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パナソニック冷蔵庫2023年モデル『NR-F539HPX』は、2022年『NR-F508HPX』から何が変わった?違いを比較レビュー!

冷蔵庫

パナソニックの冷蔵庫は『はやうま冷凍』や『NEW うまもり保存』など、パナソニック独自の機能が魅力の冷蔵庫です。

2023年3月にパナソニック冷蔵庫のハイスペックモデルである『HPXタイプ』がモデルチェンジを行います。2023年モデルは、何がどのように変わったのでしょうか?

違いが分かるように、65cm幅の『NR-F539HPX』を事例に前年の2022年モデル『NR-F508HPX』から何が変わったのか?比較してみました。

当記事が、パナソニック冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。

この記事で分かる事

•パナソニック冷蔵庫『NR-F539HPX』 の商品特徴
•パナソニック冷蔵庫『NR-F539HPX』と 前モデル『NR-F508HPX』との商品の違い

※本ページはプロモーションが含まれています

パナソニック冷蔵庫『NR-F539HPX』とは?

パナソニックの冷蔵庫は、仕事や育児に忙しい方におすすめの冷凍室が真ん中のタイプ、野菜料理が多い方、野菜室をよく使う方に人気の野菜室が真ん中のタイプがあります。

パナソニックの冷蔵庫型番の見方と、冷凍室が真ん中タイプの『NR-F539HPX』の商品特徴を解説しますね。

パナソニックの冷蔵庫型番の見方

まずは、パナソニック冷蔵庫の型番記号の意味について解説します。最初の「NR」はパナソニックですね。旧社名のナショナルの名残とも言われます。

次のアルファベットはドアの枚数を表します。Fはアルファベットの6番目なので6枚ドア、Eの場合は5枚ドアとなります。

数字の初めの2桁は容量クラスを表します。53は530Lクラス、50は500Lクラスとなりますね。数字の最後は年式です。9は2023年モデル、8は2022年モデルとなります。

最後のアルファベットはモデルタイプを表し、下記のようになります。

  • 『WPX』は最上級のラグジュアリーモデル
  • 『HPX』はプレミアムモデル
  • 『PX』はスタンダードモデル
  • 『MEX』は野菜室が真ん中モデル

上記にあてはめますと、今回紹介する『NR-F539HPX』は、「パナソニックの6枚ドア、530Lクラス、2023年プレミアムモデル」となります。

『NR-F539HPX』の概要

NR-F539HPX-N・アルベロゴールド
ーN・アルベロゴールド
NR-F539HPX-T・アルベロダークブラウン
ーT・アルベロダークブラウン
NR-F539HPXーW・アルベロオフホワイト
ーW・アルベロオフホワイト

『NR-F539HPX』は、2023年の3月に発売予定の冷蔵庫です。前モデルの『NR-F508HPX』は2022年2月に発売されているので、約1年ぶりのモデルチェンジとなりますね。

65cm幅の冷蔵庫で外形寸法は全く同じのフレンチドアモデルとなります。65cm幅フレンチドアは、冷凍室が真ん中の『HPX』『PX』の2つのタイプがラインナップされています。

『NR-F539HPX』のカラーは、「-N・アルベロゴールド」「-T・アルベロダークブラウン」「-W・アルベロオフホワイト」の3種類です。木目調デザインで、どの色も素敵ですね。

『NR-F539HPX』は、ホームフリージングをよくする方におすすめの「はやうま冷凍」や、使いかけの冷凍食品もおいしく保存できる「うまもり保存」など魅力的な機能がそろっています。

また、「AIエコナビ」や「Cool Pantry」アプリなど、スマートフォンと連携することで便利な機能もたくさんありますよ。

見た目がおしゃれなだけでなく、使い勝手も抜群の冷蔵庫ですね。

2023年『NR-F539HPX』と 2022年『NR-F508HPX』の商品スペック比較

NR-F539HPX
NR-F539HPX
NR-F508HPX
NR-F508HPX

『NR-F539HPX』と 『NR-F508HPX』の商品スペックを比較してみました。

新旧の商品スペック比較表

まずは、新旧のスペックを分かりやすく表にしてみました。変更点を赤字で示しています。

  NR-F539HPX NEW NR-F508HPX
発売 2023年3月中旬 2022年 2月下旬
市場価格 約32万~35万円 約21.6万~26.5万円
仕様
定格内容積 525L 500L
各室容量
冷蔵室
定格内容積 273L 259L
食品収納
スペースの
目安
199L>うち、パーシャル<15L> 製氷室 クーリング
アシストルーム
冷凍室 98L<64L> 野菜室 110L<76L>
年間消費
電力量
50Hz 265kWh/年 256kWh/年
60Hz 265kWh/年 256kWh/年
定格消費
電力
電動機
50Hz 88W 88W
60Hz 88W 88W
電熱装置
50Hz 193W 193W
60Hz 193W 193W
省エネ基準達成率 108% 108%
外形寸法(幅×奥行×高さ) 650×699×1828mm 650×699×1828mm
据付必要奥行寸法 699mm 699mm
質量 106kg 104kg

サイズと容量

本体サイズは全く同じですが、質量にわずかな違いがあります。
容量は25Lも拡大されています。サイズがそのままで多く収納できるのは、嬉しいですね。

年間電気使用量

年間電気使用量は、256kwh/年から265kwh/年と3.5%のUPとなりました。

2023年『NR-F539HPX』と 2022年『NR-F508HPX』の機能比較

次に、『NR-F539HPX』と 『NR-F508HPX』の機能について比較してみました。

新旧の機能比較表

表内の赤文字が、機能で変わった箇所です。

  NR-F539HPX NR-F508HPX
各室庫内
仕様と
特長
冷蔵室
仕様 ・差替えドア棚
卵トレイ
・全棚ガラストレイ
・スライドトレイ(ガラス)
・パーシャル/チルド切替室
(LED照明・アルミトレイつき)
・パーシャル:オート急冷
(酸化ブロック冷却)搭載
・LEDフロントワイド照明+天面照明
・ナイトアシスト機能
・コントロールパネル:庫内
・ドア開放アラーム大きめ
・差替えドア棚
・2Way卵ケース
・全棚ガラストレイ
・スライドトレイ(ガラス)
・パーシャル/チルド切替室
(LED照明・アルミトレイつき)
・パーシャル:オート急冷
(酸化ブロック冷却)搭載
・LEDフロントワイド照明+天面照明
・ナイトアシスト機能
・コントロールパネル:庫内
・ドア開放アラーム大きめ
卵トレイ
卵収納量
12個 12個
ボトル棚
収納数
ペットボトル1.5L×4本 or 2L×3本 ペットボトル1.5L×4本 or 2L×3本
野菜室
仕様 ・Wモイスチャーコントロールフィルター
・野菜室湿度センサー
・ワンダフルオープン
・高耐荷重レール
・ワンダフルオープン
・Wシャキシャキ野菜室
(Wモイスチャーコントロールフィルターつき)
・高耐荷重レール
・野菜室湿度センサー
2Lペットボトル
収納量
5本 5本
冷凍室
仕様 うまもりカバー
・ワンダフルオープン
・高耐荷重レール
・ワンダフルオープン
・高耐荷重レール
冷凍室の
性能
冷凍負荷温度
(食品温度)
-18℃以下 -18℃以下
冷凍食品
保存期間の
目安
約3ヶ月 約3ヶ月
製氷室
仕様 ・給水経路 抗菌処理
・速氷機能
・まるごと洗える製氷皿
・製氷停止
・給水経路 抗菌処理
・速氷機能
・まるごと洗える製氷皿
・製氷停止
貯氷量 144個 144個
クーリング
アシストルーム
・アルミプレート(1枚)
・選べる3つの冷却モード
「冷ます」、「急冷」、「急凍」
・クイック操作ボタン(冷蔵室のドア下側)
・アルミプレート(1枚)
・選べる3つの冷却モード
「冷ます」、「急冷」、「急凍」
・クイック操作ボタン(冷蔵室のドア下側)
その他の
特長
構造・設計 ・トップユニット方式
・ワンダフルオープン
・ローウエストライン
・トップユニット方式
・ワンダフルオープン
・ローウエストライン
ドア面材 ・フルフラットガラスドア ・フルフラットガラスドア
機能
仕様 ・AIエコナビ(おやすみ・かしこく・しらべる)
・庫外湿度センサー
抗菌ハンドル(冷蔵室ハンドル)
・AIエコナビ(おやすみ・かしこく・しらべる)
・庫外湿度センサー
除菌機能 ・全室ナノイーX(クリーンパトロール) ・全室ナノイーX(クリーンパトロール)
脱臭機能 ・全室ナノイーX(クリーンパトロール)
・Agバイオ抗菌脱臭
・全室ナノイーX(クリーンパトロール)
・Agバイオ抗菌脱臭
IoT機能 ・無線LAN接続
・専用アプリ「CoolPantry」対応
・無線LAN接続
・専用アプリ「Cool Pantry」対応

2023年『NR-F539HPX』機能の変化

『NR-F539HPX』に新しく採用された機能は下記になります。細部まで使いやすさにこだわっていますね。

卵トレイ(購入したパックのまま収納可能)

卵トレイは、SSサイズからLLサイズまでの卵がぴったり収納できます。購入したパックのまま収納も可能で便利に使えますよ。出し入れも簡単です。

卵トレイ

「NEW うまもり保存」の搭載

うまもり保存

新しく搭載された「うまもり保存」では、食品の霜つきや乾燥を抑えて、おいしさを保ちます。霜がついた食品は、味が落ちてしまいますよね。霜がつく主な原因は温度変化によるものです。

温度変化から食品を守ってくれるのは、冷凍室上段ケースに搭載された「うまもりカバー」です。ドアを開けたときに外気の侵入を防いでくれますよ。

うまもりカバー

使いかけの冷凍食品も約1カ月もの間、おいしさそのままで保存できます。味だけでなく、色や香りもそのままで、乾燥を防いでくれるのも魅力的ですね。

抗菌ハンドルの採用

冷蔵室のドアは抗菌仕様のハンドルが採用されました。よく手が触れる部分なので、抗菌になったことでより安心して使えますね。

抗菌ドアハンドル

継続機能

続いて、『NR-F508HPX』から継続している機能を紹介します。

はやうま冷凍/はやうま冷却

「はやうま冷凍」「はやうま冷却」は、クーリングアシストルームにいれるだけで、すばやく冷凍や冷却ができます。

その秘密は、大風量の「集中シャワー冷却」とアルミプレート。独立したお部屋なので、熱い食品を入れても他の食品への影響も心配いりません。

集中シャワー冷却

野菜を冷凍保存しておくと、時短になるし、使いたい分だけすぐに使えて便利ですよね。しかし、霜がついてしまったり、野菜通しがくっついてしまったりのお悩みもあるのではないでしょうか。

「はやうま冷凍」を使うと、レベルの高い自家製冷凍カット野菜ができます。業務用レベルの急速冷凍なので、霜つきを抑えるだけでなく、パラパラな状態のカット野菜になります。冷凍庫にカット野菜があると毎日のお料理に大活躍しますよ。

もちろん野菜だけではなく、お肉や下味付けをした食材もおいしさを保ちます。冷凍することで、解凍後のおいしさもアップしますよ。

はやうま冷凍した野菜
はやうま冷凍した肉

「はやうま冷却」は、食材の熱を急いで冷ましたいときに便利な機能です。例えば、朝のお弁当。粗熱をとる時間を考えなくても、「はやうま冷却」ならわずか3分で完了します。朝の忙しい時間にゆとりができますね。

はやうま冷却

また、赤ちゃんの離乳食を冷ましたいときや、調理中の食材の粗熱を取りたいときにも便利です。

微凍結パーシャル

微凍結パーシャル

微凍結パーシャルとは、肉や魚が凍り始めるギリギリの約-3℃でチルドより長く新鮮に保存できます。食品の表面から急速に微凍結の層をつくるため、酸化を抑えることが可能です。長期間でもおいしく保存できる秘訣ですね。

パーシャル室は、上部のシャワー冷却により食品をすばやく冷却します。断熱壁によって温度もキープしてくれますね。

微凍結パーシャル2

肉は種類にもよりますが、約10日から14日間、魚は約7日間、保存可能です。まとめ買いをしても安心ですね。冷凍するわけではないので、使うときもそのまま切ったり、肉を1枚ずつはがしたりが可能ですよ。調理もラクにできます。

Wシャキシャキ野菜室

Wシャキシャキ野菜室

野菜をまとめ買いすると、気が付けば奥の方で傷んだり、しなびてしまったりと悲しい思いをしていませんか?「Wシャキシャキ野菜室」は約1週間シャキシャキのまま保存可能です。

野菜室専用湿度センサーが野菜から放出される湿気でおおよその収納量を検知するために、適切な冷却にコントロールします。さらに保鮮プレートと、うるおいシャッターで密閉度を高めます。野菜に適切な湿度を保つことで、新鮮さが長持ちするのですね。

また、野菜室は小さい野菜や使いかけの野菜など整理しやすい「小物野菜ケース」や、葉野菜を収納できる「葉野菜コーナー」、2Lペットボトルもラクラク入る「ボトル&調味料コーナー」と大変使いやすくなっていますよ。

Wシャキシャキ野菜室2

AIエコナビ

「AIエコナビ」は、自動でかしこく節電しながらも、しっかりと冷却してくれる機能です。

冷蔵庫内の食品が少ないときや、ドアの開閉が少ないときなど、使用状況によって冷蔵庫が自動で省エネ運転してくれます。収納量センサーや開閉センサーのほか、野菜室湿度センサー、室温センサーなど様々な役割を持った計7種類のセンサーが節電をサポートしてくれます。

冷蔵庫をよく使う夏季はもちろん、年中省エネ運転で消費電力を削減できますよ。

スマートフォンと連携することで、さらに省エネができます。例えば、「お留守番モード」や「冬季省エネ運転」で省エネ運転に。「お買い物準備モード」では、スマホのGPS機能による位置情報で買い物先にいることを検知すると、庫内を冷却します。

スマホの位置情報と連携するには、スマートフォンに「Cool Pantry」アプリをインストールしなければなりません。次項で「Cool Pantry」アプリについて説明しますね。

「Cool Pantry」アプリ

Cool Pantryアプリ

「Cool Pantry」は、無線LAN専用のアプリです。スマートフォンと連携することで下記のことができます。

  • かしこく省エネ
  • もしもの時も安心「停電そなえモード」
  • 便利なお知らせ機能
  • 調理の時短をサポート

「かしこく省エネ」では、スマホの位置情報と冷蔵庫を連携することで、最適な運転モードを提案します。たとえば、自宅から出ると、スマホのGPS機能による位置情報で「外出」を検知して節電モードに切り替わります。また、外気温が低い時期は、庫内の冷え過ぎを抑え、食品を適温に保ちます。

「停電そなえモード」は、アプリで気象警報を受信すると自動で予冷運転を開始する機能です。停電時の保冷が長続きするので、庫内の食品も安心ですね。

「便利なお知らせ機能」では、製氷の状況やドアの開閉の回数などが把握できます。給水タンクが空になったときにお知らせがくるのは、助かりますね。いつでも氷をきらすことなく作れます。また、レシピ検索もできるので、毎日の献立に迷っている方には嬉しい機能ですね。

使いやすい大容量

使いやすい大容量

『NR-F539HPX』は、まとめ買いをしてもたっぷり収納できる大容量です。冷蔵室、冷凍室、野菜室それぞれに工夫がされており、たっぷり入っていても使いやすい設計ですよ。

冷蔵室はトップユニット方式で、最上段のデッドスペースを減らしました。奥に置いたものでも手が届きやすいですね。

また、棚・ドアポケットが低めの位置にあるため、重いペットボトルや調味料がラクな姿勢で出し入れできます。ドア棚は、左右4段ずつあるので、多くの飲み物が収納できるのもポイントです。

大容量の右ドア棚

冷凍室・野菜室はワンダフルオープンで、100%全開します。奥までしっかりと確認できるため、整理しやすくなりますね。奥の方で食材が忘れられることも防げます。

ワンダフルオープン

底面が広いため、冷凍室も野菜室もたっぷり収納できますよ。たくさん収納しても、ベアリング式レール採用で、スムーズに開け閉めできます。片手でもラクに開閉できる軽さですよ。

まとめ

パナソニック冷蔵庫は、『はやうま冷凍』や『NEW うまもり保存』などの機能が魅力的な冷蔵庫です。

当記事では、ハイスペックモデルの新旧の違いを解説してきました。違いは下記のようになりましたね。

  • 質量が104㎏から106㎏へ
  • 容量が500Lから525Kへ
  • 年間電気使用量が256kwh/年から265kwh/年へ
  • 卵トレイの採用
  • 「NEW うまもり保存」搭載
  • 冷蔵室ハンドルが抗菌ハンドルを採用

新モデルは容量アップでさらに魅力を増していますが、基本機能で大きく違わない2022年モデルは価格面で魅力が高まっているタイミングです。

新旧モデルの機能と使い勝手をしっかり確認して、お値打ちに購入できると良いですね!

本記事が、魅力的な冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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