東芝洗濯ZABOON が、2022年型のAW-8VM2へモデルチェンジしました。
わが家では2021年3月の年度末に、前々モデルの2020年型ZABOON AW-8V9に買い換えていました。
それから1年2か月、かたより脱水による異常停止も一度も無く、洗濯時の音もたいへん静かで、乾燥機能付き8㎏洗濯機の中では、価格もリーズナブルで、買って良かったと納得して使用している洗濯機です。
果たして、最新のZABOON AW-8VM2は、AW-8VM1、AW-8V9からどう変わったのか?
変化のポイントについて、ユーザー目線でまとめてみました。
東芝洗濯機ZABOON AW-8VM2とAW-8VM1のスペック比較
スペックと価格について表にまとめてみました。(2022年8月時点)
東芝(新) | 東芝(前) | 東芝(旧型) | |
機種名 | AW-8VM2 | AW-8VM1 | AW-8V9 |
市場価格 | 12万~16.5万 (2022年8月時点) | (在庫ほぼ無し) 約12万円 (2022年8月時点) | (売り切れ参考) 約7.6万~11万円 (2021年7月時点) |
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
洗濯容量 | 8kg | 8kg | 8kg |
乾燥容量 | 4.5kg | 4.5kg | 4.5kg |
消費電力量 (洗濯時) | 85Wh | 85Wh | 85Wh |
消費電力量 最大(乾燥時) | 約2,250Wh | 約2,250Wh | 約2,250Wh |
洗濯時 標準使用水量 定格洗濯時 | 約93L | 約93L | 約93L |
洗濯時 標準使用水量定格 洗濯乾燥時 | 約89L | 約89L | 約89L |
目安時間 定格洗濯時 | 約39分 | 約39分 | 約39分 |
目安時間 定格洗濯乾燥時 | 約195分 | 約195分 | 約195分 |
運転音: 洗濯時 | 約26dB | 約26dB | 約26dB |
運転音: 脱水時 | 約37dB | 約37dB | 約37dB |
運転音: 乾燥時 | 約45dB | 約45dB | 約45dB |
サイズ 幅×奥行×高さ | 600×605×1021mm | 600×605×1021mm | 600×605×1021mm |
質量 | 約46kg | 約46kg | 約46kg |
消費電力や洗濯時間、水使用量、サイズ、重量など、数字のスペックには変化が無いようです。
見た目では、中折れ式のふたの色が、黒から白いふた(外周部は黒)に変わっています。
価格は新型に切り替わって、2022年5月時点で約14.5万~16.5万円と旧型より5.5~6.5万円程上がっていましたが・・・
2022年8月中時点で約12万~16.5万円とやや落ち着いてきました。
東芝洗濯機ZABOON AW-8VM1とAW-8V9の機能比較
同様に、機能についてもその特徴を表にまとめました。
2022年モデル(新) | 2021年モデル(前) | 2020年モデル(旧) | |
機種名 | AW-8VM2 | AW-8VM1 | AW-8V9 |
洗浄1 | 抗菌メガシャワー洗浄 | 抗菌メガシャワー洗浄 | 浸透ザブーン洗浄 |
洗浄2 | 温かメガシャワー洗浄 | 温かメガシャワー洗浄 | 温かザブーン洗浄 |
洗浄3 | Ag+抗菌水 | Ag+抗菌水 | ー |
洗浄4 | フレグランスコース | ー | ー |
静音設計 | 低振動・低音設計 | 低振動・低音設計 | 低振動・低騒音設計 |
脱水便利機能 | ほぐせる脱水 | ほぐせる脱水 | ほぐせる脱水 |
掃除機能 | 自動お掃除モード | 自動お掃除モード | 自動お掃除モード |
変化点:フレグランスコースの搭載
フレグランスコースとは、最後のすすぎ前に水を溜めたあとで柔軟剤を投入し、ためすすぎ時に時間をかけて柔軟剤を衣類全体に吸着させることで、柔軟剤の効果を高めるコースです。

そのフレグランスコースを選ぶ為の、「お気に入り」ボタンが、操作パネルに新設されています。

この「お気に入り」ボタンでは、『フレグランスコース』と共にデリケート衣類をやさしく洗い上げる『おしゃれ着コース』もセレクト出来る様になっています。
洗濯層糸くずフィルターの改良
糸くずや水中のごみを集める役目の「糸くずフィルター」が半透明になって、たまり具合が外さずに確認出来る様になりました。

その他機能も維持
残る3つの、『低振動・低音設計』、『ほぐせる脱水』、『自動お掃除モード』ともに、新旧変わりは無い様です。
新型AW-8VM2のおすすめポイントとまとめ
2022年型の東芝洗濯機ZABOON AW-8VM2の変化は、フレグランスコースが備わった事。と、外観のふたの色が、白(外周リング黒)に変わった事の2点です。
基本スペックには変わりはなく、音が静かで安心して使える良さは維持されています。
一方、新型に切り替わった事で、値引きが少なくなった事で、購入価格は5.5~6.5万程アップしています。(2022年5月時点)
旧型AW-8V9の使用感
かたより脱水の発生なし
2021年4月から1年2か月ほど使用してきましたが、それまで使用していた洗濯機で悩まされていた、かたより脱水エラーでの洗濯機停止と再注水により洗濯時間が長くかかる問題は一度も発生していません。
洗濯している事を忘れる静かさ
洗濯時の静音性は特筆モノで、洗面所のドアを閉めていると洗濯していた事をわすれてしまう程です。最も音がするのは、ふろ水ポンプで水を吸い上げる際のポンプ音です。
乾燥機能も合格点
梅雨時の洗濯物の乾燥に、何度か乾燥機能も使っています。ある程度部屋干しした後の仕上げで、乾燥機能を使うことが多いのですが、しっかりと乾燥されており、縦型洗濯機の乾燥としてはOKだと思います。
絡みの無い脱水後の取り出し
かたより脱水の原因は、洗濯物が絡んでかたよる事がその大きな要因でした。
以前の洗濯機では、かたより脱水の解消の為に、何度も注水してすすぎを行っていました。
これにより、洗濯時間が伸びてしまい、予定通りに洗濯が終わらない事が課題でした。
AW-8V9ではその絡みが起こらない為、洗濯ものの取り出しがかなり楽になると共に、予定通りに洗濯が終わって出かける事の出来るスピーディーな洗濯時間も、購入して良かったポイントです。
新型AW-8VM2のまとめ
旧型AW-8V9ユーザーの目線で新型AW-8VM2を見てみると、その静音性・洗浄性・乾燥性で十分納得できる商品のAW-8V9にプラスして、「抗菌Ag+機能」と「フレグランスコース」が加わった事はその魅力がさらに増したものと感じています。
2022年型のAW-8VM2に切り替わったばかりなので価格が高めでしたが、2021年モデルのAW-8VM1の在庫もほぼ無くなり、2022年型のAW-8VM2の価格も落ち着き始めてきました。
8kg乾燥機能付き洗濯機としては、東芝洗濯ZABOON AW-8Vシリーズはリーズナブルでバリューフォーマネーの高い商品だと思います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
本記事が、東芝洗濯機ZABOONご検討中の方の参考情報となれば幸いです。