2021年9月末、わが家の掃除機選びは決着がつきました。
購入機種は、三菱電機のコードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ キャニオンブロンズ HC-JM1J-Dとなりました。
この掃除機は2年前に発売開始された商品ですが、まだ在庫が有り、最新のプレミアムモデルにしかない備品も装備されていました。
1週間使ってみたので、その感想をレビューとして纏めます。
最新機種をご検討中の方も、使用感をご覧いただけると購入検討のご参考になるかと思います。
三菱電機スティック掃除機 HC-JM1J-Dについて
本体外観
置き姿
置き姿は、とても掃除機とは思えないシンプル&クリーンなモダンデザインです。
パッと見どこが掃除機でどこがスタンドかわかりませんが、きちんとしたスティックタイプの掃除機です。
なかなか秀逸なデザインだと思います。
掃除機単体
スタンドから掃除機を手前に引くと、通常の掃除機(パイプとモーターヘッドの付いた状態)として取り外せます。
節度感のある、カチッとした固定が外れた様な感じで取り外せます。
掃除機単体としても、シンプル&クリーンでモダンな感じです。
掃除機ハンディ単体
スタンドから上に持ち上げると、コンパクトなハンディ掃除機として取り外せます。この時も、節度感のある、カチッとした固定が外れた様な感じで取り外せます。
掃除機本体のディテール(詳細)
グリップ部
グリップ部は傘の持ち手の様な半径90mm程度のJという文字を逆にした形状で、グリップ太さは30mm径の丸っぽい断面形状です。
持ちやすい太さと共に、床掃除、ハンディでの高いエリアの掃除など、様々な持ち方にも対応したグリップ形状だと思います。
バキューム部
掃除機本体は非常にコンパクトだと思います。その結果、上手くスッキリとしたデザインに収まっているのでしょう。
内蔵バッテリーとモーターがサイクロンユニットとダストカップと一体となったシンプルな筒の様なデザインです。
ダストカップ部
ごみ捨ては一度本体からサイクロンボックスを取り外し捨てるタイプです。
1クリックで簡単にサイクロンボックスを取り外せて、ユニットごとごみ箱に持っていけます。
ダストカップはねじって簡単に外れてごみ捨てが出来ます。
カップと共にサイクロンユニットの旋回部とコーンメッシュにもごみが溜まるのでごみ捨てが必要です。
正直、ごみがいっぱいとれて直ぐ溜まります。(わが家にごみがこんなに有ったのか?とわが家の汚さなのか?掃除機が優秀なのか?驚いています)
パワーブラシモーターヘッド
2019年製の在庫品購入で残念なポイントがこのパワーブラシです。(2019年製の上級機種は簡単ヘッド付きでした)
モーターヘッドのブラシの取り外しが1アクションではなく、両脇のクリップを外して、ベルトドライブからブラシを取り外すという1世代前のパワーブラシです。
その為、絡んだ髪の毛や糸くずの掃除に手間がかかります。
2019年製のプレミアムモデルと2020年モデルからは、毛がらみ除去機能の付いた一発でブラシが取り外せるタイプに変わっています。
パワーブラシの掃除は、夫のわたしの週一の日課となりそうです・・・
アレルパンチふとんクリーンブラシ
2019年製の特徴は、プレミアム・標準共に『アレルパンチふとんクリーンブラシ』が付いていた事です。(2021年モデルはプレミアムモデルにのみ装備、2020年モデルは装備無し)
このヘッドはまだ使用していませんが、ダストカップに吸い込んだごみが見えるので、布団の掃除のしがいも有りそうです。
このブラシは残念ながら本体スタンドには収納出来ません。
ロングノズル、毛ブラシ
パイプや本体に取り付ける2つのアタッチメントも収納スタンドに上手くセット出来ます。
また取り換えも簡単です。
HC-JM1J-Dで掃除をして、吸引性能をチェック
カーペットフロア
箱から出して、一晩充電して早速掃除してみました。
音はかなり静かです。以前のキャニスター掃除機『風神』の半分程度の音で、バッテリータイプのスティック掃除機なので吸引性能も音なりかと思っていました。
ところが、約5分ほどダイニングと廊下を掃除してビックリ!!
ダストカップいっぱいのごみが溜まっていました。
正直、いっぱいとれて直ぐカップが満タンに溜まります。(わが家にホコリがこんなに有ったのか?と、これまでがきれいに出来ていなかったのか?掃除機が優秀なのか?驚いています)
吸引力も丁度良く、カーペットの上に敷いているラグもパワーヘッドに吸い付くことなくラグのごみだけがきれいに吸い取れます。
掃除機は吸引力が強ければ良いという訳でも無さそうです。
今回、サイクロン式のダストカップ掃除機に初めて変えましたが、取れたごみが見える事は掃除のやりがいに繋がると感じています。
キッチンの棚下
妻が量販店で気付いた通り、わが家のキッチン棚下はモーターヘッドぎりぎりの高さでした。
掃除機のバキュームとダストカップユニットの本体がパイプの上(前)付きなので、掃除機を床面すれすれで這わすことが出来ます、その為わが家のキッチン棚下もきちんと掃除出来ました。
排気口廻り
脱衣所やトイレの排気口は、良くホコリが溜まっています。これまでのキャニスター掃除機はホースが短く掃除機を抱えてホース先の毛ブラシで掃いながら吸い込むという掃除スタイルでした。
これからは、掃除機のハンディタイプで先端を毛ブラシに変えると簡単に掃除出来ます。が、片手では少々重たいので両手で掃除する事になりそうです。
HC-JM1J-Dのバッテリー充電について
まだ使い始めて1週間で、運転時間も2回で25分程度です。
普通に掃除機をかけると1回の掃除が10~15分程度なので、バッテリーの持ち時間からすると1チャージ3回程度掃除出来る計算です。
掃除機の運転時間の累積を記録するために、掃除機横に100均で買ったキッチンタイマーを置くことにしました。これで、運転時間をカウント出来るのでバッテリーを有効に使えます。
しかしながら、充電側にON/OFFスイッチが無い為、掃除機をスタンドに戻すと自動で充電が始まってしまいます。
その為、コンセントを抜き挿しして充電を管理する事にしました。(様子を見て、コンセントにサブスイッチを噛ませたいと考えています)
これで、充電回数が2000回持ったとすると。2日に1回充電しても年180回なので、掃除機の寿命が10年持ってもバッテリーは大丈夫?なはずです・・・
1週間経過後のまとめ
まだ1週間ですが、最近買った家電の中では、かなり気に入った商品です。
・キャニスター掃除機の様に掃除機を準備する手間が無く掃除が出来る事。
・コンセントに繋がなくてもよいので、気軽に移動できる事。
・ダストカップが見えるので、ごみ捨てのタイミングが直ぐ分かり、ごみパックの必要が無い事。
・リビングのテレビボード横にすっぽりと収まり、見栄えも良い事。
と、今のところ不満は有りません。(モーターヘッドの糸くず取りは、手間ですが・・・)
ポイント還元を含めると、とあるWebサイトの最終販売価格の2/3程度の総支払額で購入出来ました。
当然、最新モデルの値段がこなれてきたら、最新モデルも買いと断言できます。
掃除機を使った様子を見てこのレビューはアップデートしていきたいと思います。