わが家で25年間使ってきたキッチンのレンジフードスイッチが劣化して、スイッチ内部がむき出しとなってしまいました。
さすがに25年経過しているレンジフードなので修理は無理かと思い、レンジフードの更新を考えました。
わが家のレンジフードの幅は700mm!!実はこの幅700mmが問題でした。
結局は別記事でまとめたスイッチ交換修理に落ち着いたのですが、この700mm問題の対応顛末についてまとめてみました。
700mm幅のレンジフード交換の際の参考情報になれば幸いです。
レンジフードスイッチの状況
わが家のレンジフードは吊り式のラックと冷蔵庫横の壁面の間に設置された、幅700㎜の『暖冷工業製』のレンジフードで、深型(ブーツ型)と呼ばれるタイプです。
換気ファンや照明の基本機能には問題は無いのですが、プッシュ式のスイッチのフィルムが破れてしまい、停止スイッチが機能しなくなってしまいました。
将来的には、リフォームも必要なので、今時点はレンジフードのみを入れ替えしようと考えました。
自力交換はさすがに厳しそうなので、業者を探してお得なところで交換する為、相見積もりを取ってみる事にしました。
レンジフード交換の相見積もり
合い見積もりサイト
まず最初に、地元の提携5業者から相見積もりを出してくれるサイト『ミツモア』に登録してみました。
ミツモアとは、エアコンクリーニングで合い見積もりで業者選びができるサイトですが・・・
こちらでレンジフード交換の相見積もりもできました。
翌日3つの業者から見積もりが返ってきました。
口コミ数が3桁の業者、口コミ数2桁の業者、新規の口コミ0の業者、3社でした。
一番安心できそうな口コミ数3桁の業者の見積もり額が3社の中間だったので、見積もりの内訳(工賃、レンジフード本体料金、レンジフード処分費用)のレンジフード本体の対象機種について尋ねてみました。
すると、見積額は概算であり選ぶ機種で変わるとの事。見積もり機種の前提説明はもらえませんでしたが・・・
自分で交換機種を入手して、交換する工事も可能との事。
そこで、自分で入れ替えできる機種を見つけて、再度見積もりを依頼しようと、候補のレンジフードを探すことにしました。
レンジフード700mm幅の機種
700mm幅は現在の規格外!
交換できそうなレンジフードを探し出し始めて、ある重大な事に気付きました。
amazon・楽天市場・Yahooショッピングで、700mm幅の交換できそうなレンジフードが見つかりません!
調べてみると、現在のレンジフード幅には規格があって、600mm/750mm/900mmの3種類になっているとの事。
業界最大手のFUJIOH(富士工業)さんのサイトを見ても見つかりません。
いつ頃この様な企画が決まったのか分かりませんが、この規格に無い場合はどうしてくれるのか???
わが家のレンジフードは規格外!!困惑してしまいました・・・
唯一有った、700mm幅の機種
唯一、薄型のレンジフード 『三菱電機 換気扇 浅型レンジフードファン 【V-317K6】』に700mm幅の製品は有りましたが、あまりにも形状が違う為、工事費がかかりそうでこのタイプを選ぶのは得策ではありません。
700mm幅のレンジフードユーザーの交換実例
実際に交換した人はいないかと探したところ・・・
600mm幅のレンジフードに交換して左右のすき間(各50mm)を『両脇に違和感がない様に埋める』という工事を行っている方がいらっしゃいました。
見栄えや仕上がりに業者の方の手腕が問われそうですし、工事費も結構高くなりそうです。
しかし、他に選択肢が無さそうなので、この様な工事が出来るのか?ミツモアの問い合わせ業者に尋ねてみました。
結果は、『700幅が付いている場合には、新しい物も700幅とサイズは合わせなければ取り付けが正規でないのでできません。』との事。
お先真っ暗になってしまいました・・・
別業者への問い合わせ
700mm問題を解決してくれる業者選びが必要となった為、これまでとは別アプローチで見積もりをとろうと、幅600mmのパナソニックレンジフードを66%OFFで販売している住設.comさんにレンジフード工事の問い合わせを行いました。
問い合わせの前提は、
『700mmの既設レンジフードスペースに、600mmのレンジフードを組み込んで左右計100mmをスペーサーで間を埋める工事は可能か?またその費用は?』という事で、尋ねてみました。
返ってきた見積もりは、8万円に近い7万円台でした。
但し、工事費は基本工事費。
現状の写真を撮って送って見積もり依頼したものの、左右のスペーサー工事は入っておらず、現場見積もりで工事費は算出される様です。
やはり、8万に近い金額に追加工事なので、10万近くになる様な感じです。
但し、出来ないとの回答では無かったので、交換する場合のおよその金額イメージはつかめました。
念の為に、暖冷工業にも確認
住宅設備は製品寿命が長そうなので、25年は経過しているものの念のために確認してみようと、暖冷工業のホームページを見てみました。
すると、レンジフードのプレスリリースに、40年間製造した別型式のレンジフードが生産終了となる旨の記事に目が留まりました。
ひょっとすると、わが家のレンジフードはまだ生産している?スイッチは手に入る???
暖冷工業への問い合わせ
まず、製品番号と共に記載してある、水戸暖冷工業株式会社 サービス課(E-MAIL:service.mito@danrey.co.jp)にメールで問い合わせをしてみました。
すると、この機種のスイッチ補用品は、入手可能との事。
注文は、『有限会社 暖冷サービス TEL:03-3552-5721』へ、電話で注文との事でした。
電話注文と部品入手
電話で注文したところ・・・
スイッチ本体一式16,300円+送料1,000円で税込み19,030円、佐川急便の現金代引きとの事でした。
早速発注して、今回の修理方針は、スイッチの補用品に交換する事で決定しました。
まとめ
最後に見つかった700mm幅レンジフードの交換可能サイト
部品が販売されていた事もあり、本体も販売されているのではないかと調べたところ・・・
工事屋さん.comで、なんと700mm暖冷工業深型レンジフードの交換工事を見積れるサイトが見つかりました。(見積もりはとっていません)
Googleで型番を検索しても見つかりませんし、一般販売成されていないのか?amazon・楽天市場・Yahooショッピングでも見つかりませんでしたが、
唯一、工事屋さん.comに、700mm幅のレンジフードの交換見積もりがありました。
もしも、モーター故障などでレンジフードが故障してしまたら、こちらで見積もってもらおうと考えています。
結論
700mm幅タイプは、別機種への交換は難しく費用もかかりそうなので、修理もしくは再購入が良いと思います。
約2万円で手に入った補用品のスイッチ交換の手順については、別記事でレビューをまとめています。同様のトラブルの方は、良かったらご覧ください。
同じ問題を抱えた方の、参考となれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。