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【FP2級試験に持ち込み合格】2千円台以下、おすすめ8機種からの電卓選び

資格取得・FP

FP(ファイナンシャルプランナー)2級試験に持ち込める電卓を、Webおすすめの2千円台以下の機種から比較検討購入して受験に臨み、合格に至りました。

この記事では電卓選びの一例として、筆者自身の覚えと、同様のご検討をされている方の参考情報として、以下3項目について纏めています。

  • Webでお勧めと言われている12桁電卓8機種
  • おすすめ8機種の最安価格相場、重量・サイズ、特徴
  • 筆者が試験で使用したおすすめ(購入機種)

※本ページはプロモーションが含まれています

FP2級試験で使える、2千円台以下の電卓をピックアップ

わたしが電卓を検討した目的は、2021年5月のFP2級試験の為です。
(実際に試験で使用し、無事合格に至りました)

その際、必要機能・使い勝手・価格を判断基準として、出費しても良いと思える2千円台までに絞って、Webでお勧めと言われている12桁電卓をピックアップしました。

(2022年9月市場価格に更新)

・SHARP EL-VN82
・SHARP EL-N862-X
・SHARP EL-N732K
・SHARP EL-N432K-X
・SHARP EL-N412K-X
・CASIO JF-S200
・CASIO JF-120GT-N
・CASIO DW-122CL-N

結果は、
・2千円台:4機種
・千円台:4機種
でした。

では、メーカー毎にどのような機能差が有るのか比較してみます。

メーカー別機種分類と機能

① SHARP

メーカー 圏外 SHARP SHARP SHARP SHARP SHARP
機種名 EL-N862-X EL-VN82 EL-N732K EL-N432X  EL-N412K-X
最安市場価格 3000円前後 2350円前後 2000円前後  1250円前後 1100円前後
画像
太陽電池+
リチウム電池
(CR2032×1)
サイズ  mm
(長さ×幅×
高さ)
185×112×25.5 180×109×14 185×112×25.5 170×110×12.5 170×109×15
重量 (g) 約190 168  190  147 153
機能 ・アクリル表示カバー
チルトディスプレイ
・サイレントキー
・早打ち
・チェック&訂正
・アンサーチェック
・「000」キー
・アルミパネル使用
チルトディスプレイ
・サイレントキー
・早打ち
・アンサーチェック
大型滑り止めゴム
・税計算
チルトディスプレイ
・サイレントキー
・大型表示
・早打ち
・アンサーチェック
・税計算
・アクリル表示カバー
チルトディスプレイ
・大型表示
・早打ち
すべり止めゴム足
・税計算
・サイレントキー_
・大型表示

・早打ち
・税計算

SHARPの上級モデルは、アンサーチェック機能を備え、廉価仕様はチルトディスプレイが搭載されていない、という違いが有ります。

(アンサーチェック機能とは、再計算時の前回答えとの一致をOKと表示する機能です)

② CASIO

メーカー CASIO CASIO CASIO
機種名 JF-S200 JF-120GT DW-122CL
最安市場価格 2700円前後 2150円前後 1850円前後
画像 
太陽電池+
リチウム電池
(CR2032×1)
サイズ  mm
(長さ×幅×
高さ)
183.5×109×10.8 178.5×107×26.1 175×126×35
重量 g 150 175 170
機能 角度調整表示
・特大表示
・早打ち
・税計算
・時間計算
・小数点セレクター
角度調整表示  
・特大表示
・早打ち
・税計算
・時間計算
・斜表傾示    
・特大表示

・早打ち
・税計算
・時間計算

CASIOも、上級モデルはディスプレイ角度を調整できる仕様です。
また、時間計算という機能を持っている事が特徴な様です。

しかし、今回目的のFP試験には、商売計算や時間計算の機能は必要ありません。

メーカー毎の特徴

数字キーの配列

数字キーの配列は、メーカー毎に特徴があります。

SHARPは、数字キーの2の下に00、1の下に0と数字のエリアが集約されています。

CASIOの2千円台の機種は、1の下に0、その左に00という配列で、1千円台のDW-122CLは、数字キーの2の下に00、1の下に0と数字が集約されたタイプです。

(各機種の画像を確認して、感覚的な使い易さをイメージされると良いかと思います)

実技試験で必ず使う『累乗計算機能』

また、乗数計算を行う機能の『累乗計算機能』にもメーカー毎の特徴があり、

SHARP製は、100×(1+0.02)⁵を、1.02 × = = = =  × 100
CASIO製は、100×(1+0.02)⁵を、1.02 × × = = = =  × 100

と、キーの押し方が異なります。

キー配列や、計算方法は、好みもあるのでしょうが、事前の練習で慣れておけば、大きな問題では無い様です。

(この『累乗計算機能』を使った試験は、必ず出題されるので、何度も繰り返し練習しました。)

FP試験での電卓選びのポイント

シンプルで使い易く余計な機能の無い電卓

日本FP協会では、FP試験に持ち込める電卓の仕様を規定しています。
(記事最後に参考添付)

関数計算が出来る電卓はNGですし、実際の試験でも、累乗計算機能やメモリー機能があれば十分です。

よって、無駄な機能にお金を出す必要はなく、日常生活でも便利に使える、シンプルな電卓で十分と考えます。

筆者は、これを2千円台以下で切り分け、電卓選びの基準としました。

打ちやすく見やすい電卓

FP2級試験本番で電卓を使用すると、試験勉強時よりも思った以上に焦ってキーを打ち込むことになります。その為、打ち間違いも多々ありました。(筆者も、計算し直しを何問か行いました)

よって、電卓キーは打ちやすい物が良く、キーサイズはパソコンキーサイズが適当だと思います。

また、数字の液晶表示を目線に合わせやすい画面のチルト機構は、思った以上に見易く欲しい機能です。

電卓のサイズと滑り止め

試験会場での机上は、受験票、本人確認書類、電卓、筆記用具、見開きの試験問題、回答用紙と意外と手狭になります。

その上、右手に鉛筆、左手で電卓計算となる状況も有り、キーサイズと共に打ち間違いを避ける電卓選びが重要だと感じました。

結果からすると、机上の占拠具合とキーサイズから判断して、電卓サイズは手のひらサイズが丁度良いと感じました。

また、電卓が安定する滑り止めゴムは、合って良かった装備と思っています。

2千円台以下のおすすめ電卓、選択機種と使用感

実際に、わたしが最終的にセレクトし試験で使用した電卓は、『SHARPのEL-N432X』です。

セレクトの理由は、
・廉価でありながら画面チルト機能がある事
・数字キー配列が1枠に集中されている事
・滑り止めゴムがある事。
・ネットショップのタイムセールで1千円を切る価格であった事。
が、ポイントです。

サイズ感は、手のひらサイズです。キーの大きさも、15インチパソコンのキー同等のサイズで文字も大きく、わたしには打ちやすいサイズです。

実際に使ってみると、サイレントキーではない為、若干の音は出ます。しかし、電卓の早打ち競技の様に、勢いのある入力をする訳でもないので、サイレント機能は割り切りました。

滑り止めゴムは、位置ずれが無く安定感がありました。

また、チルトディスプレイ機能は、わずかのチルト具合でも感覚的な見易さはかなり向上します。

実技試験本番では、計算の再チェックなどで思った以上に時間が厳しくなると思います。少しでも見易く、キーの押し間違えの無い電卓選びが大切だと思いました。

わたしの場合は、結果としても1千円程度でこの使い易さは、OKなセレクトでした。

二千円台以下での電卓セレクトのお役にたてば幸いです。

(参考 試験当日 計算機について)

日本FP協会ホームページより引用

(1)計算機(電卓)は、次の各条件に該当する場合のみ使用を認めます。計算機が使用禁止計算機に該当する場合、計算機をしまっていただくなど試験監督者が使用不可の措置をとることがあります。また、ケースによっては受検を無効とさせていただく場合もあります。
  • イ.電源内蔵のもの(そろばん不可)
  • ロ.演算機能のみを有するもの。

※ 使用可………・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、
売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーのあるもの。

※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。

  • ハ.数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
  • ニ.外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。

(2)計算機は故障に備えて複数台、持参できますが、一度に使用が可能な台数は1台限りです。使用する計算機以外は、カバン等へしまってください。※ 試験中の計算機の交換につきましては、試験監督者の許可が必要となります。

(3)試験会場での計算機の貸出しは一切行いません。