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【家電芸人2023】シャープ ラクティブ エア EC-KR1と日立かるパックスティックPKV-BK50Lをガチ比較!紙パック式でどう違う?

掃除機

『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つテレビ番組です。

2023年12月3日の『アメトーク!家電芸人』で、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立かるパックスティックPKV-BK50L』の、紙パックスティック掃除機の紹介がありました。

この記事では、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立かるパックスティックPKV-BK50L』について、両モデルの違いと特徴を比較してまとめています。

紙パック式スティック掃除機の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。

この記事で分かる事

•2023年型『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立かるパックスティック PKV-BK50L』の商品特徴。
•2023年型『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立かるパックスティック PKV-BK50L』の違い

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立 かるパックスティック PKV-BK50L』 とは?

2022年12月に日立『かるパックスティックPKV-BK3K』が発売され、1.1kgと軽量のスティック掃除機で、紙パック方式が採用されました。

紙パック式掃除器の人気は根強くあるので、日立はサイクロン式と紙パック式の両方を揃えているとの紹介でした。

そして2023年、日立と掃除機の軽量化で争うシャープも、9月に紙パック式のスティック掃除機を登場させました。

重量は1.3kgと日立よりやや重たいモノの、十分軽く、シャープが取り組んでいる低騒音化も盛り込まれています。

一方の日立は、2023年12月に、1.4kgの最新の紙パックスティック掃除機『日立 かるパックスティック PKV-BK50L』を発売。

2023年12月30日の『アメトーク!家電芸人』では、両社の熾烈な競争と魅力の紹介でした。

何が、どの様に違うのか、スペックや機能をガチ比較していきます。

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立 かるパックスティック PKV-BK50L』の商品スペック比較

2機種のスペックを比較します。まずは、表で確認しましょう。

スペック比較表

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
発売 2023年9月中旬 2023年12月9日
タイプ 紙パック式 紙パック式
カラー ブラック系 ライトラベンダー
市場価格
(2024年
1月)
約50,500円~ 約77,400円~
本体寸法
奥行×幅×高さ
スティック時
251×209×957mm
スティック時
225mm×230mm×1,102mm
ハンディ時
175×92×412mm
ハンディ時
429mm×92mm×163mm
標準質量
(本体質量)
1.3(0.9)kg 1.4kg(0.97kg)
集じん容積 0.37L 0.6L
電池
(定格電圧)
リチウムイオン電池(18V)1730mAh
バッテリー取り外し式
カセット式リチウムイオン電池(21.6V)
連続使用時間 強モード:約9分 強約8分
標準モード:約35分(約50分)
(すき間ノズル使用時)
標準約40分(約60分※1)*1
自動モード:約24分 自動約8~40分(約45分※1)*1
運転音 64~約57dB
充電時間 約4時間 約2時間*1
ヘッド

ヘッド機能
パワーヘッド(自走パワーアシスト) 自走機能
端までブラシ クルッとヘッド
ペタッとヘッド ペタリンコ構造
からみにく~いブラシ からまん機構
から拭きパワーブラシ 回転ブラシ
新スグトル構造 ワンタッチ着脱
水洗い
回転ブラシ・ダストカップ
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
使いやすさ
(ダストケース)
 
パックinカップ構造 紙パックするりん構造
パワー長もち流路
床面検知(自動モード)
付属品
● スグトルブラシ ● ハンディブラシ
● すき間ノズル ● 伸縮すき間用吸口
● ハンディノズル ● 布用ブラッシングヘッド
● スタンド台 ● ほうきブラシ
● 充電器 ● 延長パイプ
● バッテリー ● スタンド式充電台
● ツールホルダー ● ACアダプター
● 抗菌3層紙パック 
(1枚)
布用ブラッシングヘッドフィルター 
GP-S120FS 1枚

見た目とカラー

見た目には、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』本体の吸引ユニットが大きく、パイプとの比率で見ても、ややずんぐりに見えます。

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
カラー ブラック系 ライトラベンダー

本体カラーは、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』はブラック系となっていますが、パイプ部やグリップ部はガンメタリックの様なイメージです。

『PKV-BK50L』は、、ブラックを基調にライトラベンダーが全体に配された1色の設定です。

寸法比較

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
本体寸法
奥行×幅×高さ
スティック時
251×209×957mm
スティック時
225mm×230mm×1,102mm
ハンディ時
175×92×412mm
ハンディ時
429mm×92mm×163mm

重量

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
標準質量
(本体質量)
1.3(0.9)kg 1.4kg(0.97kg)

重量は、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』が、掃除機本体質量で0.1kg重く、ヘッドや延長パイプを含む標準質量でも0.7kg重くなっています。

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』の機能比較

紙パックの比較

集じん容量と紙パックのコスパ

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
集じん容積 0.37L 0.6L
交換頻度 約1.5ケ月に1回 約4ケ月に1回
紙パック費用 抗菌3層紙パック
EC-330PN(5枚入り)
希望小売価格 1,210円(税込)
抗菌3層パックフィルター
GP-S120FS(6枚入り)
希望小売価格 1,210円(税込)

集じん容量は『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』が0.6Lと、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』を0.23L上回り、交換頻度も約4ケ月に1度でOKと2倍以上長く持ちます。

紙パックの価格は、日立は6枚で1,210円、シャープは5枚で1,210円なので、コスパでは『日立 かるパックスティックPKV-BK3K』が上回ります

ゴミ捨て方法

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』は、ダストカップを取り外して、ゴミに触らずにゴミ箱へ紙パックを捨てることができます。

一方の、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』は、紙パックを手動で取り出す必要があります。

手間と清潔感では、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』の方が上回っていそうです。

流路の比較

シャープ・日立共に、紙パックのまわりに、風の流れる流路が設けられており、ごみがいっぱいになっても吸引力が低下しない構造が採用されています。

運転時間

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
連続使用時間 強モード:約9分 強約8分
標準モード:約35分(約50分)
(すき間ノズル使用時)
標準約40分(約60分※1)*1
自動モード:約24分 自動約8~40分(約45分※1)*1
電池
(定格電圧)
リチウムイオン電池(18V)1730mAh カセット式リチウムイオン電池(21.6V)
充電時間 約4時間 約2時間*1

運転時間は、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』が、強モードで約1分長く、標準モードでは『日立
かるパックスティック PKV-BK50L』が最長約16分長く運転できます。

少しでも長く運転できるのに越したことはありません。

どちらもバッテリー交換が容易なので、予備バッテリーを持てば交換して継続利用ができます。

運転音

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
日立
かるパックスティック
PKV-BK50L
運転音 64~約57dB

シャープは、2022年のEC-SR1から運転音低減に力を入れており、『ラクティブ エア EC-KR1』でも運転音/不快音低減対策がなされています。

不快音も、シャープの前モデルEC-AR8から大きく低減されています。

一方、『日立 かるパックスティックPKV-BK3K』では、運転音に関するHPでの記述は有りません。

これまで、運転音に取り組むメーカーは見られなかったので、シャープのユニークな取り組みが目立ちます。

ヘッド

製品名 シャープ 
ラクティブ エア
EC-KR1
かるパックスティック
PKV-BK50L
ヘッド

ヘッド機能
パワーヘッド(自走パワーアシスト) 自走機能
端までブラシ クルッとヘッド
ペタッとヘッド ペタリンコ構造
からみにく~いブラシ からまん機構
から拭きパワーブラシ 回転ブラシ
新スグトル構造 ワンタッチ着脱
水洗い
回転ブラシ・ダストカップ
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ

ヘッドは、どちらもコンパクトタイプで、自走式、髪の毛の絡まない水洗いも可能なブラシが装備されています。

自走式ヘッド

両社共にブラシの回転する力で前に進む、自走ヘッドを装備しています。

差異としては、『日立 かるパックスティックPKV-BK3K』はゴミを横から照らして見えにくいごみを浮かび上がらせる7灯の緑色LEDライト「ごみくっきりライト」が装備されています。

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』にはライトの装備がありません。

髪の毛が絡まないブラシ

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』は密度が高く縮れたブラシの採用で、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』はブラシ先端をループ状にする事で、絡みにくい対策が施されています。

床にピッタリ這わすことのできるヘッド

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』は家具下6cmのすき間まで、『日立 かるパックスティックPKV-BK3K』は高さ10cmまで、ぺったり這わせて掃除が出来ます。

新スグトル構造

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』には、他のシャープスティック掃除機同様に『新スグトル構造』が採用されています。

『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』には、同様の機能はありません。

まとめ

『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』と『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』。

軽量化でしのぎを削る両メーカーが、紙パックスティック掃除機でも戦う事になりました。

各項目のガチ比較では

  • 軽量化ではシャープの勝ち。
  • 集じん量と紙パックのコスパでは日立の勝ち。
  • 運転時間ではシャープの勝ち。
  • 運転音ではシャープの勝ち。
  • ヘッドではLEDライトを装備する日立の勝ち。
  • 新スグトル構造などの便利機能でシャープの勝ち

と、両社それぞれに光るところがあり、互角の勝負の様に感じます。

2024年1月時点で、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』は2023年12月発売の新製品の為、『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』よりも2.7万円程高い価格となっています。

一方『日立 かるパックスティックPKV-BK3K』は9月発売で価格がこなれ始めてきています。

あとは、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』の価格がいつ頃どの様に落ち着くかですね・・・

紙パックのコスパは、日立がシャープの2倍以上良いので、掃除機本体価格が接近すれば、『日立 かるパックスティックPKV-BK50L』の方がトータルコストは安くなります。

但し、機能性や吸引音での『シャープ ラクティブ エア EC-KR1』の魅力もかなり高いと思います。

しっかり両社を検討して、納得の上で購入できれば、満足度も高いのではないでしょうか・・・

本記事が、スティック掃除機選びのお役に立てば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。