日立の冷蔵庫は『まるごとチルド』や『特鮮氷温ルーム』など、日立独自の機能が魅力の冷蔵庫です。
2023年2月27日に65cm幅の『R-HWC54T』が、前年の『R-HW54S』からモデルチェンジしました。2023年モデル『R-HWC54T』は、前年『R-HW54S』から何が変わったのでしょうか?
新旧モデルを比較して、お得な日立の冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。
•日立冷蔵庫、2023年『R-HWC54T』と2022年『R-HW54S』 の商品特徴
•日立冷蔵庫、2023年『R-HWC54T』と2022年『R-HW54S』の違い
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日立冷蔵庫2023年『R-HWC54T』とは?
日立の冷蔵庫『R-HWC54T』は、2023年2月9日に発売されました。本体カラーは、ライトゴールドとピュアホワイトの2種類です。
『R-HWC54T』は、日立独自の機能である「まるごとチルド」や「特鮮氷温ルーム」、「新鮮スリープ野菜室」を搭載した冷蔵庫。特徴は、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」が使えるようになったことです。
「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」を利用することで、冷蔵庫の食材の管理をスマホでサポートしたり、冷蔵庫の運転状況が確認できたりしますよ。
2023年『R-HWC54T』と前年『R-HW54S』のスペック比較
まずは、2023年モデル『R-HWC54T』と前年モデル『R-HW54S』のスペックを比較しました。『R-HW54S』は2022年2月に発売されており、『R-HWC54T』発売のちょうど1年前になりますね。
『R-HWC54T』と『R-HW54S』のスペック比較表
2023年モデル R-HWC54T |
2022年モデル R-HW54S |
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発売日 | 2023年2月 | 2022年2月 | ||||||||
タイプ | まんなか冷凍 | まんなか冷凍 | ||||||||
ドア | 鋼板ドア 6ドア フレンチドア |
鋼板ドア 6ドア フレンチドア |
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カラー | ライトゴールド ピュアホワイト |
ハーモニーシャンパン ピュアホワイト |
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定格内容積 | 540 L | 540 L | ||||||||
冷凍室 | 冷蔵室 | 野菜室 | 独立製氷室 | 2021年 省エネ基準 達成率 |
101% | 101% | ||||
年間消費 電力量 |
292 kWh/年 | 292 kWh/年 | ||||||||
幅×高さ×奥行き mm |
650x1839x701 | 650x1833x701 | ||||||||
質量 | 110 kg | 110 kg | ||||||||
最小設置 奥行き寸法 |
740mm | 740mm |
見た目とスペックで、高さが若干変化
『R-HWC54T』の本体カラーは、「ライトゴールド」と「ピュアホワイト」です。一方、『R-HW54S』の本体カラーは、「ハーモニーシャンパン」と「ピュアホワイト」となっています。
カラーの名称が変わっていますが、見た感じはよく似た色合いですね。
容量は変わりありませんが、高さは『R-HW54S』が1833mmに対し、『R-HWC54T』は1839mmとわずかに高くなっています。
電力使用量も変わりなく、両モデルとも同じでした。
2023年『R-HWC54T』と前年『R-HW54S』の機能比較
次に、『R-HWC54T』と『R-HW54S』の機能について、比較していきます。
『R-HWC54T』と『R-HW54S』の機能比較表
2023年モデル R-HWC54T |
2022年モデル R-HW54S |
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冷蔵室
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まるごとチルド | まるごとチルド |
クイック冷却 | クイック冷却 | |
特鮮氷温ルーム | 特鮮氷温ルーム | |
冷凍室
・ 製氷室 |
デリシャス冷凍 (1段目) |
デリシャス冷凍 (1段目) |
3段ケース (下段) |
3段ケース (下段) |
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自動製氷 (製氷皿は 取りはず せません) |
自動製氷 (製氷皿は 取りはず せません) |
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野菜室
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新鮮スリープ野菜室 (下段スペース) |
新鮮スリープ野菜室 |
ー | 新鮮スリープ保存 (下段スペース) |
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2段ケース | 2段ケース | |
スマート フォン連携 |
日立冷蔵庫 コンシェルジュ アプリ |
ー |
機能の変更は1つ
機能の変更は、『R-HWC54T』に「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」が搭載されたことです。
「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」は、冷蔵庫の食材の管理ができるとても便利なアプリです。
買い物先でも冷蔵庫内の保存状況や保存食材がスマホで確認でき、買い忘れやダブり買いを防ぐことができますよ。
また、保存している食材を一覧で管理することもできます。賞味・消費期限を登録しておくと、期限が近付いたらお知らせしてくれますよ。食べ忘れも防げますね。
冷蔵庫の運転状況や旬の食材情報も確認できます。役立つ機能がたくさんありますね。
継続の特徴機能
『R-HW54S』から継続されている特徴機能を紹介しますね。
まるごとチルド
「まるごとチルド」は、約2℃の少し低い温度と約80%の高い湿度が特徴です。冷蔵室全段が、まるごとチルドなので、食品をどこに置いても鮮度が長持ちするのが嬉しいですね。
また、ラップをしなくても乾燥や変色を抑えてくれます。ラップをする手間が省けますし、ラップ代の節約にもなりますね。
低温保存に向いている葉物野菜も「まるごとチルド」で保存できますよ。野菜をたくさん使う方には助かりますね。
温かい食品も完全に冷ます必要がなく、入れることができますよ。朝のお弁当の粗熱を取りたいときにも便利です。
特鮮氷温ルーム
「特選氷温ルーム」は、凍らせない-1℃の温度で肉や魚をおいしく保存します。ルーム内の温度が一定に保たれるので、鮮度が長持ち、うまみが落ちることもなく、食材の乾燥も防ぎます。
生鮮食品のまとめ買いも可能ですね。凍らせずに保存できるので、解凍の必要もなく時短にもなりますよ。使い切れなかった分は、そのまま「特選氷温ルーム」に戻して保存できます。食材を無駄なく使い切れるのもいいですね。
デリシャス冷凍
アルミトレイと専用センサーで自動で冷凍する「デリシャス冷凍」。すばやく冷凍することで、解凍時のドリップを抑えたり、野菜のビタミンCの減少を抑えたりします。
「デリシャス冷凍」スペースは、冷凍室の上段でたっぷり入ります。ホームフリージングをよくされる方にはおすすめですよ。
新鮮スリープ野菜室
「新鮮スリープ野菜室」は、名前の通り野菜を眠らせるように保存します。眠らせるように保存することで、栄養素の減少を抑え、また水分を閉じ込めて乾燥を抑えます。
野菜の鮮度が7日間長持ちするので、まとめ買いも可能ですよ。
また、長もの野菜を立てて収納できる「たて収納スペース」、小物野菜を収納できる「上段スペース」、大きな葉物野菜もしっかり入る「下段スペース」と整理しやすいのも特徴です。
トリプルパワー脱臭
冷蔵室にはさまざまな食品が入っているため、ニオイのある食品を保存するときは気になりますよね。「トリプルパワー脱臭」は気になるニオイを脱臭してくれ、ニオイ移りも抑えてくれます。
玉ねぎやニンニク、魚などもニオイを気にせず保存できますよ。
まとめ
日立冷蔵庫は、『アメトーク!家電芸人』でも取り上げられた、多機能な冷蔵庫です。特に冷蔵庫の『まるごとチルド』や『新鮮スリープ野菜室』は、他社にはない特徴機能です。
2023年モデル『R-HWC54T』の2月スタート価格は約41万超でした。2022年2月の『R-HW54S』スタート価格は約35万円超だったので、約6万円以上の値上がりの感があります。
2023年モデル『R-HWC54T』には、日立冷蔵庫コンシェルジュアプリが搭載されましたが、冷蔵庫の基本機能はほぼ同じです。
2023年モデル『R-HWC54T』の2023年3月市場価格は、『R-HW54S』と5万円程の価格差なので、スタート価格の差ぐらいまで下がって落ち着いてきました。
2023年amazonプライムプライム感謝祭では2022年2月の『R-HW54S』が170,000円で販売されており、楽店市場の最安よりも3万円程度低くなっているので、検討中の方にはチャンスですね!
本記事が、魅力的な冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。