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生ゴミ処理機、 乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式の違いは何?選ぶポイントとおすすめは?

生ごみ処理機

暖かくなってくると、気になってくる生ゴミ臭

臭いを抑える手段の1つに、生ごみ処理機を使う方法があります。

ただ、ひと口に生ごみ処理機といっても、様々なタイプがあって、どれを選べば良いのか?悩ましいポイントです。

当記事では、状況に合わせてどのタイプを選べば良いのかまとめてみました。

生ごみ処理機選びの参考になれば幸いです。

生ごみ処理機は、乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式など5タイプが有る

生ごみ処理機には、「乾燥式」「バイオ式」「ハイブリッド式」の3種類があり、この他に「コンポスト」と「ディスポーザー」という計5つのタイプがあります。

名前を聞いてイメージできるものもあれば、どの様な処理をしてくれるのか?想像しにくいモノもあるのではないでしょうか?

そこで、まずは、一目で違いが確認できる様に、表で比較してみましょう。

生ごみ処理機の5タイプを表で比較

種類/方式 乾燥式 バイオ式 ハイブリッド式 コンポスト ディスポーザー
電動/手動 電動式 電動式 電動式 手動 電動式
生ゴミ
処理方法
熱を加えて乾燥 微生物が分解 熱で乾燥+
微生物が分解
微生物が堆肥化 粉砕して下水に
流す
手間 都度取出し
バスケット洗浄
半年~1年に1度
中身の取り出し
半年~1年に1度
中身の取り出し
毎日手でかき混
ぜる
定期メンテナン
スが必要
臭い ほとんど無し
蓋を開けた時に
焦げた臭い
発酵臭・基材臭 ほとんど無し
蓋を開けた時に
発酵臭
生ゴミ臭・
発酵臭
しない
設置場所 室内 屋外 室内(屋外可) 屋外 室内
キッチンシンク
サイズ 小さい 大きい やや大きい 大きい
(容量による)
小さい
静か 静か 静か 大きい
電気代 やや高い 中くらい 少ない 不明
価格帯 20,000円~
70,000円程度
90,000円~
100,000円程度
100,000円~ 2,000円~
20,000円
100,000円~

比較表で見て一目でわかるのは……

電動式/手動式・室内置き/室外置き・臭いがする/しない・音が大きい/静か、などです。

また、価格も数千円~10万円超と幅があります。

各タイプの特徴とメリット&デメリット

5つのタイプはそれぞれ異なるので、これらの特徴が分かれば、自分に合った生ごみ処理機を選べるのではないでしょうか?

それでは、各タイプの特徴と、分かり易い様に代表的な機種を見てみましょう。

乾燥式生ごみ処理機

種類/方式 乾燥式
機種例 ルーフェン
パリパリキュー
価格 55,000円
(公式サイトクーポン価格)
41,800円
(公式サイトクーポン価格)
電動/手動 電動式
生ゴミ処理方法 熱を加えて乾燥
手間 都度取出し
バスケット洗浄
臭い 運転時は、ほとんど無し
蓋を開けた時に焦げた臭い
処理能力(1日当たり) 1kg
設置場所 室内
サイズ
(幅×奥行×高さmm)
やや小さい
270× 380× 350
小さい
230×270×270
重量 6kg 約4.1kg
消費電力 送風モード使用時:10w
通常運転時:50~130w
300w
かなり静か
約30db
静か
約36db
電気代 やや高い
 公式サイト

乾燥式生ごみ処理機の特徴

乾燥式生ごみ処理機は、代表機種に……全世界で120万台の販売実績のある「ルーフェン」と、日本国内販売台数30万台超の「パリパリキュー」という人気モデルがある、ポピュラーな処理タイプです。

処理方法は「乾燥式」の文字ごとく、生ごみを温風で乾燥させて処理をするタイプです。

引用:パリパリキュー公式サイト

使い方は、生ゴミ処理機専用の生ゴミ入れ(バスケットとも呼ばれます)に生ごみを入れて、本体にセット。スイッチを押すだけで乾燥処理をしてくれます。

乾燥時間は、生ごみの種類や機種によって異なりますが、最大11時間程度見ておけばよく、夕食後から運転して、翌朝には生ごみが乾燥しているイメージで使えます。

処理中の温風は活性炭フィルターを通して排出されるタイプが人気で、ほとんどにおいが気にならないと評判です。

引用:パリパリキュー公式サイト

処理された生ごみは、ふたを開けた際に、乾燥して焦げた様な臭いがしますが、生ゴミ臭はしません。

乾燥式生ごみ処理機のメリットとデメリット

乾燥式生ごみ処理機のメリットとデメリットは以下の様に、分類できます。

メリット デメリット
  • 生ごみの臭いがしない
  • 生ごみを仕分ける必要がない
  • 音が比較的静か
  • サイズがコンパクトで置きやすい
  • 電気代がかかる
  • ランニングコストがかかる
  • 蓋を開けた時に臭いがする
  • 本体価格がやや高い

メリットは、生ごみの臭いがしない点はもちろんの事……

生ごみを投入する際に仕分けなくて良い点も便利で、食後の、魚や肉の骨・爪楊枝・ラップやティッシュペーパーなども仕分ける必要がありません。

音は乾燥風の為のモーター音が主で、30~36dbと、かなり静かです。

乾燥時は臭いがほぼしないものの、乾燥後のゴミ捨て時にふたを開くと臭いがする点は、どの機種でも避けられません。

サイズは、電気式のなかでは最も小さいタイプで、キッチンに置きやすい事もメリットです。

デメリットは、熱乾燥なので電気代がかかる点と、活性炭フィルターのランニングコストがかかる点です。フィルターは嫌なにおいを断つために定期的な交換が必要です。

本体価格は、約4万円~6万円程度と5タイプの中では中間に位置し、やや高めです。

乾燥式の「ルーフェン」と「パリパリキュー」両モデルの違いは、別記事にまとめていますので、「乾燥式」が気になる場合はご覧ください。

バイオ式生ごみ処理機

種類/方式 バイオ式
機種例 バイオクリーン BS-02
価格帯(税込) 99,000円~
電動/手動 電動式
生ゴミ処理方法 微生物が分解
手間 半年~1年に1度中身の取り出し
臭い 基材臭・分解臭
処理能力(1日当たり) 2kg
設置場所 屋外の、軒下など直接風雨の当たらない、
コンクリート等の地面が水平で硬い場所
(土や芝生の上に設置しないこと)
サイズ
(幅×奥行×高さmm)
400×400×780
重量 25kg
本体電源 交流100V 50 / 60Hz
最大消費電力 170W
静か
電気代 中くらい
公式サイト

バイオ式生ごみ処理機の特徴

バイオ式生ごみ処理機は、バイオの力で生ごみを分解処理をしてくれます。

処理機の中には、バイオ基材が入っており、生ごみを投入すると、処理機がバイオ基材と生ごみを撹拌して、バイオ基材微生物の分解をムラなく促進してくれます。

生ごみは形が無いほどに分解されて、15%程が残り、たい肥として利用できま、毎回のゴミ捨ては不要です。

室外置きとなるので、室内で生ごみの臭いはしませんが、微生物の分解による発酵臭や基材臭がします。

バイオ式生ごみ処理機のメリットとデメリット

バイオ式生ごみ処理機のメリットとデメリットは以下の様に、分類できます。

メリット デメリット
  • ゴミ捨ての必要がほとんど無い
  • ペットの糞も処理できる
  • 処理したゴミを良質な堆肥として
    使える
  • 電気代が安い
  • 屋外に置ける
  • 屋外設置なので生ゴミ捨てが面倒
  • サイズが大きい
  • 蓋を開けた時に臭いがする
  • 本体価格がやや高い

メリットは、生ごみは基材と一体となってほぼ消滅し、ゴミの量が減ってゴミ捨ての頻度が減ることです。

分解した生ごみによって増えた基材は、堆肥として利用できます。

家庭菜園などを営まれている場合は、出所の明らかな堆肥を菜園に利用できるため、コスパと安心面でのメリットもあります。

電気を利用するのは、処理基材の撹拌と排気のためで、消費電力は少なめです。

設置は屋外となるので、室内での臭いは発生しません。

デメリットとしては、屋外設置のため生ゴミ捨てが面倒になります。

また、サイズが大きく雨ざらしにもできないため、設置場所が限られてくる点にも注意が必要です。

蓋を開けた時は、基材臭や発酵臭がします。

本体価格は、10万円程度と高額な部類です。

ハイブリッド式生ごみ処理機

種類/方式 ハイブリッド式
機種例 ナクスル FD-015M
HURIEN HD-N100
価格帯(税込) 127,600円
(公式サイトクーポン価格)
110,000円
(公式サイト価格)
電動/手動 電動式
生ゴミ処理方法 微生物が分解+熱で乾燥
(バイオ式+乾燥式)
手間 半年~1年に1度中身の取り出し 約1ケ月ごとにゴミの取り出し
臭い ほとんどしない
ふたを開けた時に、基材臭
ほとんどしない
ふたを開けた時に、基材臭
処理能力(1日当たり) 1~1.5kg 1.7kg
設置場所 室内 又は
屋外の雨ざらしでない場所
風通しの良い
ベランダやキッチンなど
サイズ
(幅×奥行×高さmm)
385×430×580 250×400×540
重量 18kg(バイオ材料含む) 13kg
本体電源 交流100V 50 / 60Hz  
消費電力 60wh 55W
静か
30db以下
静か
30db以下
メンテナンス部品 UVランプ:約1~2年
\9,900円
基材は基本交換不要
バイオフレーク:約1年毎\11,000円
UVランプ:約1年毎
\6,000円
フィルター:半年~1年毎
費用不明
公式サイト

ハイブリッド式生ごみ処理機の特徴

ハイブリッド式生ごみ処理機は、バイオ式と乾燥式の両機能を併せ持った生ごみ処理機です。

処理機の中には、バイオ式同様に基材が入っており、投入した生ごみは基材と共に撹拌・分解されます。

さらに乾燥処理が施され、生ごみは90%近くも減量されます。

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリットとデメリット

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリットとデメリットは以下の様に、分類できます。

メリット デメリット
  • ゴミ捨ての必要がほとんど無い
  • ペットの糞も処理できる
  • 処理したゴミを良質な堆肥として
    使える
  • 電気代が安い
  • 音が静か
  • 室内にも屋外に置ける
  • サイズがかなり大きい
  • 生ごみの選別が必要
  • 蓋を開けた時に臭いがする
  • 本体価格が高い

メリットは、生ごみは基材と一体となってほぼ消滅し、ゴミの量が減ってゴミ捨ての頻度が減ることです。

バイオ式同様、分解した生ごみによって増えた基材は、堆肥として利用できます

家庭菜園などを営まれている場合は、出所の明らかな堆肥を菜園に利用できるため、コスパと安心の両面でメリットがあります。

電気は、処理基材の撹拌と乾燥・排気のために使われ、消費電力は少なめです。

設置は屋内・屋外ともに置けて、消臭システムを搭載しているため、臭いはほとんど発生しません

デメリットとしては、サイズが大きく価格が高い点です。

また、撹拌機能を有する為、肉の骨や貝殻・固い種子・ビニールや紙は処理できないので、生ごみの分別が必要になります。

コンポスト

種類/方式 コンポスト
機種例

アイリスオーヤマ
コンポスト
エココンポスト
IC-130

MATIMARU
コンポスト バッグ
(57L Black)

価格帯 6,028円
(公式オンラインShop)
4,980円
(公式サイト)
電動/手動 手動
生ゴミ
処理方法
微生物が堆肥化
手間 生ごみ投入の時に
手でかき混ぜる
臭い 生ゴミ臭・
発酵臭
設置場所 屋外の畑・菜園
サイズ 610×610×730 350×350×600
電気代
公式サイト

コンポストの特徴

コンポストとは、堆肥・堆肥にするという意味の英語Compostからきた、生ごみ処理の方法で、処理をする機器もコンポストと呼ばれます。

つまり、目的は堆肥作りで、その為に生ごみを処理するといったイメージです。

設置は、畑や菜園などの堆肥を利用する場所となり、室内に置くことはできません

微生物による自然分解な上、動力も使わないので、生ゴミ投入の際は、コンポスト内を手でかき混ぜる必要があります

コンポストのメリットとデメリット

メリット デメリット
  • 電気代が要らない
  • 処理したゴミを良質な堆肥として
    使える
  • 価格が安い
  • 屋外に置ける
  • 屋外の畑・菜園設置なので生ゴミ捨
    てが面倒
  • 手入れが悪いと虫が湧いてたいへん
  • サイズが大きい
  • 蓋を開けた時に臭いがする

コンポストのメリットはエコという点で、電気を使わない上に、良質な堆肥を作ることができるのが特徴です。

かかる費用は、コンポスト容器と床金(無くてもOK)のみで、費用はもっとも安く済む生ゴミ処理方式です。

デメリットは、畑や菜園が無ければ設置ができず、生ごみを捨てに行くのが大変になることです。

生ごみをコンポストに捨てに行くために、キッチンで溜めて臭ってしまうと本末転倒なので、堆肥を必要とする場合に検討すべき方式です。

ディスポーザー

種類/方式 ディスポーザー
機種例 フロム工業
YS-8100
価格帯 100,000円~
電動/手動 電動式
生ゴミ
処理方法
粉砕して下水に
流す
手間 定期メンテナン
スが必要
臭い しない
設置場所 室内
キッチンシンク
サイズ 小さい
大きい
公式サイト

ディスポーザーの特徴

ディスポーザーは、生ごみを粉砕して排水口に流す方式で、機械はシンクの下に設置されます。

粉砕された生ごみは、そのままでは下水に流せない為、排水処理施設も必要になります。

分譲マンションで導入済の場合は大丈夫ですが、個人での後付けは、自治体での許可やマンション管理組合の許可が必要となり、自由に導入する事はできません

戸建ての場合も、自治体の条例に従って設置する必要があります。

ディスポーザーのメリットとデメリット

メリット デメリット
  • 生ごみが溜まらないので臭いが出ない
  • 生ゴミ捨ての必要が無くなる
  • 設置スペースを取らない
  • 電気代が安い
  • 音が大きい
  • 設置には自治体の認可や、
    管理組合などの許可が必要

ディスポーザーのメリットは、生ごみをキッチンで処理できるので、生ごみが溜まらず・臭いも出ず・ゴミ捨ての必要が無くなる点です。

機械はシンク下に設置するので、キッチンのスペースも取りません。かかる電気代はモーターの運転のためなので電気代もかかりません。

デメリットとしては、音が大きい事と、排水設備や下水管の詰まりもあり、自由に設置できない点です。

自治体の条例やマンション管理組合などの規定を確認する必要があります。

生ごみ処理機を選ぶポイント

生ごみ処理機は、それぞれ特性があって、目的によって選ぶべき機種が異なります。

ニオイ

生ごみの臭いが気になる場合は、どの環境・状態で気になるのか?によって、選ぶ機種が異なります。

キッチンにとにかく生ごみを置いておきたくない場合は、連続投入可能なモデルがおすすめです。

連続投入可能なモデルには……

乾燥式では「ルーフェン」、ハイブリッド式では「ナクスル」「HURIEN」があります。

お手入れの頻度

お手入れの頻度やゴミ捨て回数を少なくしたい場合は、ハイブリッド式がおすすめです。

ハイブリッド式では「ナクスル」「HURIEN」があります。

「ナクスル」「HURIEN」のお手入頻度は、基材の嵩が増えてきた時に基材の量を減らすだけでOKです。

頻度は処理する生ゴミの量によるものの、数か月に1回となっています。

動作音

動作音は30db未満の機種に

乾燥式の「ルーフェン」。

ハイブリッド式の「ナクスル」「HURIEN」があります。

次に乾燥式の「パリパリキューが」36dbです。

屋外設置で問題無ければ、バイオ式もあります。

価格

価格は「乾燥式」が電気式では最も安く……

乾燥式では「パリパリキュー」が「ルーフェン」よりもリーズナブルです。

「ハイブリッド・バイオ式」は10万円レベルなので、堆肥を必要とする場合か?手間をかけたくない場合など理由をもって選ぶのが良さそうです。

補助の有無

自治体によって、補助をする「処理方式」や、「補助金額」が異なります。

堆肥を作るタイプ(バイオ式・ハイブリッド式・コンポスト)にしか補助が出ない自治体や……乾燥式やバイオ式・ハイブリッド式の全てに補助金が出る自治体、2024年から補助金の支給を止めた自治体など様々です。

自分の住む自治体名 生ゴミ乾燥機 助成金で調べると、助成金の内容や金額を確認できます。

購入前に事前申請が必要な自治体や、抽選の自治体、人気で予算を消化してしまった自治体などが分かるので、購入前には必ず確認をおすすめします。

各タイプのおすすめ生ごみ処理機の比較

これまでまとめてきた、各タイプの代表機種を比較して見ます。

まずサイズ感が分かるように、高さ基準で各機種を並べてみました。大きさの違いがイメージがしやすいと思います。

パリパリキューは、5.5合炊き炊飯器が5cm程高くなったとイメージしてください。

まずは、自宅に無理なく置ける機種を選ぶことが大切です。

次に、生ゴミ臭やコバエ対策が主なのか?堆肥に利用するのか?がポイントで、目的と機能で納得する機種を選びましょう。

加えて、消費電力やランニングコストの確認も重要です。

種類/方式 乾燥式
ハイブリッド式
バイオ式
機種例 ルーフェン
パリパリキュー
ナクスル FD-015M
HURIEN HD-N100
バイオクリーン BS-02
価格 55,000円
(公式サイトクーポン価格)
41,800円
(公式サイトクーポン価格)
127,600円
(公式サイトクーポン価格)
110,000円
(公式サイト価格)
99,000円~
電動/手動 電動式 電動式 電動式
生ゴミ処理方法 熱を加えて乾燥 微生物が分解+熱で乾燥
(バイオ式+乾燥式)
微生物が分解
手間 都度取出し
バスケット洗浄
半年~1年に1度中身の取り出し 約1ケ月ごとにゴミの取り出し 半年~1年に1度中身の取り出し
臭い 運転時はほとん
ど無し。
蓋を開けた時
ほんのりゴミの
素材の香り。
ほとんどしない
ふたを開けた時に、基材臭
ほとんどしない
ふたを開けた時に、基材臭
基材臭・分解臭
処理能力(1日当たり) 1kg 1~1.5kg 1.7kg 2kg
設置場所 室内 室内 又は
屋外の雨ざらしでない場所
風通しの良い
ベランダやキッチンなど
屋外の、軒下など直接風雨の当たらない、
コンクリート等の地面が水平で硬い場所
(土や芝生の上に設置しないこと)
サイズ
(幅×奥行×高さmm)
やや小さい
270× 380× 350
小さい
230×270×270
385×430×580 250×400×540 400×400×780
重量 6kg 約4.1kg 18kg(バイオ材料含む) 13kg 25kg
本体電源 交流100V 50 / 60Hz
消費電力 送風モード使用時:10w
通常運転時:50~130w
300w 60wh 55W 170W
かなり静か
約30db
静か
約36db
かなり静か
30db以下
かなり静か
30db以下
静か
未公表
補用品 脱臭フィルター:
約3~6ケ月
4,268円
脱臭フィルター:
約4~9ケ月
6,270円
(2回分)
UVランプ:約1~2年 \9,900円 バイオフレーク:約1年毎\11,000円
UVランプ:約1年毎 \6,000円
フィルター:半年~1年毎
中くらい
 公式サイト

以上の情報から最もマッチする機種が、買って後悔しない「生ごみ処理機」に繋がります。

最後にもう1つ大切なことが、助成金の対象であるか否かです!

自身の住む地方自治体のHPで、候補の機種が助成の対象であるかどうか?を確認しましょう。

5,000円~3万円程の助成が多いようです。購入するお店に制限がある地方自治体もあるので、買った後にもらえなかったという事態は避けたいものです。

生ごみ処理機のよくある質問

Q1.生ゴミ処理機のメリット・デメリットは?

生ごみの発生するキッチンに置いて、生ごみを溜め込まずに、臭いや虫の発生を断つ処理ができます。デメリットはお金がかかることで、乾燥式は比較的安価ですが電気代がかかり、ハイブリッド式は高価ですが電気代は安めです。

Q2.生ごみ処理容器と生ごみ処理機の違いは何ですか?

「生ごみ処理容器」とは、一般的に堆肥を作るための生ごみ処理器の「コンポスト」を指し、屋外に置きます。一方「生ごみ処理機」は、生ごみの減量や臭いを断つことを主目的に生ごみを処理する機器を指します。「生ごみ処理機」には、乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式があり、室内置きや室外置きなどさまざまな機種があります。

Q3.電気式生ごみ処理機のメリットは?

以下の5項目が挙げられます。

  • 生ゴミを都度処理する事で、生ゴミ臭の発生が無くなります。
  • 家庭ごみの約3割、水分70~80パセントの生ごみを減量でき、ゴミ捨てが楽になります。
  • ごみ集積所の生ごみが減ることで、カラスや動物のゴミ荒らしが無くなります。
  • 生ごみが減ることで、ゴミの焼却効率が高まります。
  • 処理した生ごみは堆肥として使え、エコサイクルに貢献できます。

まとめ

生ごみ処理機5つの方式の内、電動式は「乾燥式」「バイオ式」「ハイブリッド式」の3つで、室内で使えるタイプは「乾燥式」と「ハイブリッド式」の2つでした。

キッチンスペースをあまり取らずに設置したい場合は「乾燥式」がおすすめです。

室内に置き場所を確保できて、生ごみを堆肥として有効活用したい場合は「ハイブリッド式」がおすすめです。

まずは方式を選んで、次に機種を絞っていくと、希望に合った生ごみ処理機を選べるはずです。

買って失敗しない為にも、自分の用途に合わせて適切な機種を選ぶことが大切です。