キャノンのPIXUSは、2022年11月10日にハイスペックモデルの『TS8630』が登場しました。
この上級モデルはどの様な口コミなのか?まだ新製品なのでわかりません。
そこで、スペックがほぼ同じである前年『TS8530』の口コミを纏めてみました。
更にスペック面でほぼ同じの『XK500』についても口コミをまとめてみました。
当記事が『キャノンインクジェットプリンター』の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。
•『TS8530』と 『XK500』の口コミ。
•『TS8530』と 『XK500』の違い
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PIXUS『TS8530』と『XK500』とは?
キャノンインクジェットプリンターの2021年の上位2機種
キャノンのPIXUS『TS8530』と『XK500』は、どちらもキャノンインクジェットプリンターの上位モデルです。
『TS8530』は、インクノズルが緻密で6色タンクのクオリティで本体価格のコスパが魅力的なモデルです。
『XK500』は、『TS8530』のスペックを持ちながら、コスパの良いインクカートリッジを採用しています。本体価格は高いものの、ランニングコストで逆転できるモデルです。
スペック比較
まずは、スペックを比較表で確認しておきます。
PIXUS TS8530 2021年モデル |
PIXUS XK500 2022年モデル |
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インク | 6色(独立インクタンク) | 6色(独立インクタンク) | |
プリントヘッド
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各色ノズル数 | C/M×各1536ノズル、 Y×512ノズル、GY/染料BK/ 顔料BK×各1024ノズル |
C/M×各1536ノズル、 Y×512ノズル、PB/染料BK/ 顔料BK×各1024ノズル |
総ノズル数 | 計6656ノズル | 計6656ノズル | |
最高解像度(dpi) | 4800※1(横)×1200(縦) | 4800※1(横)×1200(縦) | |
使用可能
用紙サイズ |
後トレイ | A4、A5、B5、レター、 リーガル、洋形封筒4号/6号、 長形封筒3号/4号、はがき、 郵便往復はがき、名刺、 スクエア(127mm×127mm)、 スクエア(89mm×89mm)、 六切、2L判、L判、KG、 ユーザー定義サイズ (幅 55mm~215.9mm、 長さ 89mm~676mm) |
A4、A5、B5、レター、 リーガル、洋形封筒4号/6号、 長形封筒3号/4号、はがき、 郵便往復はがき、名刺、 スクエア(127mm×127mm)、 スクエア(89mm×89mm)、 六切※4、2L判、L判、KG、 ユーザー定義サイズ (幅 55mm~215.9mm、 長さ 89mm~676mm) |
カセット | A4、A5、B5、 ユーザー定義サイズ (幅 148mm~215.9mm、 長さ 210mm~297mm) |
A4、A5、B5、 ユーザー定義サイズ (幅 148mm~215.9mm、 長さ 210mm~297mm) |
|
給紙方式 | 後トレイ/カセット | 後トレイ/カセット | |
給紙可能
枚数 (最大積載 枚数) |
普通紙 (後トレイ/ カセット) |
100枚/100枚 | 100枚/100枚 |
郵便はがき (後トレイ) |
40枚 | 40枚 | |
印刷
スピード |
L版フチなし 写真 |
約16秒/1枚カラー | 約10秒/1枚カラー |
A4普通紙 | カラー:約10.0ipm モノクロ:約15.0ipm |
カラー:約10.0ipm モノクロ:約15.0ipm |
|
印刷コスト
|
L版キャノン 光沢ゴールド |
大容量:約22.1円 標準容量:約24.8円 |
約10.8円 |
普通紙 | 大容量:約12.2円 標準容量:約12.4円 |
約4円 | |
カラー液晶モニター | 4.3型TFT(タッチパネル) | 4.3型TFT(タッチパネル) | |
対応インクタンク | 【大容量】 BCI-331XLC/331XLM/ 331XLY/331XLBK/ 331XLGY/330XLPGBK 【標準容量】 BCI-331C/331M/331Y/ 331BK/331GY/330PGBK |
XKI-N21C/N21M/N21Y/ N21BK/N21PB/N20PGBK |
|
インクカートリッジ 公式サイト価格(税込) |
標準容量:7,810円 | 3,920円 | |
インク残量検知機能 | ドットカウント方式 | ドットカウント方式 | |
稼働音※9 | 約44.5dB(A) | 約44.5dB(A) | |
消費電力
|
コピー時※10 (USB接続時) |
約15W | 約15W |
待機時 (USB接続時) |
約0.9W | 約0.9W | |
電源 | AC100〜240V 50/60Hz | AC100~240V※11 50/60Hz | |
外形寸法 (横幅×奥行き×高さ) ※カセット収納時 トレイ類/ 突起部を含まず |
約372×345×142(mm) | 約372×345×142(mm) | |
質量 (プリントヘッド、 インクタンクを含む) |
約6.6kg | 約6.6kg | |
主な付属品
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インクタンク/ カートリッジ ※12 |
セットアップ用インクタンク (BCI-331C/331M/331Y/ 331BK/331GY/330PGBK) |
セットアップ用インクタンク (XKI-N21C/N21M/N21Y/ N21BK/N21PB/N20PGBK) |
USBケーブル | - | - | |
その他 | セットアップCD-ROM※13/ 設置・基本操作マニュアル (紙)※14/マルチトレイ |
セットアップCD-ROM※13/ 設置・基本操作マニュアル(紙) ※14/マルチトレイ |
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Wi-Fi
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準拠規格 | IEEE802.11n/IEEE802.11g/ IEEE802.11b/IEEE802.11a |
IEEE802.11n/IEEE802.11g/ IEEE802.11b/IEEE802.11a |
セキュリティー | WPA-PSK、WPA2-PSK、 パスワードによるアクセス制御 |
WPA-PSK、WPA2-PSK、 パスワードによるアクセス制御 |
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簡単設定 | AOSS、WPS | AOSS、WPS | |
市場価格 | 約33,000円~37,500円 | 約46,500円~58,000円 |
見た目の違い
『TS8530』と『XK500』は、どちらも質量や外形寸法は同じで、コンパクトでスタイリッシュな見た目となっています。
カラーは、『TS8530』は「ブラック、ホワイト、レッド」の3色展開です。
デザインがシンプルでサイズもコンパクトなため、どのカラーでもインテリアに馴染みます。
そして『XK500』は、シックで特別感のある「ダークシルバーメタリック」というカラーが採用されています。
非常に高級感のあるワンランク上のカラーで、見た目を重視して購入したい方には非常におすすめです。
ノズル数
『TS8530』と『XK500』どちらも6656ノズルです。
機能比較
プリントコスト
『XK500』はL判写真1枚約10.8円(税込)・普通紙約4円。
『TS8530』はL判写真1枚約22.1円(税込)・普通紙約12円 です。
このコストの差はインクカートリッジの価格によるものです。
1枚あたりL判写真で2倍以上・普通紙では約3倍の差があるため、プリンターの使用枚数が多い方は『XK500』を選ぶとランニングコストを抑えることができます。
『TS8530』と『XK500』の口コミ
『TS8530』と『XK500』の評判を集めました。
『TS8530』の口コミ
『XK500』の口コミ
『XK500』は、登場してまだ日が少ない為か、使用感の口コミがまだ少ない状況です。
しかしコスパやデザイン性の良さについては高評価が有りました。
『TS8530』と『XK500』の口コミの違い
『TS8530』と『XK500』の口コミを、それぞれ『気になるコメント』と『良好なコメント』に分けてピックアップしてみました。
気になるコメント
- インクが高い
- 自動で前面パネルが収納されない
- 用紙がもっとたくさんセットできると使いやすい
- 本体価格が高い
- 自動で前面パネルが収納されない
- 電源投入からプリントできるまで思ったより時間がかかる
価格に関してのレビューで、『TS8530』はインクが高い、『XK500』は本体価格が高いというコメントがありました。
どちらが良いかは使用頻度や用途によって変わってくるかと思います。
2機種共通で、前面パネルの自動収納ができない点を不便に感じているというコメントがあった為、気になる方は注意が必要です。
思ったよりプリントに時間がかかるというコメントもありましたが、印刷スピードが早いというコメントの方が圧倒的に多かったので、あまり心配はないかと思います。
良いコメント
- コンパクトで場所をとらない
- 初期設定が簡単
- 印刷スピードが早い
- 仕上がりが綺麗
『TS8530』、『XK500』どちらも、印刷スピードが早く仕上がりが綺麗というコメントが多数ありました。
自宅使用には充分な機能で、満足しているユーザーが多いようです。
コンパクトなサイズ感が気に入っている方が多く、『XK500』は、他にはない高級感のあるカラーとデザインが評価されていました。
まとめ
2021年に登場した、キャノンインクジェットプリンター複合機ハイスペックモデル2機種の口コミを見てきました。
『TS8530』、『XK500』どちらも、印刷スピードが早く仕上がりが綺麗という口コミが多数あり、プリンターとしての機能に満足しているユーザーが多かったです。
価格に関しては、『TS8530』は本体価格の安さ、『XK500』はインクの安さに高評価がありました。
『TS8530』は2022年モデルの『TS8630』にバトンタッチしましたが、基本スペックは同じで口コミも大きくは変わらないと思います。
『TS8530』の口コミと、『XK500』の口コミで、『TS8630』も検討できるのではないかと思います。
初期費用を抑えるか?ランニング費用を抑えるか?
どちらも画質は十分なモデルなので、ご使用環境でのプリンター選びに、本記事がお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。