マキタのスティック掃除機CL286FDRFWとCL003GRDWは何が違うの?比較レビュー!

家電・生活機器

マキタから2023年2月13日に発売された、サイクロン一体式の『CL286FD』は、2022年3月発売の『CL003G』にそっくり!

当記事では、サイクロン一体式の『CL286FD』は『CL003G』と何がどのように違うのか?比較してまとめてみました。

マキタ スティッククリーナーの購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。

この記事で分かる事

•マキタ スティッククリーナー『CL286FD』の商品特徴
•マキタ スティッククリーナー『CL286FD』と 『CL003G』の違い

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マキタのスティッククリーナーCL286FDとは?

『CL286FD』ホワイト
『CL286FD』ホワイト
『CL003G』オリーブ
『CL286FD』オリーブ

マキタのスティッククリーナーは、性能のよさと高性能なバッテリーを搭載していることで、吸引力が高くゴミやホコリをしっかりと吸いこむと評判です。

2023年2月に発売されたのは、カプセル式・紙パック式・サイクロン一体式の3モデルで、当記事の『CL286FD』はそのうちのサイクロン一体式モデルになります。

サイクロン一体式
サイクロン一体式

本体カラーは、ホワイトとオリーブの2種類です。

バッテリーは、マキタの各種製品で共通化されていますが、今回発売のモデルは、18Vリチウムイオンバッテリーで駆動します。

バッテリー付属モデル『CL286FDRFW』とバッテリーなしモデル『CL286FDZW/O』があり、当記事ではバッテリー付属の『CL286FDRFW』について紹介します。

『CL286FD』は、次のような特長がありますよ。

  • ブラシレスモーター搭載で、パワフルですぐれた吸込仕事率を実現
  • プレフィルターとスポンジフィルターがメッシュタイプの風切音を低減
  • サイクロン未使用機と同等の静音性を実現
  • ゴミの量が一目で分かり、取り外しもワンタッチで簡単

2023年『CL286FD』と2022年『CL003G』の商品スペック比較

CL286FD
CL286FD
CL003G
CL003G

2023年『CL286FD』と2022年『CL003G』の商品のスペックを比較しました。

スペック比較表

まずは、分かりやすく表にまとめてみました。

 充電式クリーナ
CL286FDRFW
充電式クリーナ
CL003GRDW
発売2023年2月2022年3月
タイプサイクロン一体式&
ワンタッチスイッチ
サイクロン一体式&
ワンタッチスイッチ
標準小売価格51,700円(税別)55,400円(税別)
市場価格
2022年3月初
約38,300~44,500円約38,000~50,000円
本体寸法
長さ×幅×高さ
1,106×113×177mm
(パイプ、ノズル付)
1,106×113×177mm
(パイプ、ノズル付)
質量
(バッテリ含む)
1.7kg
(BL1830B装着時)
1.8kg
(BL4025装着時)
集じん容積
(mL)
250250
バッテリー
(定格電圧)
BL1830B
18V
BL4025
36V
充電時間実用充電 約17分
フル充電 約22分
実用充電 約19分
フル充電 約28分
吸込仕事率
高性能フィルタ
EX
パワフル:100パワフル:100
強: 60強: 60
標準: 35標準: 35
エコ: 15エコ: 15
連続使用時間
パワフル:約8分パワフル:約16分
強:約15分強:約25分
標準:約21分標準:約40分
エコ:約38分エコ:約1時間20分

見た目の違いとサイズ・質量・色

本体のサイズ、本体カラーは両モデルとも同じです。

質量は、バッテリー装着時で『CL286FD』が1.7㎏、『CL003G』が1.8㎏となります。バッテリーの質量の差もあり、『CL003G』の方が、わずかに重たいですね。

スペック比較の概要

スペックで違う箇所(表示の赤字部分)は、価格・質量・バッテリー・充電時間・連続使用時間です。

逆に同じところは、タイプ・本体寸法・集じん容積・吸込仕事率です。

つまり、違いは、『バッテリー・充電時間・連続使用時間』なので、バッテリーによる違いがスペックの違いの根源だと判断できます。

2023年『CL286FD』と2022年『CL003G』の機能比較

次に、『CL286FD』と『CL003G』の機能を比較します。

違いの理由は『CL286FD』BL1830Bと『CL003G』BL4025のバッテリーの違い

『CL286FD』と『CL003G』のバッテリーはどのように違うのか確認してみましょう。

バッテリーのスペック比較

『CL286FD』のバッテリーBL1830Bと『CL003G』のバッテリーBL4025のスペックを表で比べてみます。

 BL1830B
(CL286FD)
BL4025
(CL003G)
標準小売価格20,900円26,840円
市場価格約11,000円約13,000円~20,000円
残容量表示
電圧直流18V直流36V(40Vmax)
容量3.0Ah2.5A
寸法(mm)縦160 x 横60 x 高さ80縦125×横85×高さ80
質量約650 g約710g

BL4025の方が、重さが約60g重たいですね。価格は、約2,000円~9,000円ほど高いです。

スペックから計算する消費電力

消費電力を比べてみました。消費電力(ワット)は、電流(アンペア)×電圧(ボルト)で計算できます。

『BL1830B』の消費電力は、3A(アンペア)×18V(ボルト)=54W(ワット)

『BL4025』の消費電力は、2.5A(アンペア)×36V(ボルト)=90W(ワット)

となります。

バッテリーの場合、消費電力=蓄えることのできる電力と捉えることができるので・・・

『BL4025』の消費電力は、『BL1830B』の約2倍です。重量やコストの差は2倍ではないのに、運転時間が約2倍あることから、バッテリー効率が良いことが分かりますね。

運転時間の違い

運転モードは、パワフル・強・標準・エコモードがあります。全てのモードにおいて、『CL286FD』よりも『CL003G』の方が約2倍の長さです。

例えば、パワフルモードでは、『CL286FD』の連続運転時間が約8分ですが、『CL003G』では約16分使用できます。

エコモードでは、『CL286FD』の連続運転時間は約38分ですが、『CL003G』では約1時間20分です。2倍の差は大きいですね。

充電時間の違い

『CL286FD』の実用充電は約17分、フル充電は約22分に対して、『CL003G』の実用充電は約19分、フル充電は約28分です。

数分『CL286FD』の方が早く充電できますが、『CL003G』は蓄えることのできる電力が大きなわりに充電時間の差が小さいことも分かります。

『CL286FD』と『CL003G』の共通機能

『CL286FD』と『CL003G』の共通機能を見てみましょう。両モデルとも機能や特徴は、基本的に同じであることが分かりました。

搭載機能を表で比較

 充電式クリーナ
CL286FDRFW
充電式クリーナ
CL003GRDW
特徴
ハイパワーブラシレスモータ搭載ハイパワーブラシレスモータ搭載
サイクロン一体式サイクロン一体式
サイクロン部の新・3層構造サイクロン部の新・3層構造
低騒音化を実現する「流路構造」低騒音化を実現する「流路構造」
操作性に優れたノズル操作性に優れたノズル
使いやすくなったワンタッチスイッチ使いやすくなったワンタッチスイッチ
高輝度LEDライト付高輝度LEDライト付
手軽にゴミ捨て手軽にゴミ捨て
フィルタ簡単固定フィルタ簡単固定
付属品
ノズルノズル
ストレートパイプストレートパイプ
サッシ(すきま)ノズルサッシ(すきま)ノズル
高機能フィルタEX高機能フィルタEX

機能や特徴は基本的に同じ

両モデルとも、プロ仕様の吸い込み仕事率の高さや独自のこだわった機能が備わったスティッククリーナーです。

それぞれの機能を説明しますね。

ハイパワーブラシレスモーター
ハイパワーブラシレスモーター

ハイパワーブラシレスモーター搭載により、モーター制御が最適化されました。

パワフルモード時の吸込仕事率は、100Wです。非常にパワーのある掃除機ですね。しっかりとゴミを吸引してくれますよ。

新・3層構造でサイクロン部の騒音低減
新・3層構造

プレフィルタとスポンジフィルタが、メッシュパイプの風切音を低減します。

その静かさは、サイクロン未使用機と同等。音を気にせずに掃除ができますね。

低騒音化を実現する「流路構造」
流路構造

両モデルとも、風の流れを効率化し、振動をエラストマで吸収する「流路構造」です。

穴あきスポンジがさらに音を吸収してくれますよ。

掃除機の音は意外と気になるもの。騒音が抑えられているのは、嬉しいですね。

操作性に優れたノズル
操作性に優れたノズル

ノズル可動部の中心が後タイヤ軸上に配置されたことにより、押さえ付ける力による、じゅうたんへの引っ掛かりが低減されます。

フローリングはもちろん、じゅうたんやラグの上もスムーズにラクに掃除ができますよ。

使いやすくなったワンタッチスイッチ
使いやすくなったワンタッチスイッチ

ワンボタンで4段階に切り替え可能です。分かりやすく簡単に操作ができますよ。LEDが搭載されているので、見やすいのもポイントです。

スタートする前に、モードの切り替えもできますよ。前回使用していたモードから再開できる、モードメモリも付いています。

同じモードでお掃除する方は、いちいち切り替える必要がなく、便利に使えますよ。

まとめ

マキタの掃除機は、プロ仕様の吸い込み仕事率の高さとマキタの他製品共通化されたバッテリーなど、独自のこだわりが魅力的なスティッククリーナーです。

2023年『CL286FD』と2022年『CL003G』を比べてみると、違いのポイントはバッテリーです。2022年『CL003G』はバッテリーが約60g重たくなるものの、運転時間は2023年『CL286FD』の約2倍です。

新しい2023年モデル『CL286FD』も魅力的ですが、2022年『CL003G』との価格差もチェックした上で購入決定されると良いのではないでしょうか?

もしそれぞれのバッテリーをお持ちであれば、そのバッテリーに合ったモデルにしておけば、コストメリットは大きいですね。

当記事が、スティック掃除機選びのご参考とならば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

【バッテリー付きモデル】

【バッテリー無しモデル】

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