2022年6月に東芝の真空圧力IH炊飯器『炎匠炊き』が2022年型RC-10VSTにモデルチェンジします。
わが家では、2020年3月から東芝炊飯器RC-10VSPを使用しているので、その進化具合が気になるところです。
そこで、2021年型RC-10VSRから、2022年型RC-10VSTの仕様がどう変わったのかを纏めてみました。
東芝真空圧力IH炊飯器の購入を検討されている方の、参考になれば幸いです。
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2022年モデル、東芝RC-10VSTとは
2022年モデルの東芝RC-10VSTは、2022年6月に発売の予定です。
2021年モデルRC-10VSRからの変更点は、銘柄炊き分け機能(5銘柄)が追加されています。
使ってみての、東芝の真空圧力IH炊飯器『炎匠炊き』の特徴は、
・ご飯の粒が立っており、炊きあがりのコメ粒の食感が良いこと。
・真空保温での風味の劣化が無いこと。
・裏ブタが洗い易く、掃除がし易い事。
です。
唯一、真空圧力の為のふたの密封性により、ふたのプッシュボタンを押しての開閉がやや渋い感じがある事と、ふた上面のタッチスイッチの反応が良いため、開閉時に軽く触れただけで炊飯スイッチが入ってしまう事が時折有る点が、気になる点です。
しかし、間違えてスイッチが入っても、すぐに気づくので、大事に至ることはこれまで有りません。
総合的には、別記事の『【炊飯器炊き比べ】パナソニックから東芝製真空合わせ炊きへの買い替えレビュー』で購入初期にアップした通り、パナソニック『おどり炊き』からの買い替えでの不満は今のところありません。
2022年モデル、東芝RC-10VST(新)進化のポイント
スペック比較
2022年モデルになって何が変わったのか?スペックを表で比較してみます。
(引用 東芝機種HP)
2022年モデル | 2021年モデル | 2020年モデル | |
東芝 RC-10VST(新) | 東芝 RC-10VSR(前) | 東芝 RC-10VSP(旧) | |
外観 | |||
発売 | 2022年6月 | 2021年6月 | 2020年8月 |
最大炊飯容量 | 1.0L(約5.5合) | 1.0L(約5.5合) | 1.0L(約5.5合) |
炊き技 | 炎匠炊き | 炎匠炊き | 炎匠炊き |
内釜 | 鍛造かまど銅釜 | 鍛造かまど銅釜 | 鍛造かまど銅釜 |
コーティング内面 | ダイヤモンドチタンコート | ダイヤモンドチタンコート | ダイヤモンドチタンコート |
気圧コントロール | ・真空 0.6~(保温時0.7) ・圧力 1.05気圧 (圧力可変) |
・真空 0.6~(保温時0.7) ・圧力 1.05気圧 (圧力可変) |
・真空 0.6~(保温時0.7) ・圧力 1.05気圧 (圧力可変) |
浸し | 真空ひたし | 真空ひたし | 真空ひたし |
保温時間 | 真空保温 白米40時間 | 真空保温 白米40時間 | 真空保温 白米40時間 |
消費電力 | 1420W | 1420W | 1250W |
1回あたりの 炊飯時消費電力量(Wh) |
176.7(エコ炊飯) 189.8(本かまど おすすめ) |
176.7(エコ炊飯) 189.8(本かまど おすすめ) |
176.7(エコ炊飯) 189.8(本かまど おすすめ) |
1時間当たりの 保温時消費電力量(Wh) |
14.3(エコ炊飯) | 14.3(エコ炊飯) | 14.3(エコ炊飯) |
炊飯コース/時間 | 本かまど(炊き分け)5通り 27~57分 狙い炊き(炊き分け)3通り 30~50分 エコ炊飯 40~50分 甘み炊き 65~75分 早炊き 18~28分 |
本かまど(炊き分け)5通り 27~57分 狙い炊き(炊き分け)3通り 30~50分 エコ炊飯 40~50分 甘み炊き 65~75分 早炊き 18~28分 |
本かまど(炊き分け)3通り 30~60分 狙い炊き(炊き分け)3通り 30~50分 エコ炊飯 45~50分 甘み炊き 65~75分 早炊き 18~28分 |
外形寸法:幅×奥行×高さ (mm) |
269×330×226 | 269×330×226 | 269×330×226 |
本体質量(kg) | 約5.4 | 約5.4 | 約5.4 |
2022年モデルのRC-10VST(新)は、2021年モデルのRC-10VSRからスペック面での変化はありません。
(2021年には、2020年モデルから消費電力が1250W(旧)⇒1420W(新)にアップしていました。ただし、1回あたりの炊飯時消費電力量には変化は有りません)
機能比較
炊飯機能では、
1.『多段階火力調整』機能が、加わりました。
2.お米の銘柄炊き分け機能が追加されました。銘柄は5銘柄で「こしひかり」「ひとめぼれ」「ひのひかり」「あきたこまち」「ななつぼし」です。
2021年の1つ上のモデルRC-10VXRで搭載されていた、7銘柄炊き分け機能のうち「ゆめぴりか」「つやひめ」を除く、5銘柄が搭載されています。
2022年モデルのRC-10VST(新)は、お米の特性に合わせた炊き分けを備えた事で、より手軽に美味しいご飯を炊けるように進化しています。
モノ比較
外形寸法
サイズ・重量には変化が有りません。
外観
2022年モデルでは、2021年モデルでふたに印刷してあった商品名『炎匠炊き』が無くなって、スッキリとしています。
ふたのタッチパネルスイッチには変化は見られません。
内釜・内ふた
洗い易いシンプルな形状の内ふたにも変化は無いようです。
同様に、内蔵蒸気口にも変化は見られません。
結果、物理的な変化は、ふたのラベル印刷以外には見られない様です。
2022年モデル、東芝RC-10VST(新)のまとめ
2022年モデルRC-10VST(新)は、お米の銘柄での炊き分け機能を搭載する事で、その特徴をさらに向上させました。
2021年モデルのRC-10VSR(前)でも十分満足の得られる商品であったので、その満足度にも向上が期待できます。げん
一方販売価格面では、2021年モデルは販売終了により、4月の最安2.5万円レベルから、5月の半ばになって一気に最安でも3.2万円超えと販売価格が上がっています。
2022年モデルRC-10VST(新)は、6月に入っての発売なので、5月中時点での4.4万円程の価格では、購入待ちが良いと思われます。
2022年モデルの価格比較が出来る様になったら、リンクを追加していきたいと思います。