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日立ビッグドラム2023年BD-STX130Jは、2022年BD-STX120Hから何が変わった?違いを比較!

洗濯機

2023年日立ドラム式洗濯乾燥機ビッグドラム『BD-STX130J』が、11月に発売になります。

2023年ビッグドラム『BD-STX130J』は、前年モデルの『BD-STX120H』から、何がどの様に変わったのか?・・・ 

本記事では、その違いを纏めてみました。

ドラム式洗濯乾燥機びのご参考となれば幸いです。

この記事でわかる事
  • 日立ドラム式洗濯乾燥機ビッグドラム『2023年BD-STX130J』と『2022年BD-STX120H』の違い
  • 日立ドラム式洗濯乾燥機ビッグドラム『2023年BD-STX130J』の商品特徴

日立ビッグドラム 2023年『BD-STX130J』と2022年『BD-STX120H』のスペック比較

2023年モデルになって何が変わったのか?スペックを表で比較してみます。
(引用 日立機種HP)

機種名 BD-STX130J(新) BD-STX120H(旧)
発売 2023年11月 2022年9月
市場価格
(2022年10月末)
約37.2万~41万円 約20.2万~24.5万円
外観
洗濯・脱水容量
/乾燥容量
13kg / 7kg 12kg / 6kg
運転音 洗い 約34dB /
脱水 約37dB /
乾燥 約48dB
洗い 約34dB /
脱水 約37dB /
乾燥 約48dB
目安時間 洗濯 36分 洗濯 35分
洗濯~乾燥
(標準コース)
 約93分
洗濯~乾燥
 約98分
洗濯~乾燥
(省エネコース)
 約200分
標準使用水量 洗濯 94L 洗濯 88L
洗濯~乾燥
約65L
洗濯~乾燥
約86L
消費電力
(50/60Hz)
洗濯 180W
乾燥 1240W
洗濯 140W
乾燥 1250W
消費電力量 洗濯
85Wh
洗濯
78Wh
洗濯~乾燥
(標準コース)
約1,150Wh
洗濯~乾燥
約1,570Wh
洗濯~乾燥
(省エネコース)
約700Wh
本体幅 600mm 600mm
総外形寸法/質量
(幅×奥行×高さ)
●給・排水
ホースを含む
630×720×1065mm/
約93kg
630×716×1065mm/
約82kg
寸法図
設置可能
防水パン
奥行内寸540mm以上 奥行内寸540mm以上

スペック面を比較してみると、

『BD-STX130J』で変わったポイントは・・・

外観・スペックから見る変わったポイント
  • 洗濯容量が、13kgに1kg増えた。
  • 洗濯時間が、36分に1分延びた。
  • 洗濯~乾燥時間は、約98分⇒約93分と5分短縮。省エネコースが追加された。
  • 標準水使用量が、洗濯で88L⇒94Lと増加。洗濯~乾燥は約86L⇒65Lと大幅減。
  • 消費電力は、洗濯で140W⇒180Wと増加。洗濯~乾燥では1250W⇒1240とややダウン。
  • 消費電力量は、洗濯で78Wh⇒85Whと増加。洗濯~乾燥(標準コース)では1570Wh⇒1240Whと大幅ダウン。省エネコースが追加された。
  • 総外形寸法で、奥行きが4mm増。質量で1kg増

で、変わっていないポイントは・・・

外観・スペックから見る変わっていないポイント
  • 運転音は、洗い・脱水・乾燥共に変わりなし。
  • 本体幅と総外形寸法の幅と高さは、変わりなし。
  • 設置可能防水パンは、奥行内寸540mm以上で変わりなし。

と、なっています。

見た目には・・・

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-50.png

前面から見る寸法は同じですが、『BD-STX130J』は扉が大きく扉まわりがシンプルですっきりとシャープなデザインによりスリムな感じを受けます。

スペックの違いと見栄えの違いより・・・

2023年モデルの『BD-STX130J』は、容量アップに比例して洗濯での水使用量や消費電力は増えているものの、乾燥では消費電力を大幅に低減した、筐体デザインも変化したフルモデルチェンジだという事が分かります。

日立ビッグドラム 2023年『BD-STX130J』と 2022年『BD-STX120H』の機能比較

同様に、機能についてもその特徴を表にまとめました。

機種名 BD-STX130J(新) BD-STX120H(旧)
発売 2023年11月 2022年9月
洗濯
自動投入 液体洗剤・柔軟剤 自動投入
・液体洗剤タンク:約1,000mL
柔軟剤タンク:約1,000mL 
(残量検知あり)
液体洗剤・柔軟剤 自動投入
・液体洗剤タンク:約1,000mL
・柔軟剤タンク:約700mL  
(残量検知あり)
洗浄機能 ナイアガラ洗浄
ナイアガラ循環2段シャワー
(洗剤検知)
AIお洗濯
AIお洗濯
ナイアガラ洗浄
(洗剤検知)
黄ばみ除去
・予防機能
温水
ナイアガラ洗浄
温水
ナイアガラ洗浄
乾燥
乾燥方式 らくはや 風アイロン
(ヒートポンプ式)
風アイロン
(低温ヒート式)
除湿方式 ヒートポンプ式
(湿度センサー制御)
水冷除湿
(温度センサー制御)
清潔
清潔機能 らくメンテ
乾燥フィルターレス
大容量糸くずフィルター[抗菌]
洗濯槽自動おそうじ
乾燥経路自動おそうじ
ドアパッキン自動おそうじ
らくメンテ
乾燥フィルターレス
大容量糸くずフィルター[抗菌]
洗濯槽自動おそうじ
乾燥ダクト自動おそうじ
ドアパッキン自動おそうじ
清潔コース
(洗濯機)
温水槽洗浄コース
槽洗浄コース
槽乾燥コース
槽洗いコース
温水槽洗浄コース
槽洗浄コース
槽乾燥コース
槽洗いコース
清潔コース
(衣類)
ダニ対策コース
除菌清潔プラスコース
花粉コース
ダニ対策コース
除菌清潔プラスコース
花粉コース
使いやすさ
シワ伸ばし スチームアイロンコース スチームアイロンコース
コース
洗濯コース 標準 13kg
すすぎ1回 13kg
おいそぎ 7kg
洗剤直ぬり 2kg
手造り 13kg
柔らか 4.5kg
毛布 6kg(ふとん1.4kg
デリケート 3kg
おしゃれ着 3kg
消臭 2kg
標準 12kg
すすぎ1回 12kg
おいそぎ 6kg
洗剤直ぬり 2kg
手造り 12kg
柔らか 4.5kg
毛布 5kg(ふとん1kg)
デリケート 3kg
おしゃれ着 3kg
消臭 2kg
洗濯

乾燥コース
標準 7kg
すすぎ1回 7kg
化繊 2kg
手造り 7kg
毛布 3.6kg(ふとん1.4kg
ナイト 4.5kg
省エネ 7kg
消臭 2kg
標準 6kg
すすぎ1回 6kg
手造り 6kg
毛布 3kg(ふとん 1kg)
ナイト 4.5kg
消臭 2kg
乾燥コース 標準 7kg
毛布 3.6kg(ふとん1.4kg
ナイト 4.5kg
静止乾燥 0.4kg
省エネ 7kg
スチームアイロン 1kg
標準 6kg
毛布 3kg(ふとん 1kg)
ナイト 4.5kg
静止乾燥 0.4kg
スチームアイロン 1kg
清潔コース ダニ対策 3kg
除菌清潔プラス 1kg
花粉 2kg
温水槽洗浄
槽洗浄
槽乾燥
槽洗い
自動投入経路洗浄
ダニ対策 3kg
除菌清潔プラス 1kg
花粉 2kg
温水槽洗浄
槽洗浄
槽乾燥
槽洗い
自動投入経路洗浄
温水ミスト/温水 約60℃ 2kg
約40℃つけおき 2kg
約40℃消臭 2kg
約40℃ 6kg
約30℃ 13kg
約15℃温め自動 13kg
約60℃ 2kg
約40℃つけおき 2kg
約40℃消臭 2kg
約40℃ 6kg
約30℃ 12kg
約15℃温め自動 12kg
ダウンロードコース わがや流AI
約30℃強力時短
つけおき2度洗い
泥汚れ
ジェルボール
ダウンジャケット
洗えるスーツ
おしゃれ着脱水
脱水のみ
わがや流AI
つけおき2度洗い
泥汚れ
ジェルボール
ダウンジャケット
洗えるスーツ
おしゃれ着脱水
脱水のみ

機能面の変化は、商品内容に直結しているので、個々を詳しく見てみましょう。

日立ビッグドラム 2023年『BD-STX130J』が、2022年『BD-STX120H』から変わったポイント!

2023年『BD-STX130J』になって、以下の6つの項目が変わっています。

『BD-STX130J』で変わった箇所
  1. 柔軟剤自動投入タンクが大型化
  2. ナイアガラ洗浄が、2段シャワーに進化
  3. ヒートポンプの採用
  4. ドラム容量のアップ
  5. [洗濯コンシェルジュ] ダウンロードコースに『約30℃強力時短コース』が追加
  6. 洗濯・洗濯~乾燥コースメニューなどに若干の変更

1.柔軟剤自動投入タンクが大型化

『BD-STX130J』の洗剤・柔軟剤自動投入のタンクは容量約1,000mLと、『BD-STX120H』の柔軟剤タンク約700mLから300mL増えています。

詰め替えの洗剤や柔軟剤を1本全部入れる事が可能で、詰め替えがよりしやすくなっています。

タンクは簡単に取り出せて、水洗いする事もできます。

2.ナイアガラ洗浄が、2段シャワーに進化

[ナイアガラ洗浄]は、高濃度の洗浄液を奥まですばやく浸透させて、大流量で洗い流す日立自慢の洗浄方式です。

2023年『BD-STX130J』では、循環シャワーが進化して2段になっています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-52.png

[ナイアガラ循環2段シャワー]によって、洗濯13kgでも36分と2022年『BD-STX120H』とほぼ同じ時間で洗いあがります。

機種名 BD-STX130J(新)
洗濯13kg
BD-STX120H(旧)
洗濯12kg
目安時間 洗濯 36分 洗濯 35分

3.ヒートポンプの採用

『ヒートポンプ』は、テレビCMでもアピールされている通り、今回の最大の売りのポイントの1つです。

ヒートポンプは、エアコンなどでも採用される高効率でエコな熱交換技術で、ヒーターで温める従来の昇温技術とは異なる方法です。

機種名 BD-STX130J(新) BD-STX120H(旧)
発売 2023年11月 2022年9月
乾燥
乾燥方式 らくはや 風アイロン
(ヒートポンプ式)
風アイロン
(低温ヒート式)
除湿方式 ヒートポンプ式
(湿度センサー制御)
水冷除湿
(温度センサー制御)

その為、洗濯~乾燥での電力使用量(標準コース)は、下表の様に大幅に減っています。

機種名 BD-STX130J(新)
洗濯~乾燥7kg
BD-STX120H(旧)
洗濯~乾燥6kg
1回当たりの
消費電力量
約1,150Wh
(約26%減)
約1,570Wh
1回当たりの
標準使用水量
約65L
(約24%減)
約86L
年間の
電気代+水道代
約19,229円
(約6,760円お得)
約25,989円

洗濯~乾燥容量が増えていながら、約26%の消費電力量低減と約24%の標準水使用量の低減となっているので、ヒートポンプの効果の程がわかります。

さらに洗濯~乾燥時間が短縮されているのも嬉しいところです。

機種名 BD-STX130J(新)
洗濯~乾燥7kg
BD-STX120H(旧)
洗濯~乾燥6kg
目安時間 洗濯~乾燥
(標準コース)
 約93分
洗濯~乾燥
 約98分

4.ドラム容量のアップ

[らくはや 風アイロン]は、大容積ドラムと高速風&大風量で、シワを伸ばしてきれいに仕上げる乾燥方式です。

その大容量ドラムのサイズが、約78L⇒約89Lへと、約11Lアップしています。

日立公式サイトの、最大容量乾燥時の仕上がりサンプル画像を比較してみると、大容量ドラムの『BD-STX130J』の仕上がりの方がシワが少ない様に感じます。(公式見解では無く個人の感想です)

5.スマホとの連携[洗濯コンシェルジュ]ダウンロードコースに『約30℃強力時短コース』が追加

[洗濯コンシェルジュ]は・・・

スマホでリモート運転ができるので、外出先からも運転開始のコントロールが可能で、運転状況のチェックもできる、便利な機能です。

その中の機能の1つ『ダウウンロードコース』、好みの選択コースをダウンロードしてプラスする事ができる、増やせるコースです。

『BD-STX130J』では、約30℃強力時短コースが追加されています。

  • わがや流AI
  • 約30℃強力時短
  • つけおき2度洗い
  • 泥汚れ
  • ジェルボール
  • ダウンジャケット
  • 洗えるスーツ
  • おしゃれ着脱水
  • 脱水のみ

[洗濯コンシェルジュ]には、この他に・・・

運転終了やお手入時期をスマホに通知してくれる『お知らせ機能』として・・・

  • 衣類の取り出し忘れ
  • 自動投入の洗剤・柔軟剤の補充時期
  • フィルターや洗濯槽のお手入時期

など、忘れる心配コトも無くなります。

『コンシェルジュ機能』は、衣類によっては、どの洗濯コースが良いのか迷った時に便利な機能です。

アプリで衣類の種類を選ぶと『コンシェルジュ機能』がおすすめの運転コースを見つけて提案してくれます。そのままスマホから運転スタートもできてしまいます。

『自動投入銘柄設定』は、洗剤や柔軟剤の銘柄を指定しておくことで、投入量やすすぎの回数を自動で設定できる機能です。

洗剤や柔軟剤も効率よく使う事ができますね!

6.洗濯・洗濯~乾燥コースメニューなどに若干の変更

『BD-STX130J』では、『BD-STX120H』には無かった「洗濯~乾燥コース」に化繊 2kg省エネ 7kg、「乾燥コース」に省エネ 7kgが加わっています。

また、各コースの容量が、洗濯・乾燥容量のアップに伴い、変化しています。

日立ビッグドラム 2023年『BD-STX130J』で継続されている特徴機能

以下の機能は、2022年『BD-SV120H』から継続採用されている機能です。

乾燥フィルターをなくした [らくメンテ]

テレビCMでもアピールされている、2022年『BD-SV120H』世代で導入された最大の売りのポイントの1つです。

本体の上面パネルにあった、乾燥フィルターが無くなり、本体下部の糸くずフィルターに集約されています。

本体下部の[大容量糸くずフィルター]は、約1か月に1回のお手入れでOKと、お掃除の手間が楽になっています。

洗剤直ぬりコース

『洗剤直ぬりコース』は、日立がLIONと共同開発したコースで・・・

衣類の汚れに濃縮液体洗剤を直接ぬって、洗濯機で洗うコースです。

衣類に直接ぬった液体洗剤は、洗濯機の中で送風機を利用して、水分を蒸発させて、さらに衣類はもみほぐされて洗剤が浸透されます。

その後、大容量のナイアガラシャワーで、しっかりと洗濯がされるというコースです。

まとめ、日立ビッグドラム『BD-STX130J』は何が変わった?

2023年型の日立 ビッグドラム『BD-STX130J』は、2022年モデルの『BD-STX120H』から洗濯容量と乾燥容量を1kg増やし、乾燥機能にヒートポンプを採用する改良を施してきました。

家電メーカー各社のドラム式洗濯機の最大容量は12kgなので、容量で一歩抜きんでてきました。

[らくメンテ] 乾燥フィルターは、フィルターのお手入れが月に一度で良いという魅力的なポイントで、しっかり継承されています。

2022年モデルの『BD-STX120H』発売開始時の価格は約35.5万のスタートで、2023年10月後半の最安値圏では 約20万~25万レベルでした。

2023年『BD-STX130J』は、約38万程度のスタート価格の様です。

『BD-STX130J』の年間の電気・水道代は、『BD-STX120H』から 約6,760円程低減できるので・・・

『BD-STX130J』の価格ー6,760×想定使用年数で総コストを算出して、『BD-STX120H』の価格と見比べて納得出来れば『BD-STX130J』が買いと簡易的に判断できるのではないでしょうか・・・?

最も、パナソニック・東芝もヒートポンプで魅力的なドラム洗濯乾燥機を投入してきています。

ドラム式洗濯乾燥機市場も盛り上がって、選び甲斐がありますね!

本記事が、洗濯乾燥機選びのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。