『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つテレビ番組です。
この記事では、2023年6月21日発売の最新モデル、『炎舞炊きNW-FB10』について、2022年モデルの『NW-FA10』から何が変わったのか? その違いと進化を比較してまとめています。
『象印の炊飯器 炎舞炊き』は、2019年3月の『家電芸人』で徳井義実さんから『NW-KA10』というモデル(生産終了)が紹介されており、『炎舞炊きNW-FB10』はその後継モデルに当たります。
当記事が、『象印の炊飯器 炎舞炊き』の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。
•『炎舞炊きNW-FB10』 の商品特徴
•『NW-FB10』と 『NW-FA10』の違い
※本ページはプロモーションが含まれています
2022年モデル、象印NW-FB10とは

『NW-FB10』は象印炊飯器の最高グレードを誇る2023年のシリーズ最新モデルです。
象印の炊飯方式「炎舞炊き」は、かまどの炎の激しいゆらぎを再現する。特許も取得している象印独自の炊飯方式です。
2023年3月9日の『櫻井・有吉 THE夜会』では、桜井翔さんが番組中の『NW-FA10』の試食で「うっめっ」としばらくごはんだけを食べ続けて、有吉さんもお買い上げされた炊飯器です。
他にも、多彩なメニューや、使いやすさの向上など嬉しい機能がつまった『NW-FB10』は『NW-FA10』からどう変わったのか?詳しく紹介していきます。
『2023年NW-FB10』で新しくなった機能は4ヶ所
『2023年NW-FB10』でメーカーが公表している機能変更箇所は4ヶ所。
- 1.蒸気センサーの精度向上によって、炊飯工程の火力が5%アップ
- 2.よく使う炊飯メニュー3つの、お気に入りに登録機能
- 3.スマホで使用方法などが確認できる「液晶2次元コード表示」
- 4.雑穀米炊き分けの食感が、3つから選べる
では、それぞれを見てみましょう。
1.蒸気センサーの精度向上によって、炊飯工程の火力が5%アップ

『NW-FB10』には、全部で6つのセンサーが搭載されています。
その内『NW-FB10』では、蒸気センサーの精度が向上して釜内温度検知の正確性が高まった事で、炊飯プロセスでの「中パッパ~沸騰維持の火力を今までよりも5%アップ」できたとのコト。
これにより、甘み成分の1つの還元糖量も従来機種と比べ3%アップとなっています。
2022年モデル『NW-FA10』の時は、IH炊飯の仕組みが大きく変わりましたが、2023年モデルではこの『3DローテーションIH構造』が更に極まったという感じの改良です。

2.よく使う炊飯メニュー3つの、お気に入りに登録機能

炊飯器本体ふたの液晶ホーム画面に、よく使う炊飯メニューを最大3つまで登録できる様になりました。
3.スマホで使用方法などが確認できる「液晶2次元コード表示」

液晶で「WEBで確認」を選択すると「取扱説明書」「使い方動画」「お客様サポート」「オーナーサービス」の4つの項目が表示されます。
それぞれの項目の2次元コードをスマホで読み取れば、すぐにスマホで内容を確認することができます。

4.雑穀米炊き分けの食感が、3つから選べる
ビタミン、ミネラル、食物繊維など様々な栄養素をとることができる雑穀米モードが、よりおいしく、食べやすく・・・
しゃっきり・ふつう・もちもちの3通りから食感を選べる様に進化!
好みに合った食感で楽しむことができますね。
『2023年NW-FB10』と『2022年NW-FA10』のモノとスペックの比較確認
機能面以外では、何が変わった点はあるのでしょうか?
まずは見た目です・・・
外観


本体の形は2023年『NW-FB10』、2022年『NW-LB10』ともに同じです。
2022年に大きく変わったので、2023年は変更なしで間違いないでしょう。
色は2023年も2色展開で、写真ではどちらも微妙に変わった様に見えますが、公式サイトの色名称を見てみると、変わったのは黒のみで・・・2022年の『黒釉(こくゆう)』から2023年は『濃墨(こずみ)』に変わっています。
白は2023年も『絹白(きぬしろ)』で2022年と同じです。
この他に、タッチパネルのバックライトカラーが、ブラックからブルーに変わった様です。

内釜

内釜は、2023年『NW-FB10』、2022年『NW-LB10』ともに同じです。(部品番号 B629-6B)。
象印独自の、鉄を仕込んだハイブリッドな内釜が継続採用されています。

スペック
スペックはわかりやすく表で比較して見てみましょう。
品番 | NW-FB10 | NW-FA10 | |
炊飯容量(白米) | 5.5合炊き 0.09〜1.0L | 5.5合炊き 0.09〜1.0L | |
市場価格(税込) 2023年6月中 | 148,500円 | 約79,000円~110,000円 | |
カラー | 濃墨(こずみ) 絹白(きぬしろ) | 黒釉(こくゆう) 絹白(きぬしろ) | |
おいしさ | 炊飯 | 炎舞炊き/3DローテーションIH | 炎舞炊き/3DローテーションIH |
1.0〜1.3気圧/ 圧力チューナー&圧力センサー | 1.0〜1.3気圧/ 圧力チューナー&圧力センサー | ||
うまみプラス プラチナコートの内釜&内ぶた | うまみプラス プラチナコートの内釜&内ぶた | ||
大火力ユニット/炊き上げ圧力/ うまみ圧力蒸らし/人工知能AI | うまみ圧力蒸らし/人工知能AI | ||
保温 | 極め保温(40時間)/高め保温/ 保温なし | 極め保温(40時間)/高め保温/ 保温なし | |
保温経過時間表示/保温見張り番/ あったか再加熱 | 保温経過時間表示/保温見張り番/ あったか再加熱 | ||
使いやすさ | 大型バックライト液晶 (タッチパネル) | 大型バックライト液晶 (タッチパネル) | |
お手入れ | フラットフレーム/フラット庫内/ フラットトップパネル/洗える内ぶた /クリーニング機能 | フラットフレーム/フラット庫内/ フラットトップパネル/洗える内ぶた /クリーニング機能 | |
炊飯時 消費電力(W) | 1240 | 1240 | |
一回あたりの 炊飯時消費電力 量(Wh) | 151 | 151 | |
一時間あたりの 保温時 消費電力量 (Wh) | 16.5 | 16.5 | |
年間消費電力量 (kWh/年) | 81.2 | 81.1 | |
外形寸法(約cm) 幅×奥行×高さ | 26×33×23.5 (ふた開き時の高さ)47.5 | 26×33×23.5 (ふた開き時の高さ)47.5 | |
本体質量(約kg) | 8.0 | 8 |
スペックは、ほとんど変わりがありません。(変わったのは赤字部)
おいしさの『大火力ユニット/炊き上げ圧力』が2022年スペックから記載追記されています。これは、センサーの精度向上で炊飯プログラムが変更されたことによるものと推察されます。
また、炊飯プログラムが変わった事で、年間消費電力量が0.1kWhUPしています。
外形寸法や本体質量、消費電力などは同じです。
炊飯モード
同様に、炊飯モードも、新旧比較してみましょう。
品番 | NW-FB10 | NW-FA10 |
白米 | 炊き分けセレクト15通り | 炊き分けセレクト15通り |
わが家炊き | 121通り | 121通り |
エコ炊飯※8 | ● | ● |
鉄器おこげ | ● | ● |
熟成炊き | ● (白米、玄米) | ● (白米、玄米) |
白米特急 | ● | ● |
白米急速 | ● | ● |
炊きこみ | ● | ● |
すしめし | ● | ● |
おかゆ | ● | ● |
お弁当 | ● | ● |
やわらかごはん | ● (やわらか/よりやわらか) | ● (やわらか/よりやわらか) |
金芽米※10 | ● | ● |
雑穀米 | ●(しゃっきり/ふつう/ もちもち) | ● |
雑穀米がゆ | ● | ● |
玄米 | ● | ● |
玄米がゆ | ● | ● |
麦ごはん | ● (ふつう/もちもち) | ● (ふつう/もちもち) |
無洗米 | ● | ● |
発芽玄米/おこわ | 取扱説明書をご覧ください | 取扱説明書をご覧ください |
冷凍ごはん | ● | ● |
蒸気セーブ※4 | ● | ● |
白米の炊き分けや、わが家炊きの炊き分け数は、2022年と同じです。
メーカー公表の変更箇所である、雑穀米の炊飯モード1ヶ所で、食感の「しゃっきり/ふつう/もちもち」の選択ができる様に変更となっています。
継承されている機能
2022年『NW-FA10』で採用された機能は、2023年『NW-FB10』に継承されています。
本体

『NW-FB10』『NW-FA10』の本体は「フラットトップパネル」「フラットフレーム」「フラット庫内」を採用しているので、拭き掃除がしやすくなっています。
また、蒸気口セットはないので、毎回洗うのは、はずして洗える内ぶたと内釜の2点だけ!お手入れが簡単なのは、嬉しいポイントですね。

炊飯機能
『NW-FB10』『NW-FA10』両モデルとも、熟成炊き、白米特急メニュー、白米急速メニュー、鉄器おこげメニュー、お弁当メニュー、やわらかごはんメニュー、玄米・雑穀米・麦ごはん・金芽米メニューがあります。
白米特急メニューでは、1合を15分という驚きの時間で炊くことができます。

保温機能
『NW-FB10』『NW-FA10』両モデルともに「極め保温」を搭載。
センサーによる温度管理で、ごはんのパサつきを抑え、40時間まで美味しく保温できます。朝炊いたごはんが翌日の夜までいける計算になりますね。
また、あたたかいごはんを食べたい方には「高め保温」がおすすめ。もちろん、保温しない方には「保温なし」も選択できます。
炊飯コース
銘柄米での炊き分けはありませんが、炊き上がりの感想を登録して、自分好みの炊きあがりに発展する楽しさがあります。
白米炊き分けセレクト数
『NW-FA10』と同じく、『NW-FB10』では15通りの炊き分けが可能です。
『NW-FB10』の15通りとは、かたさ3種類、粘り5種類の組み合わせです。料理によってかたさをかえたり、その日の気分に合わせて簡単に選べます。
また、両モデルとも、121通りの好みの食感を実現する「我が家炊き」という機能があります。炊きあがりの感想を登録して、次の炊き加減を反映するというユニークな機能です。それにしても121通りとはすごいですね。色々試してみると楽しそうです。
冷凍ごはんモード

『NW-FA10』から「冷凍ごはんモード」が搭載されました。
「冷凍ごはんモード」で炊くと、高圧力をかけ、お米の中に水分を閉じ込めるので、レンジであたためてもべたつくことなく、炊き立てのようなごはんが食べれます。
電気代高騰で、保温機能よりも冷凍ごはん派の家庭が増えている様です。おいしい「冷凍ごはんモード」は家計にも助かる嬉しい機能ですね。
まとめ
2023年モデルの炎舞炊き『NW-FB10』は、人気の2022年モデル『NW-FA10』をさらに進化させたさせた「3DローテーションIH構造」の炎舞炊きが魅力的な炊飯器です。
美味しさだけでなく、使いやすさもさらに向上しています。
新型切り替わり時の価格は14万オーバーで、新型は魅力的なものの価格が落ち着くまではしばらく時間がかかります。
2023年6月時点は2022年モデル『NW-FA10』の値段が下がってきているので、今回の変更規模であれば『NW-FA10』は購入のチャンスではないでしょうか・・・。
最新機能を試したい方は『NW-FB10』がおすすめですが、価格面ではもう少し待っての購入が良さそうです!
日本の食卓にかかせない炊飯器。毎日美味しいごはんが食べられる幸せを感じたいですね。家族の胃袋を炊飯器でつかみましょう。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、炊飯器選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
◆一升炊きも有ります!