2023年7月21日にタイガー土鍋IH炊飯器が、2022年型JPL-S100から2023年型JRX-T100にモデルチェンジしました。
2023年JRX-T100は、2010年4月にアメトーーク!『家電芸人』で紹介された、炊きたて JKN-B100の後継機の高級モデルになります。
そこで、2023年JRX-T100の仕様は、2022年JPL-S100からがどう変わったのか?纏めてみました。
2024年6月22日の熱狂マニアさんでも、お米屋さん「スズノブ」のお米マイスターも使う、こだわりの炊飯器です。
タイガー土鍋IH炊飯器の購入を検討されている方の、参考になれば幸いです。
2023年モデル JRX-T100とは
2023年モデルのJRX-T100は、タイガー魔法瓶100周年記念モデルとして、2023年7月21日に発売されました。
2022年モデルJPL-S100からの変更点は、『土鍋ご泡火炊き』を継承しつつ、新たに新構造IHコイル「300℃ WレイヤーIH」構造が採用され、タイガー史上最高温度約300度の大火力に進化した点です。
また、銘柄炊き分け機能も、アプリとの連携で、さらにこだわりの指定ができる様になっています。
では、詳しくてみましょう。
2023年モデル JRX-T100(新)進化のポイント
スペック比較
2023年モデルになって何が変わったのか?スペック(5.5合炊き)を表で比較してみます。
(引用 タイガー魔法瓶機種HP)
NEW 2023年モデル ご泡火炊き JRX-T100 |
2022年モデル ご泡火炊き JPL-S100 |
|
市場価格 2023年10月末 |
約98,500円~150,000円 | 約81,500円~124,000円 |
デザイン | ||
カラー | コスモブラック<KT> ムーンホワイト<WT> |
ストレートブラック/ ミストホワイト |
炊飯容量 | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) |
消費電力 | 1080W | 1080W |
消費電力量 | 炊飯時:155Wh/回 保温時:17.0Wh/h |
炊飯時:159Wh/回 保温時:16.9Wh/h |
年間消費電力量 | 83.0kWh/年 | 84.1kWh/年 |
質量(約) | 約7.5kg | 約7.4kg |
ふた開き時の高さ(約) | 48.2cm | 47.3cm |
サイズ 幅×奥行×高さ(約) |
28.2×36.6×21.9cm | 29.0×35.1×22.0cm |
加熱方式 | 土鍋圧力IHジャー炊飯器 | 土鍋圧力IH+多段階圧力機構 |
内釜 | 本土鍋(四日市萬古焼)/表面6層コート/波紋底/ 中ぶたつき/なべ厚最大5㎜ |
本土鍋(四日市萬古焼)/表面6層コート/波紋底/ 中ぶたつき/なべ厚最大5㎜ |
炊飯メニュー | 【15メニュー】 エコ炊き/白米(火加減3段階)/一合炊き(火加減3段階)/ 早炊き/炊込み・白米(火加減3段階)/ 炊込み・一合(火加減3段階)/炊込み(麦)/炊込み(雑穀)/ 炊込み(玄米)/おかゆ/玄米/雑穀/麦めし(押麦)/ 麦めし(もち麦)/おこわ |
【15メニュー】 エコ炊き/白米(火加減3段階)/一合炊き(火加減3段階)/ 早炊き/炊込み・白米(火加減3段階)/ 炊込み・一合(火加減3段階)/炊込み(麦)/炊込み(雑穀)/ 炊込み(玄米)/おかゆ/玄米/雑穀/麦めし(押麦)/ 麦めし(もち麦)/おこわ |
銘柄炊き分け | 銘柄巧み炊きわけ 70銘柄 | 銘柄巧み炊きわけ 70銘柄 |
モノ比較で変わったところは?
『2023年JRX-T100』と『2022年JPL-S100』は、パッと見同じに見えますが、似て非なるものです!
外観
パッと見た目には、新旧で同じデザインで、外周のリングフレームの色とノブのデザインが少し変わった程度に見えますが・・・
よく見ると2023年モデルは若干スリムになって、前後に長くなったようにも見えます。
色は、どちらも黒と白の2色展開ですが、2023年JRX-T100は「より黒く・より白く」なった様に感じます。
外形寸法・重量
サイズを見てみると、やはり微妙に変わっており、2023年JRX-T100は、幅28.2cmと0.8cm細く、奥行き36.6cmと1.5cm長くなっています。(高さは0.1cmの違い)
重量は、2023年JRX-T100が約7.5kgと0.1kg重たくなっています。
見た目とサイズ・重量の変更から、2023年モデルは本体形状の異なるフルチェンジだと分かります。
内釜・内ふた
本土鍋には、大きな変化は見られません。また、保証期間も5年間と変わり有りません。
新しい6つの機能
基本の炊飯機能である『丹精仕上げ』『本土鍋』は同じですが・・・
2023年JRX-T100では新しい機能として、
- IHヒーターの向上
- スマホ連携での4つの機能UP
- エモーショナルランプの搭載
が、図られています。
1つずつ見ていきましょう。
『土鍋ご泡火炊き』のIH構造が進化し、最高温度約300度で炊飯。
2023年JRX-T100ではIH構造が「300℃ WレイヤーIH」に進化、底部のIHが2層となりシームレスのIH構造で発熱パワーが大幅にアップ。
2023年JRX-T100の最高温度は300℃と、2022年JPL-S100の280°から20℃UPしています。
TIGER HOMEアプリ連携 スマホで予約炊飯の時間変更が可能!
2023年JRX-T100は、TIGER HOMEアプリで、外出先からスマホで予約時間の変更が可能に!
早く炊き上げる必要がある場合など、予定の変更があった時に便利になりました。
TIGER HOMEアプリ連携 新銘柄炊飯プログラム ダウンロード
2023年JRX-T100本体に搭載された炊き分け銘柄は70種類。2022年モデルと同じ70種類ですが、2023年JRX-T100は、新たな品種もアプリでアップデートが可能。
炊飯器は長くお付き合いする家電なので、買ったあとでも新しいお米も試せる楽しみが広がります!
TIGER HOMEアプリ連携 銘柄米ソムリエ
ごはんの食感・食味から好みを選択すると、自分に合った銘柄米を提案してくれたりもします。
TIGER HOMEアプリ連携 新米誉炊き
新米は水分含有量が多いモノ。その新米を美味しく食べる為の、新米特別炊飯プログラムが、新米時期限定で配信されます。
新米時期の楽しみも広がりますね!
エモーショナルランプの搭載
炊飯時の状態を『光』でお知らせ!して、優しい光で炊飯器を開ける高揚感を演出。
赤:炊飯、オレンジ:保温、緑:予約と、離れた所からでも、炊飯器の状態が一目でわかって便利です。
2023年モデル、JRX-T100(新)のまとめ
2023年モデルJRX-T100は、ぱっと見のデザインは2022年JPL-S100に近いモノの、外形形状や炊飯の熱源のIH構造が変わった大きな変更のモデルチェンジです。
タイガー魔法瓶伝統の『土鍋ご泡火炊き』を更に極め、スマホと連携した炊飯プログラムの発展性追加が最大の変化点です。
2022年から続くタイガー魔法瓶100周年モデルなので、年式変更かと思いきや、意外でした・・・
価格面では、2023年モデルJRX-T100は発売時15万円辺りでしたが、2023年10月末時点で約10万円近くまで下がってきています。
タイガー自慢の最高峰の土鍋炊飯器、だいぶん検討しやすくなってきました。
当記事が、炊飯器選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
◆2023年JRX-T100
◆2022年モデル JPL-S100