
内釜 | 本炭釜/ 内面(フッ素)ハードコート100/ 鍋底中央部厚さ10㎜ |
本炭釜/ 内面(フッ素)ハードコート100/ 鍋底中央部厚さ10㎜ |
炊飯メニュー詳細 | 【炊飯メニュー:16】 白米・無洗米・胚芽米・ 発芽米・分づき米・玄米・ 炊込み(白米/無洗米/発芽米/ 分づき米/玄米)・ 雑穀米(白米/無洗米/発芽米/ 分づき米/玄米)・ おかゆ・中華粥(白米/無洗米) ・おこわ・すし(白米/無洗米)・ おこげ(白米/無洗米)・ 麦飯(白米/無洗米)・長粒米・ エコ炊飯 |
【炊飯メニュー:16】 白米・無洗米・胚芽米・ 発芽米・分づき米・玄米・ 炊込み(白米/無洗米/発芽米/ 分づき米/玄米)・ 雑穀米(白米/無洗米/発芽米/ 分づき米/玄米)・ おかゆ・中華粥(白米/無洗米) ・おこわ・すし(白米/無洗米)・ おこげ(白米/無洗米)・ 麦飯(白米/無洗米)・長粒米・ エコ炊飯 |
芳潤炊き | 銘柄芳潤炊き(50銘柄) | 銘柄芳潤炊き(50銘柄) |
では、比較内容を見てみましょう。
2023年『NJ-BW10F』と 2022年『NJ-BWD10』の、見た目の違い
製品サイズに違いがない通り、同じ形ですが、色・艶が変わっています。
2023年『NJ-BW10F』は、全面艶消しとなりました。指あとが残らなくて手入れがし易そうですね。
スイッチパネルと本体の色・艶が揃った事で、一体感とシンプルさが増してプレミアム感も増した様に感じます。
2023年『NJ-BW10F』と 2022年『NJ-BWD10』の、スペックの違い
外形寸法・消費電力量共に、新旧で全く同じですが、質量が約0.1kg軽くなっています。見た目には違わないので、素材の置き換えなどかもしれません。
スペック・見た目の変更規模から、2023年『NJ-BW10F』は、年式変更モデルだという事が分かります。
2023年『NJ-BW10F』と 2022年『NJ-BWD10』の機能面での比較
機能については何が変わったのでしょうか?
2023年『NJ-BW10F』で変わった機能
お手入れモードの搭載
2023年モデルでは、新たに”炊き込みごはん”後などのにおいを消す「お手入れモード」が追加されています。
内釜やパッキンなどに染み付いたにおいを軽減することができます。
2022年『NJ-BWD10』からの継続機能
本炭釜
三菱電機炊飯器の上級釜には、純度99.9%の「炭素材」で作られた、『本炭釜』が採用されています。(内釜のコーティングは3年保証です)
「炭」はIHヒーターとの相性が良く、炭ならではの遠赤効果で、お米の芯までしっかりと火が通るとの事。
お釜の底は業界最厚の10mmで、釜底の凸形状で、中央部の気泡を多く発生させて、激しい熱対流でお米をふっくらと炊いてくれます。
お釜の縁には段差が付いており、炊き上げでのおねばの泡を段付きで変形させて、吹きこぼれを抑えるのだそうです。
内釜を使ってお米を研ぐことが出来て、100万回の洗米まで試験確認されています。
お釜の強度的には・・・以下の様になっています。
従来の金属と異なる素材を使用しているため、強い衝撃が加わると破損する場合があります。耐衝撃性は、一般の陶器や土鍋と同程度です。素材の特徴ですので、大事にお取り扱いください。
引用:三菱電機機種HPより
通常の金属釜とは異なるので、取り扱いには少し注意が必要です。
大火力かまど構造
三菱電機特許の「連続沸騰」をはじめ、『本炭釜』を活かした加熱方式が採用されています。
八重全面加熱
最大消費電力が1,400Wの八重のヒーターは、内釜を包み込む胴回り4重ヒーター+底面のトリプルリングIHで『本炭釜』からお米全体に大火力の熱を伝え、もちっと甘いごはんを炊き上げてくれます。
本・熱密封かまど構造
お釜の外側にも、エア断熱 5層、熱密封リングでかまどのような構造が再現されており、熱を逃がさない工夫が施されています。
炊飯メニュー数・銘柄炊き分け機能
炊飯メニュー数・銘柄炊き分け数共に、2022年モデルから継続されており、変化はありません。
2023年モデル『NJ-BW10F』のまとめ
2023年モデル『NJ-BW10F』は、2022年モデル『NJ-BWD10』を継承した年式変更モデルです。
三菱電機独自の『本炭釜』と『大火力かまど構造』を活かした特許の『連続沸騰』で、圧力をかけないかまど炊きごはんを実現しています。
2023年モデル『NJ-BW10F』は、新製品の為値引きが少なく、スタート価格は13万円程となっています。
一方の2022年モデル『NJ-BWD10』は、型落ちとなるので価格が最安値圏にあります。
2022年モデル『NJ-BWD10』の基本機能は2023年モデル『NJ-BW10F』と変わりはないので、製造からの時間が気にならない場合は、見た目の艶感とお手入れモードの有無に納得出来れば、お得に購入できるチャンスではないでしょうか。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、炊飯器選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。