2022年1月18日 マツコの知らない世界は、【お雑煮の世界】でした。
お雑煮研究家の粕谷さんから、全国各地のお雑煮情報やお店で食べられるお雑煮の紹介があり、情報盛りだくさんでした。
いつかは食べてみたいお雑煮、忘備録として纏めてみました。
※本ページはプロモーションが含まれています
全国を巡り人の家のお雑煮を食べ歩く 雑煮研究科 粕谷さん
粕谷さんのプロフィールは、49歳でマツコさんと同じ年。
粕谷浩子さんは、日本全国の人の家の雑煮を食べ歩く女性。マツコさんと同じ49歳だそうです。
- お住まい:福岡県
- 職業:雑煮研究家
- 37歳で一般企業を退職されて、女子栄養短期大学へ入学し、12年間「お雑煮」を研究されています。
- 48歳で全国のお雑煮を知る為に九州へ・・・(福岡は研究の為のお住まいという事ですね・・・)
- 来年は北陸に移住予定
筋金入りの『お雑煮研究家』で、お雑煮を食べさせてもらうために、街中ナンパ・・・。
雑煮はどんなのですか?と調査質問をして、『食べてみたい』と食べて廻られる面白い方です。
お正月だけの雑煮として紹介されたのは
お雑煮は『ハレの日』の料理なのになぜ正月だけ?
365日、もっと気軽に食べてほしいと訴えます。
じつは、通年で食べられる お雑煮のお店が急増しているそうです。
- 長崎県島原市 具雑煮(なべ焼きうどん風) 姫松屋本店
- 福岡県朝倉市 蒸し雑煮(茶碗蒸し風雑煮) 和食処松風
- 東京麹町 甘味おかめ麹町店 玉子ぞうに 880円
- 京都 一条寺中谷 京白味噌雑煮 850円
- 東京 紀の善 お雑煮 961円
- 東京 つる瀬 玉子ぞう煮 690円
- 香川県高松市 甘味茶屋 ぶどうの木 讃岐のあんもち雑煮 690円
- 東京 甘味処みつばち 玉子ぞうに 690円
粕谷さん厳選の365日食べられる名店の絶品お雑煮!3店
東京 浅草浅草寺 甘味処梅園
創業168年のああ草で最も古い甘味処『梅園』。
4種類のお雑煮を通年で提供。
湯葉ぞうに、春雨ぞうに、梅園ぞうに(一番人気)、 990円の3つのお雑煮の紹介がありました。
東京・築地 喫茶マコ
築地の場外市場のレトロな喫茶マコ、海鮮雑煮セット(ホットコーヒー付)1,800円
具材は、築地で仕入れる鯛・ハマグリ・ホタテ・カニと豪華です。
お蕎麦屋さんから仕入れる カツオ+昆布出汁の海鮮ぞうに、見るからに美味しそうです。
何度でも通いたくなるフワフワ卵がスゴイ! あんみつみはし 東京・上野 おぞうに 730円
柚子の香りがする、ホットしちゃう『あんみつみはし』のお雑煮。
マツコさん【1杯目】のお雑煮は、お餅が美味しいそうです。
このお餅の、御膳しるこ 670円も美味しそうでした。
粕谷さんが12年研究して分かった事
お雑煮は、人によってイメージの違う不思議な食べ物
粕谷さんは、お雑煮が不思議な食べ物になった理由は?
- 外食ではあまり食べる事ができない家庭料理
- 世代間でしか伝承されない
- お正月しか食べないから、周りの人とお雑煮の話をしない
- 「ご当地」ではなく、もはや「地域」で違う!
と整理されています。
昔お餅は高価で庶民は食べれなくて、はじまりは正月のモノでは無かった。
武家が宴席料理で出して全国に広まった、ハレの日の特別な料理だったそうです。
だから、他所のお家のお雑煮を食べる機会は無く、
- 香川県善通寺市 白味噌あん餅雑煮
- 富山県富山市 ねぎ雑煮 白髪になるまで健やかに
- 長野県松本市 塩ブリ雑煮
- 福井県小浜市 黒糖雑煮
など、様々なのだそうです。
お雑煮の魅力は、もはやラーメン以上のバリエーションがすごすぎる出汁
日本各地の、出汁雑煮の紹介がありました。
確かにラーメン以上の様々な出汁のお雑煮です。
- 福島県いわき市 ふぐ雑煮(フグ出汁):3日間天日干ししたフグで出汁をとる
- 青森県八戸市 クジラ雑煮(クジラ出汁):背中の「皮クジラ」と呼ばれる本皮の部分で出しをとる
- 鹿児島 焼き海老雑煮(海老出汁):1尾1,500円の焼きクマエビで出汁をとる
- 新潟県新発田市 鮭親子雑煮(かつお節+昆布出汁):いくらに軽く火を通して半熟の状態で食べるのが特徴
- 兵庫県明石市 穴子雑煮(穴子出汁):穴子の頭と骨を焼いて出汁をとる。【マツコさん2杯目】
- 島根県益田市 焼き鮎雑煮(アユ出汁):鮎を丸一日炭火で焼いて出汁をとる【マツコさん3杯目】
- 宮城県仙台市 ハゼ雑煮(ハゼ出汁)
- 富山県黒部市 フクラギ雑煮(昆布出汁)
- 広島県広島市 牡蠣雑煮(昆布+牡蠣)
- 京都府京都市 白味噌雑煮(白味噌出汁)
- 香川県善通寺市
- 福岡県福岡市 ブリ雑煮(アゴ出汁)
- 福岡県久留米市 小豆雑煮(するめ出汁)
- 大分県大分市 麦味噌雑煮(しいたけ出汁)
筆者の地元も有るのですが、この様な出汁雑煮は知りませんでした・・・
粕谷さんは全国各地のお雑煮を食べる為に、ばあちゃんナンパ
粕谷さんはご自分の愛車で、九州はほぼ各地の市町村をめぐられたとの事。
残る数少ない九州エリアの宮崎を訪れ地元のお雑煮の紹介がありました。
宮崎県日向市の地元以外では流通しないアカムロ(アジの一種)を使ったお雑煮。
一度焼いた魚の身を、お鍋で炒って出汁にする、島田さん家のお雑煮。
切り昆布・水菜・里芋・ゴボウなどの具材で、お出汁の色は濃いモノの品の良いお味との事でした。【マツコさん3杯目】
九州は丸餅で、関ヶ原が丸と切り餅の境目との紹介もありました。
超進化 付けたれで食べる絶品雑煮3品
岩手県宮古市 くるみ雑煮
くるみが大好きな地域で、お餅をくるみダレにつけて食べる
奈良県大和の蔵持 きな粉雑煮
白味噌の雑煮から餅を取り出して、砂糖を混ぜたきなこにお餅を付けて食べる
熊本県山鹿市 納豆雑煮
砂糖を加えた納豆をかけて食べる【マツコさん4杯目】
いりこと砂糖があって、みたらし団子的な、スイーツみたいな感じとの事。
確かに、納豆と砂糖の組み合わせは意外に合うものです。
この食べ方は、筆者の地元にも近いものが有りますが、雑煮で納豆は食べたことが無いので一度食べてみたいと思いました。
北海道 名寄の餅つき名人の餅
北海道名寄(なよろ)市は、餅米の作付面積が全国一だそうです。
(赤福の餅、元祖きび団子は名寄のもち米だそうです)
そもで、毎年餅つき大会が行われ、日本一が競われているとの事。
餅つき大会4年連続優勝の、大出さんと今田さんが スタジオでお餅をついて、つきたてのお餅のお雑煮がマスコさんにふるまわれました。【マツコさん5杯目】
更に、このお餅で、あんこやみたらし【マツコさん6個目】、納豆【マツコさん7個目】を完食。
まとめ
日本全国、さまざまなお雑煮がある事が良く分かる番組で、お餅が食べたくなりました。
リンクも張ってみましたので、忘備録としても利用できればと思います。