生ごみの臭いが気になる!
ゴミ捨ての量を減らしたい!
生ごみを、たい肥に利用したい!
そんな望みをかなえてくれるのが、生ゴミ処理機『ナクスル(NAXLU)』です。(以降ナクスル)
ゴミ問題に悩む地方自治体が、ゴミ削減の一助として、家庭用ゴミ処理機の購入補助を行っています。
当記事では、『ナクスル』購入での、購入助成金の申請方法ともらい方について、まとめています。
メリットとデメリットを含め、お得意購入する検討のお役に立てば幸いです。
生ごみ処理機の助成金(補助金)とは
家庭で出る生ごみは、可燃ごみの約3割ほどで、水分を約70~80%含むといわれています。
また、地域のゴミステーションでは、カラスや動物によるごみの散乱や悪臭の原因ともなっています。
一方、家庭用の生ごみ処理機は、生ごみの水分を飛ばしてゴミを減量する事や、たい肥化してゴミを資源化する事が可能です。
そのため、ごみ処理の大変な地方自治体では、ゴミ減量化のために、家庭用生ごみ処理機の購入に助成金(補助金)を出して家庭用生ごみ処理機の普及を図り、ゴミの減量を行っています。
生ごみ処理機購入補助金はすべての自治体にある?
生ごみ処理機の購入助成金は、すべての地方自治体に有る訳ではありません。
地方自治体の、ゴミ行政の課題や予算など、事情は自治体により様々です。
その為、生ごみ処理機の購入検討をする際は、お住まいの自治体のホームページで、助成金の有無を確認する事が、最も確実です。
対象機器と助成条件の詳細
生ごみ処理機の購入助成金は、すべての人や、すべての生ごみ処理機に出る訳ではありません。
その為、自分の居住地の自治体ホームページで、対象機器と助成条件を確認してから購入するのがベストです。
助成対象者の条件は?
自分自身が助成対象者の条件を満たすか?確認しておく必要があります。
例えば、自治体での特徴的な、対象を抽出すると……
- 市に居住している世帯の世帯主。
- 市税を完納している方
- 過去5年以内に補助対象となる処理機を申請していない方。
- 使用状況についての照会及び立入検査があった場合に協力できる方
- 市が補助金の交付の決定後に実施するアンケートの提出に同意する者
- 応募者が募集台数を超える場合は抽選を行います
などが、挙げられています。
一家に1台までの助成となる条件や、不正な助成を避けるための確認を設けている自治体、応募が多くて抽選を実施する自治体も有ります。
不安な場合は、自治体の窓口(コールセンターや環境部など)に問い合わせてみるのが一番です。
助成額は幾ら?
助成額は自治体によって異なり、生ごみ処理機の種類『生ゴミ堆肥化容器(コンポスト)』『生ゴミ処理機(手動・電動)』でも分かれているところがあります。
多くの自治体では、『生ゴミ処理機(電動)』の助成額は大きくなっており、購入金額の2分の1程度までで限度額は20,000円~30,000円程度となっています。
2024年(令和6年4月時点)で助成金の多い自治は……
- 東京都武蔵村山市:本体購入金額(税別)の2分の1(100円未満切り捨て)又は4万円のいずれか低い方の額
- 大阪府泉大津市:生ごみ処理機購入費(消費税等を含む。)の3分の2以内(千円未満は切り捨て、上限4万円)
- 栃木県下野市:購入金額の10分の8以内(4万円が限度)【機械式生ごみ処理機補助金増額キャンペーン】
- 千葉県印西市:購入額の2分の1(100円未満切り捨て)、4万円を限度
なども有るので、ご自身のお住まいの自治体ホームページは、要チェックです。
ナクスルは対象機器か?
『ナクスル』は、乾燥式・バイオ式のハイブリッドタイプの電動式生ごみ処理機です。
電動式の乾燥式・バイオ式はほとんどの自治体で助成の対象となっていますが……
中には、メーカーや機種が指定されている自治体も有ります。
指定対象外の機種を購入してしまうと、助成金を貰えない為、忘れずに確認をしましょう。
尚、新たな動向として、電動式の生ごみ処理機を『ゼロカーボン』の視点で対象外とする自治体が出てきました。
2024年度は東京都八王子市や東久留米市(7月より)が対象外となっているので、助成金を得て導入を検討している方は注意が必要です。
交付条件(購入先・申請期限など)
購入先の指定はあるか?
自治体によっては、市内の指定店での購入のみ助成金が出るところもあります。
また、昨年までは市内指定店のみであったものが、インターネットでの購入も可となった自治体も有ります。
居住地の自治体のルールに合致した方法で購入する必要があります。
申請の期限は?
生ごみ処理機の助成金は、自治体の予算内で補助が出る為、購入前に事前申請が必要なケースも見られます。
中には、購入後1年以内の申請であれば助成金を貰えるケースが有るので、もしも購入後に当記事で気付かれた場合は、ダメ元でも一度確認してみる事をおすすめします。
後からでも1万円もらえれば大きいですよね!
ただ、多くは購入後2~3ケ月以内の申請等と期限を決められているので、各自治体の申請期限に合わせて手続きをしましょう。
【ナクスル】助成金の申請から受け取りまでの手順
助成金を貰う上で、失敗しない手順を紹介します。
助成金は、自治体予算枠内で支給される為、年度が切り替わってから執行されます。
また、年度が替わって前年と条件が変わることも有るため、以下の5ステップで進めると安心です。
- 事前調査(これから購入してもまだ助成金がもらえる事を確認)
- 商品購入(助成金が支給されるお店で購入)
- 書類準備(不備が無いように、事前調査で確認の上準備)
- 書類提出(不備が無いように、窓口に提出)
- 助成金受給
1.事前調査(条件と予算執行を確認)
ご自身の居住地の自治体情報を、Google検索『生ごみ処理機 助成金 ○○市』で調べます。
調べる事は……
- 事前申請の要否
- 対象機種(電気式乾燥方式・バイオ式は含まれるか?、指定機種はあるか?)
- 購入先の指定(ネット購入の可否)はあるか?
- 申請に何が必要か?(領収書記載必要事項・保証書・取扱説明書など)
- 申請書類のダウンロード
- 申請書類提出方法
- 申請期限
です。
領収書に購入品目と型番記載を求められる自治体や、領収書に加えて販売証明書や納品書も必要な自治体もあります。
記載事項と必要書類はしっかり確認しておきましょう。
また、年度が進むと、予算の残りが心配な自治体も増えてきます。
予算を消化すると助成金は貰えないので、自治体の関係部署に電話で予算枠の確認を行っておきましょう。
ちなみに、事前申請が必要な東京都豊島区では既に『令和6年度分は終了しました』と表記されています。
2.商品購入
自治体指定の購入先・機種があれば、指定店で購入して、必要な申請書類も入手します。
購入先指定が無い場合は、必要書類が確実に入手できるショップで購入しましょう。
特に、領収書の発行や記載事項で不備が有ると、申請が受理されず予算内に申請ができないなどの事態も起こりかねません。
注文時に、購入先に領収書の記載事項をしっかり伝えて購入する事が大切です。
ナクスル公式サイトでの購入は、サポートセンターで助成金申請の必要書類の対応相談にも応じてくれるので安心です。
3.書類準備
事前調査で入手した、自分の自治体の申請書類に必要事項を記載します。
納税証明書または非課税証明書や、本人確認書類が必要な自治体もあり……
設置後の写真を求められる自治体も有ります。
多くの自治体では、助成金が振り込まれる振込口座もここで記載します。
4.書類提出
申請場所も、自治体により様々です。
市役所や役場の窓口・清掃事業所など異なるので、事前調査に基づいて提出します。
郵送での受付を行っている自治体も有りますが、書類の不備で受理されないリスクを考えて、窓口で提出する方が安心確実です。
5.助成金受給
提出書類が、審査・認可されると、指定した口座に助成金が振り込まれます。
(一部、審査での交付決定後に、請求書兼口座振替依頼書を送付する自治体も有ります)
自治体にもよりますが、振込には認可決定後2週間~2か月程度必要とされており……
助成金振込後にアンケートを実施している自治体も有ります。
対象の自治体に居住の場合は、アンケートに答えて助成の条件を満たす必要があるので、確実に回答をしましょう。
【ナクスル】生ごみ処理機の購入助成金のもらい方でのよくある質問
生ごみ処理機の購入助成金のもらい方に関する、良くある質問をまとめました。
Q1.生ごみ処理機助成金制度とは何ですか?
生ごみは家庭可燃ごみの約3割で70~80%が水分といわれます。
生ごみ処理機は、生ごみを減量し堆肥化できるのでゴミ削減に有効との考えにより、自治体による判断で、個人の家庭購入に助成金補助が行われています。
Q2.生ゴミ処理機の助成金の上限はいくらですか?
生ごみ処理機は、構造で大きく2つに分類でき、助成金も異なります。
種類 | 特徴 | おおよその補助金額 |
コンポスト | 微生物が材料を分解することで 堆肥化するごみ処理機 |
上限4,000円~7,000円程度 |
電気式 (乾燥式・バイオ式) |
生ごみに熱を加え、乾燥したり、 バイオ処理をする事で減量できる 生ごみ処理機 |
上限10,000円~40,000円程度 |
Q3.生ゴミ処理機のメリットとデメリットは?
メリット
- ゴミを減量できて、ゴミ捨ての費用を抑制できる
- ゴミをたい肥化できるので、たい肥の購入費用を抑える事ができる
- 動物による生ごみの散乱や悪臭を抑制できる
デメリット
- 電気式は手間がかからないが、価格が高い
- 場所をとる
- 電気式はランニングコストがかかり、ゴミ減量分だけではペイできない。
【ナクスル】生ごみ処理機の購入助成金のもらい方のまとめ
ナクスルは、乾燥・バイオの両面を兼ねたハイブリッド方式の生ゴミ処理機です。
生ゴミ処理機購入の助成金としては、最大助成枠が適用されます。
購入の際は、助成金を確実にもらいたいところなので、年度の始まった4月や5月は購入のチャンスです。
人気の自治体や予算枠の少ない自治体では、予算が早く消化されるところも有ります。
購入の際は、自治体に確認し予算の執行状況と申請手順を確認してから行いましょう。
当記事が、生ごみ処理機の購入検討のお役にたてば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
当記事が、メリットとデメリットを含め、購入に当たっての検討のお役に立てば幸いです。