洗濯機の片寄り脱水がひどく、最近は片寄り脱水修正の為のすすぎの繰り返しで洗濯時間も伸び、水道代もかさむ様になってきました。
この記事は、2020年度決算シーズンでの、8kg洗濯機候補の比較検討記録です。
同様の洗濯機比較検討の方のご参考となれば幸いです。
(その1では、乾燥機能の無い仕様のモノを比較検討しています)
縦型8kg洗濯機、パナソニック・日立・東芝3機種候補
これまでの洗濯容量を確保する事が大前提なので、検討容量サイズは8kgです。
また、乾燥機の使用頻度はそう多くは無いため、検討候補は、以下の3機種としました。
(価格は、2021年3月5日時点 税込み)
パナソニック | 日立 | 東芝 | |
機種名 | NA-FA80H8-W | ビートウォッシュ BW-V80F(N) | ZABOON AW-8D9 |
市場価格 | 7.1万~7.6万円 | 7.1万~7.6万円 | 6.7万~7.7万円 |
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
消費電力(約) | 375W | 255W | 600W |
洗濯時 消費電力量 | 55Wh | 59Wh | 約82Wh |
洗濯時 標準使用水量 | 97L | 92L | 約99L |
目安時間 | 約37分 | 33分 | 約39分 |
運転音: | 洗濯時/約32dB 脱水時/約39dB | 洗濯時/32dB 脱水時/38dB | 洗濯時/約26dB 脱水時/約37dB |
サイズ 幅×奥行×高さ(mm) | 599×618×1024 | 608×610×1000 | 600×569×980 |
質量 | 約42kg | 約40kg | 約41kg |
3機種の特徴と年間概略コスト
2-1. パナソニック
パナソニックNA-FA80H8-Wの商品特徴は、
・投入口を402mmと大きくとっており、クリアウインドウで選択状態を外から見れる事。
・操作部が本体上面の後ろ側で、内槽が手前にあることで、衣類を楽に取り出せる工夫がなされている事。
・泡洗浄&パワフル洗浄という、パナソニック独自の洗浄方式。
です。
電気代を27円/kW、水道代を1L=約0.25円とした場合、
パナソニックの電気代は、55Whなので、0.055×27=1.485円。
水道代は、97Lなので、97×0.25=24.25円。
1年概算では、(1.485+24.25)× 365 = 9393.3円です。
2-2. 日立
次に、日立ビートウォッシュBW-V80F(N)の商品特徴は、
・大物洗濯物も楽に出し入れできる、開口幅約38cmの広い投入口。
・ごみの見えやすい、半透明の糸くずフィルター。
・洗濯物がスルッととれる、ほぐし脱水
・日立独自の、ナイアガラビート洗浄
です。
追加使用水量:9L、追加時間:約5分
1年で約880円(1回あたり2.4円)
日立の電気代は、59Whなので、0.059×27=1.593円。
水道代は、92Lなので、92×0.25=23円。
1年では、(1.593+23)× 365 = 8976.4円。
これに、自動お掃除の約880円を加えて、1年概算では、9856.4円となります。
2-3. 東芝
最後に、東芝ZABOON AW-8D9の商品特徴は、
・繊維のすき間より小さいナノサイズの泡で洗浄効果を高める、『ウルトラファインバブル洗浄』
・洗濯時/約26dB、脱水時/約37dBの、低振動・低騒音
・洗濯槽から衣類をはがしてほぐす、『ほぐせる脱水』
です。
東芝の電気代は、82Whなので、0.082×27=2.214円。
水道代は、99Lなので、99×0.25=24.75円。
1年概算では、(2.214+ 24.75)× 365 = 9841.9円です。
3機種候補の比較考察
コスト・洗濯時間
1年間の電気と水道代の合計でみると、パナソニックが 450円程度 安いことになります。
・パナ 9393.3円 ・日立 9856.4円 ・東芝 9841.9円
次に、洗濯時間では、日立が 最短です。
・パナ 約37分 ・日立 33分 ・東芝 約39分
運転音
そして、音については、東芝の 洗濯時音が 群を抜いて低い値です。
・パナ 洗濯時/約32dB、脱水時/約39dB、
・日立 洗濯時/32dB、脱水時/38dB
・東芝 洗濯時/約26dB、脱水時/約37dB
サイズ・質量は、大きな差異はありません。
価格動向と購入計画(前提見直しで再検討へ)
3社共に一長一短が有り、悩むところです。
価格動向
パナソニックは、2月末は家電量販店のWeb価格が他社よりも高かったのですが、3月に入り価格が下がってきました。
3月第一週末は、家電量販店の特売サイトで、2年前の型落ち品を廉価で販売しています。
2年前の型落ち品は、価格は良いのですが、製造時から無可動のまま時間が経っている分を、価格差としてどう見るかが、判断のポイントです。
もう1週、決定を延ばす事にしました。
が、なんと、量販店サイトの価格がUPした為、更にもう1週間決定を延期しました。
購入スペックの見直し、再検討へ・・・
そして、年度末の最終週直前で、大どんでん返しが起こりました。
購入検討機種に、温風乾燥が無い事が 家内のスペックに合致しないことが判明。急きょ温風乾燥機能付きモデルを検討する事となりました。
(結果:温風乾燥機能付きモデルを、その2で比較・検討・購入しています)
尚、風乾燥機能付きモデル3機種のうち、東芝 は、年度末の週末が量販店価格の最安ゾーンになった感じがします。(別途購入検討の炊飯器も同じ状況です)
パナソニックと日立は、逆に3月2週が底であった様な感じで、年度末の週末は逆にアップした様に感じます。
狙い目機種を、いかにお得に購入するか?
そのタイミングは、メーカー毎に異なり、なかなか難しいところです・・・