2023年9月16日、サタデープラス(通称サタプラ)で『コーヒーメーカーひたすら試してランキング』の放送がありました。
結果は、1位『ツインバード CM-D457B』、2位は『BALMUDA The Brew』という評価でした。
『ツインバード CM-D457B』は2020年12月のアメトーク!家電芸人で・・・
『BALMUDA The Brew』は、2022年と2021年にアメトーク!家電芸人で紹介されています。
サタプラ2連覇の『ツインバード CM-D457B』と僅差で2位となった『BALMUDA The Brew』。
こだわりを持つ2つのメーカーのコーヒーメーカー、何がどのように異なるのか違いを比べてみました。
コーヒーメーカ選びのご参考になれば幸いです。
•『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の商品特徴
•『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の商品の違い
◆6杯用も有ります。
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』とは?
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の概要を説明します。
『ツインバード CM-D457B』の概要
ツインバードは、新潟県燕市にある昭和26年創業の家電メーカーで、コーヒーメーカーCM-D457Bは、2018年10月に発売されています。
燕三条の匠の金属加工技術による『コーヒーミル刃』を備えた、全自動コーヒーメーカーです。
コーヒーメーカーCM-D457Bの開発に当たっては、コーヒー界のレジェンドで焙煎の神様といわれる、カフェバッハ店主の田口護氏※が監修を行い、プロのハンドドリップを実現するというコンセプトをいち早く取り入れたコーヒーメーカーです。
機能的でシンプルなデザインや、フィルターの上に空間を作るドリップ方式によりコーヒーを淹れる時の香りも楽しむ作法など、本格的なドリップコーヒーマシーンの魅力が多く備わっています。
※【田口護氏プロフィール】カフェ・バッハ店主兼、株式会社バッハコーヒー代表。日本スペシャルティコーヒー協会理事。2000年沖縄サミットにて各国の首脳たちが集う晩餐会の締めくくりを飾るコーヒーにバッハ・ブレンドが選ばれ、好評を博す。2015年NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。世界からレジェンドと評される。
引用:TWINBIRD公式ページ
バルミューダのコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」の概要
2021年10月に発売された「ストロング&クリア特別な一杯をお届けするコーヒーメーカー」を謳うバルミューダの『BALMUDA The Brew』。
『BALMUDA The Brew』は、ミル機能を搭載しないドリップタイプのコーヒーメーカーです。独自の抽出方法「Clear Brewing Method」が特長です。
ドリッパーを経由せず、サーバーに直接つながる注湯口をつかった「バイパス注湯」と、従来のコーヒーメーカーにはないレベルの緻密な温度制御や正確なドリップを組み合わせた抽出方法です。
本体カラーはブラックで、どの角度から見ても美しいデザインです。置くだけでおしゃれなキッチンになりますね。横幅は約14cmとスリムな設計なので、キッチンだけでなく、テーブルやカウンターなど好きな場所に置くことができますよ。
オープンドリップ式なので、コーヒーを淹れる過程も楽しめます。コーヒーにとって香りも重要。淹れたての豊かな香りが楽しめます。
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の商品スペック比較
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の商品スペックと機能を比較します。
スペック比較
まずは、違いを比較しやすいように。、スペックを表で比べてみます。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
公式サイト価格 (税込) |
42,777円 | 59,400円 |
市場価格 (2023年9月中) |
約32,500円~43,000円 | 約45,000円~60,000円 |
カラー | ブラック | ブラック |
本体寸法 | 幅160x高さ360x奥行335mm | 幅140×高さ379×297mm (取っ手含む) |
本体重量 | 4.1㎏ | 約3.4kg |
ミル機能 | 有り:3段階(細・中・粗) | 無し |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz | AC100V 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 製品全体:610W ミルのみ:40W |
1450W |
電源コード長さ | 1.4m | 1m |
見た目と大きさ・重量
『ツインバード CM-D457B』はブラック基調の直線的でスイッチもダイヤル式の機能的でシンプルなデザイン。
『BALMUDA The Brew』は同じくブラックながら、直線と曲線を絶妙なバランスで組み合わされたシックで洗練されたデザイン。
と、両社コーヒーマシンとしての独特なたたずまいを見せています。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
本体寸法 | 幅160x高さ360x奥行335mm | 幅140×高さ379×297mm (取っ手含む) |
本体重量 | 4.1㎏ | 約3.4kg |
ミル機能 | 有り:3段階(細・中・粗) | 無し |
大きさは、『ツインバード CM-D457B』は『BALMUDA The Brew』より幅で+20mm・奥行きで+38mmあるものの、高さは19mm低めです。
重量は、『ツインバード CM-D457B』が4.1㎏で、『BALMUDA The Brew』の約3.4kgよりも、約700g重たくなっています。
重量やサイズの大きさは、『ツインバード CM-D457B』にはミルが搭載されている事によるものだと推察されます。
消費電力
消費電力は、『ツインバード CM-D457B』が610Wと『BALMUDA The Brew』1450Wの半分以下となっており、少ない電力でコーヒーを淹れる事ができます。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz | AC100V 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 製品全体:610W ミルのみ:40W |
1450W |
抽出容量
コーヒの抽出最大容量は、『ツインバード CM-D457B』が450㎖(3カップ)、『BALMUDA The Brew』は360mlと、『ツインバード CM-D457B』の方が90ml多く抽出できます。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
最大容量 | 450㎖(3カップ) | 360ml |
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の機能比較
続いて『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の機能の比較です。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
抽出方法 | ドリップ式 | ドリップ式(バイパス注湯) |
ペーパーフィルター | 台形型フィルター 3~5杯用(サイズ102) |
円錐型フィルター 1~4杯用又は2~4杯用 |
モード/テイスト | 抽出温度:2段階(83℃、90℃) | REGULAR、STRONG、ICED、 |
抽出杯数 | 1杯・2杯・3杯 :約150㎖・約300㎖・約450㎖ |
1杯・2杯・3杯 REGULAR:約120㎖・約240㎖・約360㎖ STRONG:約120㎖・約240㎖・約360㎖ ICED:約75㎖・約150㎖・約225㎖ |
抽出時間 | 湯沸かし:約5分 ドリップ:約7分 (ミル動作と湯沸かしは 平行動作可) |
約4〜7分 ※モードや気温に よって異なります |
サーバー | ガラス | ステンレス(真空二重構造) |
ミル機能 | あり ミル動作:最長5分 |
なし |
抽出方法と注湯方式
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
抽出方法 | ドリップ式 | ドリップ式(バイパス注湯) |
コーヒーの抽出方式は、『ツインバード CM-D457B』・『BALMUDA The Brew』共にペーパーフィルターを用いたドリップ方式です。
『ツインバード CM-D457B』は、6つの穴からハンドドリップの様に内側に注湯する方式が取られています。
『BALMUDA The Brew』は、5つの穴から0.2ml単位で注湯がコントロールされ、抽出の後半はドリッパーへの注湯が止まり、サーバーにお湯を直接注ぐ『バイパスドリップ式』が採用されています。
ペーパーフィルター
どちらも紙フィルタータイプですが、形は異なっています。
『ツインバード CM-D457B』は台形型のフィルター、3~5杯用(サイズ102)です。
『BALMUDA The Brew』は、円錐型のフィルター1~4杯用又は2~4杯用が採用されています。
抽出モード
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
モード/テイスト | 抽出温度:2段階(83℃、90℃) | REGULAR、STRONG、ICED |
『ツインバード CM-D457B』は83℃と90℃の2段階の抽出温度に分かれています。
83℃は監修の田口氏が推奨する、豆本来の味を引き出し雑味の無いまろやかなコーヒーを淹れる温度とされており、90℃はカフェオレやアイスコーヒーにオススメなコクや風味を引き出す設定として設けられています。
一方、『BALMUDA The Brew』は、REGULAR、STRONG、ICEDと分かれており、注湯間隔やバイパス注湯の有無で、淹れ方がコントロールされています。
抽出温度とバイパス注湯が両モデルの異なるポイントと言えます。
抽出杯数
抽出杯数は、両モデルとも最大3杯で、『ツインバード CM-D457B』が1杯当たり約150ml、『BALMUDA The Brew』が1杯当たり約120mlの設定となっており・・・
最大では『ツインバード CM-D457B』は450mlと、『BALMUDA The Brew』よりも90ml多く淹れる事ができます。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
抽出杯数 | 1杯・2杯・3杯 :約150㎖・約300㎖・約450㎖ |
1杯・2杯・3杯 REGULAR:約120㎖・約240㎖・約360㎖(バイパス注湯あり) STRONG:約120㎖・約240㎖・約360㎖(バイパス注湯なし) ICED:約75㎖・約150㎖・約225㎖ |
抽出時間
『ツインバード CM-D457B』・『BALMUDA The Brew』共に、ドリップの時間は最大で約7分となっているので、ほぼ同じですが・・・
『ツインバード CM-D457B』は湯沸かしに約5分必要となっているので、12分必要となります。
但し後述するミルの時間が5分必要な為、豆を挽く間に湯沸かしは完了します。したがって、待ちぼうけ感は無さそうです。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
抽出時間 | 湯沸かし:約5分 ドリップ:約7分 |
約4〜7分 ※モードや気温に よって異なります |
サーバーの違い
『ツインバード CM-D457B』のサーバーはガラス製で、本体の保温プレートで70℃に保温される仕組みとなっています。
一方『BALMUDA The Brew』は、ステンレス製の真空二重構造サーバーで保温される仕組みです。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
サーバー | ガラス | ステンレス(真空二重構造) |
ミル機能
『ツインバード CM-D457B』と『BALMUDA The Brew』の最大の違いは・・・
『ツインバード CM-D457B』にはミル機能が付いていますが、『BALMUDA The Brew』にはミル機能がありません。
『ツインバード CM-D457B』は、燕三条製のミルカッターで豆を挽いて自動でコーヒーを淹れる事が可能です。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
ミル機能 | あり ミル動作:最長5分 |
なし |
操作音
『ツインバード CM-D457B』は操作中の単体動画は見つかりませんでしたが、ツインバードの公式Youtubeで一瞬操作音が聞こえます。(2:20のタイミング)
『BALMUDA The Brew』では運転中、古時計の振り子の音をイメージした音が流れます。音でも楽しめますね。
テレビ番組『サタデープラス ひたすら試してランキング コーヒーメーカー』での評価比較
2023年9月16日放送の『コーヒーメーカーひたすら試してランキング』では、『ツインバード CM-D457B』が46点で1位、『BALMUDA The Brew』が45点で2位と僅差でした。
このレベルであれば、味の好みの差なども考えると、あまり違いが無いのかもしれません。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
サタプラ総合評価点 | 1位:46点(50点満点) | 2位:45点(50点満点) |
機能性 | 9 | 8 |
味の良さ | 10 | 9 |
香りの良さ | 10 | 10 |
操作性 | 9 | 9 |
手入れのしやすさ | 8 | 9 |
価格面での比較
2023年9月中時点での市場価格は、『ツインバード CM-D457B』が約32,500円~43,000円、『BALMUDA The Brew』が約45,000円~60,000円となっています。
『ツインバード CM-D457B』の方が約13,000~17,000円程、『BALMUDA The Brew』よりもお安くなっています。
『ツインバード CM-D457B』には高性能なミルも搭載されている事を考えると、コスパの面では『ツインバード CM-D457B』が高い感があります。
一方の『BALMUDA The Brew』は、操作音やコーヒーを淹れる時の様子、おしゃれなデザインなど、五感に訴えかける魅力があります。
品名 | ツインバード 全自動コーヒーメーカー |
BALMUDA The Brew |
型番 | CM-D457B | K06A-BK |
公式サイト価格 (税込) |
42,777円 | 59,400円 |
市場価格 (2023年9月中) |
約32,500円~43,000円 | 約45,000円~60,000円 |
まとめ
『サタデープラス(通称サタプラ)』で、『BALMUDA The Brew』はどの様に評価されるのか?楽しみでしたが、結果は僅差で2位と、なるほどとも思える評価でした。
『BALMUDA The Brew』は、アメトーク!家電芸人で2回も登場するほどの、こだわりのコーヒーメーカーです。
その『BALMUDA The Brew』を上回り、2020年に続く2連覇の『ツインバード CM-D457B』は、商品内容を見てみると、ただモノでは無い感じが良く分かりました。
この2機種、どちらを選んでもおいしいコーヒーを飲めそうですね!予算とミルの有無とデザインの好みで決めても後悔は無いのではないでしょうか・・・
本記事が、魅力的なコーヒーメーカー選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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