『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つ番組です。
これまでに『東芝 スティック掃除機』は、2016年12月の家電芸人で『VC-CL1300』というモデルが土田晃之さんから紹介されています。
最新の後継モデルは、2023年9月上旬発売の『VC-CLX52』です。
当記事では、最新の2023年モデル『VC-CLX52』は前年2022年モデル『 VC-CLX51』からどう違って?何がどう変わったのか? 特徴を比較して纏めてみました。
『東芝 スティック掃除機』選びの、ご参考となれば幸いです。
- 『トルネオ コードレスVC-CLX52』と『VC-CLX51』の商品概要
- 『トルネオ コードレスVC-CLX52』と『VC-CLX51』の口コミと評判
『トルネオ コードレスVC-CLX52』の概要
『VC-CLX52』は、2023年9月発売予定の、東芝スティック掃除機の上級モデルです。
これまで『VC-CLX5○』モデルは東芝の最上級モデルだったのですが、2023年9月からは『VC-CLX72』が登場して、上から2番目のモデルになりました。
(『VC-CLX52』と『VC-CLX72』の違いは、別記事にまとめます。)
2016年の家電芸人で紹介された『バーティカルトルネードシステム』によるパワフルな吸引能力と、髪の毛の絡まない『からみレス自動ヘッド』、1.5kgの軽さ、を兼ね備えた、スティック掃除機として着々と進化してきています。
2023年モデルで、は何が進化してきたのか、まずはスペックから確認していきます。
スペック比較
2023年モデルになって何が変わったのか?スペックを表で比較してみます。
(引用 東芝機種HP)
機種 | 2023年9月 VC-CLX52 |
2022年9月下旬 VC-CLX51 |
画像 | ||
市場価格 (2023年8月) |
約75,000~82,000円 | 約39,500~45,000円 |
カラー | ストームグレー | ボルドーブラウン シャイニーシルバー |
集じん容量 | 0.13L | 0.13L |
ごみ圧縮機能 | ● | ● |
運転時間 |
標準:約30分(約35分) 自動:約10分~20分 強:約8分 |
標準:約35分(約40分) おすすめ:約20分 強:約10分 |
充電時間 | 約2.5時間 | 約2.5時間 |
バッテリーの 種類 |
着脱式リチウム イオンバッテリー |
着脱式リチウム イオンバッテリー |
コードレス スティックの 製品サイズ ( 幅 x 奥行 x 高さ ) |
228× 180 x 1070mm | 228× 180 x 1070mm |
コードレス スティック 標準重量 |
1.6kg | 1.5kg |
使いやすさ | らくわざフリーグリップ | らくわざフリーグリップ |
ヘッドの タイプ |
||
センシング | 床見極めセンサー plus | ー |
付属品 | 付属品収納スタンド ピカッとライト ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター |
スタンド ピカッとライト ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター |
発売日 | 2023年9月 | 2022年9月上旬 |
2023年モデルVC-CLX52と2022年VC-CLX51の違い
見た目とサイズ・重量での違いを比較
2023年モデルの『VC-CLX52』は、モデル型番が2022年『VC-CLX51』と連番で有る上に・・・
ぱっと見には本体形状は同じで、製品サイズも集じん容量も同じなので、2022年モデルからは年式変更のモデルチェンジと思われますが・・・重量が0.1kg増えています。
ボディーカラーは、2022年モデルでは2色あった『ボルドーブラウン・シャイニーシルバー』から2023年は『ストームグレー』1色に切り替わっています。
本体部分を拡大してみてみると、『VC-CLX52』はスイッチの部分の色が黒くなっていたり、ダストボックスがスモーククリアになるなどの変化やクリップ部分の形状など、ディテールに変化が見られます。
年式変更ながら、細部に手の入った改良がおこなわれている様です。
では詳しく、機能面でのスペックを見ていきましょう。
機能&スペックの違い
2023年モデル『VC-CLX52』と『VC-CLX51』のスペックを比較してみると、集じん容量やバッテリー充電時間などは、2022年モデルから変化は有りませんが、吸引機能で、いくつかの進化が見られます。
『自動』モードと『床見極めセンサー plus』の新搭載
本体のスイッチが2022年『VC-CLX51』の《おすすめ》から、2023年『VC-CLX52』では《自動》に変わっています。
これは床面に合わせて吸引力とブラシの回転スピードを自動で制御する『床見極めセンサー plus』搭載によるもので・・・
フローリングでは吸引力と回転スピードを落としてゴミの弾き飛ばしを抑えながらゴミをしっかりと吸引。
じゅうたんでは、奥のゴミをかき出して吸引する為、ブラシの回転を上げて吸引力も高めてしっかりと吸引してくれます。
床の状況に合わせて、最適なコントロールを行って掃除をしてくれるので、バッテリー消費も効率的で、ムダのないお掃除が出来ます。
運転時間
2023年『VC-CLX52』の運転時間は、2022年『VC-CLX51』から、標準で約5分・強で約2分短くなっており、自動では約10分~20分と幅のあるスペック表記に変わっています。
自動の場合は、ヘッドブラシの回転や吸引力に変化がある為の幅だと推察できますが、標準の5分と強の2分短くなった点は、資料からでは不明です。(運転プログラムの変更によるものでしょうか???)
新構造ダストカップの採用
ダストカップをつまむだけで外すことのできる、『つまんdeポイ!』が採用されて、ダストカップの色も、スモーククリアに変わりました。
さらに、『トルネードプレス』で圧縮されたゴミを捨てる時に舞ってしまう細かいホコリを、『粉ゴミポケット』に集める新機能を搭載。粉ゴミを舞い上げずにゴミ捨てできる様に進化しています。
付属品収納スタンドの採用
付属する機能ブラシ等は、『ふとん用ブラシ』『丸ブラシ』『すき間ノズル』『お手入れブラシ』と変わり有りません・・・が
2023年『VC-CLX52』では、これらの付属ブラシを、スティック掃除機本体のスタンドに収納できる様にスタンドが刷新されており、付属ブラシが使いやすくなっています。
2022年『VC-CLX51』から、2023年『VC-CLX52』への継続機能
からみレス自走ヘッド
画像では、ブラシの色が違って何か変わっている様にも見えますが、試験結果は2機種とも下記の同じモノがHPに掲載されており、名称・機能とも同じ様です。
【試験方法】人毛(長さ25~40cm)0.25gを3畳のフローリングにランダムに撒き、強運転で掃除機をかける。これを10サイクル行う。【試験結果】回転部のブラシ毛へ絡みつく毛量が1サイクルにつき1%以下。
ぴかっとライト
『VC-CLX52』では床などの掃除ヶ所を照らす『ライト』が、取り外し可能な付属品として『VC-CLX51』同様に装備されています。
これにより、ヘッドやブラシ・ノズルといった、どの様な先端アタッチメントでも使える装備のライトになっています。
まとめ
2023年モデルの『VC-CLX52』は、2022年の『VC-CLX51』の年式変更モデルとして、『自動モード』や『床見極めセンサー plus』など、2023年のトレンドに合った機能アップの変更が盛り込まれています。
2023年モデル『VC-CLX52』のスタート価格は8万円近辺です。
一方の2022年『VC-CLX51』は型落ちモデルとなる為、2023年8月時点で最安は4万円を切るところまでの安値圏に入っています。
機能アップした2023年モデル『VC-CLX52』も魅力ですが、軽くてパワフルな2022年『VC-CLX51』を検討していた場合は購入のチャンスとなります。
家電芸人で紹介されるモデルは、特徴と魅力が明快で購入の参考になります。
この記事が、東芝トルネオ検討のお役に立てば幸いです。
最後まで、お読み下さりありがとうございました。
◆2022年9月発売モデル VC-CLX51