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パナソニック「おどり炊き」から東芝製「真空合わせ炊き」への炊飯器買い替えレビュー

炊飯器

2012年から長年愛用してきた、Panasonic炊飯器SR-PX102おどり炊きから 2021年3月末に,東芝の真空圧力IH炊飯器RC-10VSPに買い替えを行いました。

わが家の炊飯器は、旧鳥取三洋電機のおどり炊きからPanasonic製に2代続けておどり炊きでしたが、2代目となるPanasonic炊飯器SR-PX102の内釜ダイヤモンドハードコートが剥がれてきてしまいました。

2代続けておどり炊きを愛用してきて、その炊きあがりには満足していた為、次もPanasonicにするかと悩みました。

が、2020年の炊飯器で東芝の真空圧力IH炊飯器RC-10VSPが話題となっていたので、今回は東芝製に乗り換えてみました。

これまで愛用のPanasonicおどり炊きを処分する前に、東芝の真空圧力IH炊飯器RC-10VSPと炊き比べ・食べ比べをしました。

本記事は、炊飯器更新の忘備録として、また、Panasonicから東芝製へ乗り換えを検討されている方のご参考として、個人の食感をまとめた忘備録です。

※本ページはプロモーションが含まれています

東芝の圧力+真空合わせ炊きIH炊飯器、RC-10VSPとは

これまで、高圧で炊飯するという炊飯器は有りましたが、炊飯前に内釜の圧力を下げてお米の吸水性を高めるという、ある種逆転の発想の入ったユニークな製品です。

東芝の真空圧力IH炊飯器RC-10VSPの製品特徴としては、

・真空ひたし: 内釜の中を真空にし、圧力差で芯までたっぷり吸水させ、しっかり水を吸ったお米は、内部まで熱が伝わりα化を促進。 ごはんの甘みをアップ

・炎匠炊き: 大火力で一気に炊き上げ、炊きから蒸らしまで火力を細かく調整

・鍛造かまど銅釜: かまどのような耐熱流で旨さを高める

と、炊き方にこだわった、東芝炊飯器のこだわりが見て取れます。

これまで、旧鳥取SANYO系のおどり炊き一筋で来ましたが、新たな試みの製品にふと心が動かさてしまいました。

9年愛用Panasonicおどり炊きSR-PX102について

旧鳥取SANYOのおどり炊きを継承してきた、可変圧力IHによる、ふっくらした炊きあがりが特徴で、特に『匠炊き』は、あまみのあるごはんに炊きあがっていたと思います。

また、早炊きの短時間炊飯は、急ぎの時にたいへん重宝していました。

最近、炊飯時に圧力がかかった際、蒸気弁からの圧力逃がしが上手く行かない時もありました。

蓋のシール部分から圧が漏れる事が時々起こる様になってきた事と、内釜のダイヤモンドコートが剥がれて、ごはんがこびり付く様になって来ました。

もう少し長く愛用したかったのですが、年度末で各社家電製品の価格がこなれてきたタイミングでもあったので、買い替えを決心しました。

東芝 RC-10VSPと Panasonic SR-PX102との比較

これまでの炊飯器には満足していたのですが、東芝 RC-10VSPは、「価格.comプロダクトアワード2020」で調理家電部門大賞を受賞しています。

今回の炊飯器購入にあたっては、これらの情報から、比較・食べ比べしてみたい気持ちが、ふつふつと湧いてきました。

新旧両機種のスペックを比較すると、東芝RC-10VSPのスペックは、これまでのPanasonicのSR-PX102に近い感じです。

炊飯コースは、これまで同様に早炊きが有り、炊飯時間もほぼ同じです。

消費電力は、一気に炊き上げの為か?東芝RC-10VSPは1420Wと高くなっています。

  東芝 RC-10VSP Panasonic SR-PX102
発売 2020年 2012年
最大炊飯容量 1.0L(約5.5合) 1.0L(約5.5合)
炊き技 炎匠炊き おどり沸騰
内釜 鍛造かまど銅釜 純銅仕込ダイヤモンド釜
コーティング内面 ダイヤモンドチタンコート ダイヤモンドハードコート
気圧コントロール ・真空 0.6~
(保温時0.7)
・圧力 1.05気圧
(圧力可変)
可変圧力IH
浸し 真空ひたし おどり吸水
保温時間 真空保温 量ピタうまみ保温
消費電力 1420W 1200W
炊飯コース/時間 エコ炊飯 40~50分
本かまど 30~60分
甘み炊き 65~75分
早炊き 18~28分
エコ炊飯 42~45分
匠炊き 43~76分
甘み 36~43分
高速 16~24分

東芝 RC-10VSPと Panasonicおどり炊きの炊き比べ

実際に両機種で、お米を炊いて、食べ比べを行ってみました。

甘味モードと匠モード

東芝は最も炊飯時間の長い『甘みモード』、Panasonicは『匠炊き』で炊飯してみました。

どちらも炊飯時間は、2号を炊いて75分程度でした。

上段のこちらがPanasonic(旧)『匠炊き』。

下段のこちらが、東芝(新)『甘みモード』です。

炊きあがったお米を比べてみると、Panasonic(旧)は、ご飯粒がふっくらしています。

東芝(新)は、米粒一つ一つが、立った感じがします。

(炊きあがりの炊飯器の様子でも、粒の独立感?が分かると思います)

食べてみると、Panasonicはもちっとしており、東芝は米粒感がしっかりしています。

どちらも、しょうじき美味しいです。

早炊きモード

上段がPanasonic(旧)『早炊き』。

下が、東芝(新)『早炊き』です。

早炊きモードも、両機種ともに2号を炊いて約20分。
炊きあがりの印象は、『匠』『甘み』モードと同様でした。

Panasonic(旧)は、米粒がおおきくふっくらと炊きあがり、
東芝(旧)は、一粒ひとつぶが、はっきりとした感じです。

食感も同様で、この感じは機種の個性といえる様です。

まとめ

米粒ひとつひとつがはっきりとした、しっかりした食感が、東芝 RC-10VSPの持ち味の様です。

これまで愛用してきた、Panasonic SR-PX102とは食感が異なりますが、お米の粒感は好印象です。

また、早炊きでも十分美味しく炊けていたので、Panasonic SR-PX102からの買い替えとして、十分納得のいく更新が出来ました。

残念ながら、Panasonicの同レベル最新機種との比較は出来ませんでしたが、きっとPanasoniも進化している事でしょう。
(知り合いの家にPanasonic炊飯器が有ったら、食べ比べしてみたいと思います)

わが家では、Panasonic⇒東芝の炊飯器乗り換えは、家族全員OK評価でした。

ブログをご覧になった方の購入目安に、少しでもなれば幸いです。

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